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2007年6月19日 (火)

癌で死ぬことはそんなに悪いものじゃない

33694 いまや日本人の男性なら2人に一人、女性は3人に一人は癌で死ぬといいます。 癌治療が進歩しているにもかかわらず、癌で死ぬ割合が増えているのは、他の病気で死ぬことが減少して結果的に寿命が延びていることが主な原因でしょう。

同じ人が二度も癌になる例は、昔なら医学誌に症例として紹介されるほどまれなことだったのですが、最近では珍しくありません。つまり癌は治る病気になってきたので、最初の癌が治った人が何年後かに別の癌になるということになるのです。

人の寿命はせいぜい百年です。いずれは死ぬ--人生において唯一これだけは確かなことですが、さて、私ならどんな方法で死ぬことを選ぶだろうかと考えてみたこともあります。

交通事故は嫌ですね。二十歳のころに交通事故で九死に一生を得た経験がありますし、弟もバイク事故でなくしていますが、突然死ぬんですから、これは嫌です。

自殺-中高年の自殺は経済的理由、リストラなどが主な原因でしょう。これは社会的な殺人と言ってもよいものです。儲けと効率一辺倒のこの日本がどうして「美しい国」なんかであるものでしょうか。自殺という名の”殺人”で死ぬこともお断りです。

長生きして老衰で眠るように死ぬのが一番だという考えも多いようです。ぽっくりと死ぬことを望む心境はよくわかります。苦しまないし、家族に介護の 負担をかけずにすみます。父が93歳で他界しましたが、在宅介護をしていた期間は本当に大変で、ついつい心の隅では早く死んでくれることを望んでいる自分 を見つけて嫌な気持ちになります。しかしぽっくりと死ぬ幸運はめったにあるものではありません。癌になった家族に対して「早く死んでほしい」という気持ち になることも少ないはずです。

と考えてみると、人は何かで死ぬことが避けられないのなら、癌で死ぬことはそんなに悪い「何か」ではないような気がします。何よりも余命がわかっていればある程度の準備をすることができます。悪質な介護業者に当たる不安など考えずに病院で最後まで面倒を見てもらえます。 癌は伝染病ではないですから、周囲や家族に伝染するのではないかと心配する必要もありません。最近は緩和治療も進んでいますから、昔のように末期がんでひどい痛みに苦しむということもなくなってきたようです。

所詮は「自殺」以外は、何で死ぬかを選択することはできないのですが、少なくとも癌を何か特別なことのように考えないで、人の死因のひとつに過ぎないと考えて、癌だとわかったら最善を尽くすこと、これもひとつの生き方でしょう。

明日は癌研で残った検査がある。

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