Kindle本-出版しました

Hyosi

やっと完成しました。
がん患者のためのインターネット活用術

最初にお断りを。
この本には治るための必殺技とか、「魔法の弾丸」のような代替療法、これでがんが必ず治る、というようなことは書いてありません。どうすれば悪徳な広告に騙されずに、信頼のおける情報に早くたどり着けるのか、集めた情報をどのように整理し、活用するのかというパソコンのスキルとノウハウを紹介した本です。私が10年間実行し、がんとの闘いに役立つと確信しているスキルを”惜しみなく”紹介しています。

Kindle端末を持っていなくても、パソコンやスマホで読むことができます。

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2017年6月 5日 (月)

第6回『すい臓がんカフェ』を開店します。

Kaiten

【日 時】2017年6月25日(日) 13:10~16:30 (開場12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分
       Luz大森 4階 入新井集会室
【参加費】300円
【定 員】120名
【講 演】木下義高『膵臓がんから10年、私はこう闘った
          ~治るための考え方とやったこと~』(仮題)

【交換会】患者さん同士の情報交換

申込みの受付は、①6月2日(金)20時~ 60名
        ②6月4日(日)  8時~ 60名で募集します。

参加を希望される方は、こちらのオフィシャルサイトから申込みをお願いします。

※定員ぎりぎりで募集しますので、参加申込みのない方が当日直接来られても参加はお断りいたします。

2017年5月26日 (金)

今日の一冊(73)『ここまできた重粒子線がん治療』

ここまできた重粒子線がん治療 重粒子線治療だけではなく、一般の放射線治療と陽子線、重粒子線治療の違い、重粒子線治療の特徴が、これまで出版された書籍よりも、より詳しく書かれています。

患者としては混乱しやすい専門用語、

  • トモセラピー:強度変調放射線治療(IMRT)の装置名。直線加速器(リニアック)からの高エネルギーエックス線を使う
  • 定位放射線治療(SRT):コバルト60の放射線を物理的に線量を集中させる「高精度照射技術」を使った治療法。その専用装置が「ガンマナイフ」
  • サイバーナイフ:画像処理技術との融合で患者の呼吸に合わせて照射野を移動させる「動体追尾放射線治療」の装置名称
  • 呼吸同期照射、画像誘導放射線治療(IGRT)

など、開発の歴史と概略が解説されています。

重粒子線の特徴も詳細に書かれていますが、膵臓がん患者にとっては、膵癌の腫瘍内部は低酸素状態になっているために、通常の放射線では効果が限定的です。しかし、重粒子線は拡大ブラッグピークという現象もあって、膵癌の腫瘍細胞を効果的に死滅されることができるのです。

たくさんの患者さんたちのインタビューは、実際の治療を受けた患者ならではの感想、実態が分かるに違いありません。

『すい臓がんカフェ』でも講演された林さんのインタビューも載っています。「がんとの戦いは、とにかく情報収集。総括的に見て、情報を取って、優先順位を決める。それがすごく大事です。」との言葉は、余命1年を宣告されながらも、抗がん剤治療を拒否して重粒子線治療を選択した林さんならではの重い言葉です。

がんとの戦いは情報戦。情報が命を救い、人生を変えることもあるのです。

2017年5月24日 (水)

HBMの勧め

虎の門病院臨床腫瘍科 高野利実先生の著作『がんとともに自分らしく生きる』は以前に紹介しましたが、先生ご自身が著作とHBM(Human-Based Medicine)について書かれています。

市民のためのがん治療の会
Human-Based Medicine(HBM)とは『がんとともに、自分らしく生きる』

ここでは、HBM実践のための15箇条を紹介します。
    ① 医療は自分のものであると心得る
    ② 生老病死ときちんと向き合う
    ③ 自分の想い、価値観や大事にしていることを医療者や家族に伝える
    ④ 治療目標を明確にし、医療者や家族とも共有する
    ⑤ イメージに惑わされず、うまく情報の波に乗る
    ⑥ 最低限のエビデンスとEBMのルールを知る
    ⑦ リスクとベネフィットのバランスを考える
    ⑧ 自分にプラスとなる治療を受け、マイナスになる治療は受けない
    ⑨ 医学の進歩と限界を知る
    ⑩ 緩和ケアを積極的に活用する
    ⑪ 医療者や家族とよく語り合う
    ⑫ しんどいときは、まわりに頼る
    ⑬ がんとうまく長くつきあう
    ⑭ 希望を持って生きる
    ⑮ 自分なりの幸せをめざす

どれも大切なことですね。②はなかなか達観することは難しいにしても、いずれ訪れる「死」に対して、自分なりの価値観で整理しておくことです。私は良寛や老子など多くの先達に教えられました。

⑧も言うや易く行うは難し、でしょうか。副作用を我慢して最期の最期まで抗がん剤を打ち続ける。

がんであっても、自分なりの幸せを見つけ、充実した時間を過ごしたいものです。

2017年5月22日 (月)

Win10にアップグレードでパソコン復調

デスクトップPCがしょっちゅうフリーズしていたのだが、先週Windows10にアップグレードしたら、調子が良くなった。

昨年のWindows10への無償アップグレード期間中に、マイクロソフトのお節介に反発しながらも、一度10にアップグレードして再び7に戻してあった。こうすれば個別のPCのライセンス・プロダクトキーがマイクロソフトに送信されて、無償アップグレード期間後でも再アップグレードが無料でできる。(こんな面倒なことをやっている人は少ないだろうなぁ)

これを利用して、すんなりとWindows10に無償アップグレードができた。フリーズがほとんどなくなったが、イマイチ動作が不安定。どうやらKORGの USB DAC DS-DAC-100m のドライバーが原因らしいと思えたので(こいつが直近に追加した周辺機器なので)、ドライバーを再インストールしたら快適に動作している。

問題は、2008年に買ったキヤノンのスキャナーLide 200のドライバーがOS 8.1までにしか対応していないこと。ダメモトでと、OS8.1 64bitのスキャナドライバーとスキャナアプリMP Navigator EX Ver. 2.05 をインストールしたら、問題なく動いている。

やよいの青色申告はWindows10対応に買い換えたので、これで動作しないアプリはなくなった。

やれやれである。

2017年5月19日 (金)

臨床試験の「治療開発マップ」

日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)では「治療開発マップ」をホームページに掲載しています。

このマップは、臨床試験を実施しようと計画している医師たちが、重複がないように利用するためのものですが、がん患者にとっても、今どのような臨床試験が行われているのか、考える上で参考になります。

16の専門領域別に、主ながんの種類ごとに作成されています。膵臓がんについては、対象を、

  1. 切除可能
  2. Borderline Resectable(切除限界)
  3. 局所進行
  4. 遠隔転移再発

に分類し、それぞれに「標準治療」「JCOG試験」「他組織の試験」「適用外薬」と分けられています。

20170519007

これを参考にして、がん情報サービスの「がんの臨床試験を探す」や、「臨床研究情報ポータルサイト」で検索して詳細を知ることができます。

自分が参加できる臨床試験かどうかは、まず主治医に聞いてみましょう。患者本人の進行度、体の状態、これまで受けてきた治療などを一番よく分かっているのはあなたの主治医だからです。

も参考にしてください。

«緑茶のカテキンが膵臓がん幹細胞の機能を阻害する

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