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2010年4月

2010年4月27日 (火)

中村祐輔教授、国立がん研究センター研究所所長に

Biotechnology Japanにこんな記事がある。

「患者さんが絶望するがんセンターではなく、患者さんに希望を与えるようながんセンターになるように、研究所は縁の下の力持ちとなって支援する」

 金曜日の夜、辞令が交付されたばかりの、国立がん研究センター研究所の中村祐輔所長とインタビューを行いました。2時間もインタビューしましたが、結論は冒頭の発現に凝集されています。NHKの朝のニュースにも登場する中村所長に本当に縁の下の力持ちとなるのか?と念押ししましたが、堅い決意を示していました。

 従来の基礎研究と臨床研究が乖離していた状況を、何とか変革して、新しい抗がん剤や治療法の開発に貢献する旗を掲げました。マウスの研究に終始するのではなく、患者さんに成果を返還するトランスレーショナル創薬と、患者毎の遺伝的背景やライフスタイルに応じた個の医療を実現を目指すと、抱負を語りました。

 抗体医薬や分子標的医薬で全敗(アクテムラを除き)してしまった我が国の製薬産業に、喝を入れる新しい研究の流れが、独立行政法人となった国立がん研究センターの研究所から発せられることを期待したいと思います。勿論、国立がんセンターの研究所は歴史もあり、人員も研究員100数十人、総員200 人程度の研究所が一体、新しいミッションに対して、どう心を揃えて動き出すかは、そんなに簡単なことではないでしょう。中村所長の奮闘に期待したいと思います。

 ベンチャーの活用が鍵を握っています。中村所長もオンコセラピーというベンチャー企業の創業者であり、研究所長なのか?ベンチャーの役員なのか? という利益相反に巻き込まれます。ファイアウォールが絶対必要ですが、「4月1日にオンコセラピーの役員を辞任した」(中村所長)と、身辺整理も行っていました。東大教授との兼任ではありますが、大きな覚悟を持って国立がん研究センターの研究所長に就任したと考えてよいでしょう。

現在の国立がん研究センターを頂点とする標準治療では「患者さんが絶望する」というのは中村教授らしい発言ですね。少なくとも「希望を与える」ような治療法ではない。昨年3月の国立がんセンター主催の講演に招かれた中村教授は「今の標準治療によってがん難民が増えている、私がこのドワクチンを開発しようとした 動機も、標準治療では救えない、再発後はいくつかの抗がん剤が効かなくなると『後はホスピスですね』と言われがん難民になっていく。こうした状況を何とか したいということだったのです。」と発言されたので驚いたものでした。当時の土屋院長も同席していたのですが、国立がんセンターの講演会に招かれて、そのがんセンターの運営方針を批判する勇気のある方だと思った次第です。エビデンス万能、エビデンス至上主義に陥ったら、そこには「失望の文化」が待っている。

ネットにはこんなつぶやきが載っています。

国立がんセンターの友人が研究室に来た。共同研究開始となった。嘉山理事長になり、風通しが良くなったと感じる。以前なら、「誰か反対するから出来ない」みたいな議論が多かった。中村祐輔先生が所長に就任し、これまでの国立がんセンターの研究レベルじゃ、話にならないと実感したのもあるだろう。

友人から「国立がん研究センター研究所のスタッフが、中村祐輔先生に恐々としている」と聞いた。中村先生はシンガポールと米国が招聘を画策した世界的スター。彼の赴任によって、築地が医学研究の情報交差点になる。皆さん、もっと面白くなること請け合い。何しろ、私は彼と働いて面白かった。

2010年4月25日 (日)

ある闘病記「かわもと文庫」

つねづね私は闘病記は読まないと言っている。がんの闘病記はその多くがハッピーエンドに終わらない。最もハッピーエンドで終わるようながんなら闘病記を書こうかという患者はいないに違いないから、必然的に闘病記の主人公がお亡くなりになる。

しかし、河本勝昭さんの闘病サイトはぜひ紹介したい。あまりにも私と考え方、がんに対するとらえ方、闘い方、エビデンスの考え方などが似通っているからだ。

河本 勝昭
1941年、横浜生まれ。東京電力を経て起業、食肉卸売業を始める。その後、会社員に戻り東京テレメッセージなどに勤務。東電時代から本格的に小説を書きはじめ、長編小説『冬の彷徨』を自費出版するなど、執筆を続ける。2000年、自身のホームページ「かわもと文庫」を開設し、書きためていた小説やエッセイなどを発表する。65歳で退職後、スキルス胃がんを発症。以後、ホームページ上で「がんと向き合う」と題した闘病記を連載し、大きな反響を呼ぶ。1年11ヵ月にわたる闘病ののち、2009年1月27日逝去。

65歳のがん治療日記―余命半年。それでも私は幸せだった

これは今月出版された河本さんの闘病記『65歳のがん治療日記―余命半年。それでも私は幸せだった 』のAmazonの紹介文である。登山にデジタル写真に、自然保護や愛犬ムックとの日々を綴ったりと、多彩なエッセイが掲載されている。「世相百断」では辛口の批評を、「憲法9条と自衛隊の現実」「混合診療 誰のための規制緩和か」など、私が書きたくても時間の制約でかけないことが、多く載せられている。

告知を受けたときの河本さんは次のように書いている。

「これは胃がんです。手術をしなければ治りません」

なんともストレートな告知だった。父の肺がんのときには本人に告知ができなくて私はとても苦しんだが、今はこんなふうに簡単に告知する時代になったのだろうか。それとも昨日私が、「そういう状況ですか」とつぶやいてうろたえもしなかったので、告知の予告は済んでいる、この患者はこんなふうにがんを告げても大丈夫、と医師は判断したのだろうか。

「胃がんですか」と私は平静な声で確認した。

「はい、腫瘍マーカーが57と異常に高い数値を示しています。しかしこれまでの診察では明らかな転移の兆候は見られません」

がんになったのはしかたがないが、これはいい情報だ。こういうとき患者は希望的な情報に飛び付いて安心したい。

「どこで手術を受けますか?」と医師は矢継ぎ早に言う。

「こちらでお願いします」

ただ、胃がん・全摘と聞いてもほとんど心に乱れはなかった。自分でも不思議なくらい平静でいられた。どうやら私にはかなりの鈍感力が備わっているようだ。

がんを告知されて動転するのは、死が怖いからだ。がんが死に直結する病気でなければ、人はこれほどがんを恐れない。

たしかに予期せぬことではあったが、こういう状況に立たされて、私には死はさほど恐ろしいものとは思えなかった。

ひとつには、31歳で父を肺がんで亡くして以来、読書や思索、ものを書く作業をとおして、およそ30年以上、私は死についてずいぶん考え続けてきた。この精神作業のおかげで、私にとって死は無縁のものではなく、意識の中ではかなりの程度身近なものになっていた。死をテーマにした長編小説も書いているし、ホームページに作品を掲載するようになってからは死に関するエッセイも何本か書いた。10年以上前にすでにリビングウィルも書いて、家内の同意の判をもらっていつも机の抽斗にしまってある。日常生活の中である程度〈メメント-モリ〉を実践していたといえる。

もうひとつ、私は飛び切りの楽天家である。

2007年3月というと、私が膵がんの告知を受けた3ヶ月前です。その後の治療法についても詳しく書かれているが、瀬田クリニックの免疫細胞療法と抗がん剤治療を合わせて行なっている。ただ「年金生活者には経済的に続けることは困難だ」と理由で途中で中断することになる。河本さんは免疫細胞療法が効いたのだろうと考えている。もちろん証明はできないがとも。スキルス胃癌で手術ができない患者にとって、現代医学では「何も手がない」というのは耐えられないからだ。

最後は町田の梅澤先生の少量抗がん剤治療に最後の望みを託している。梅澤先生とのやりとりや、この治療法を選択した理由や経緯なども詳細に記録されているので、同じ治療法を考えている患者には参考になろう。余命半年と言われたのが2年近く、貴重で充実した宝物のような日々を送ることができたのは、抗がん剤が効いたのか免疫細胞療法か、少量抗がん剤治療のおかげか、それは誰にも分からない。しかし私は、河本さんのがんに対する考え方、死に関する悟りのような心境が一番の要因に違いないと思う。

終末期日記「明日の風」には、死の1ヶ月前に「梅も桜も」と題して

せめて梅の花の咲くころまではと私も家内も思っていたが、西日本からそろそろ梅の便りも聞こえ始めてきた。家内の話だと、我が家の近くにある小さな運動公園でも紅梅が開きはじめてきたという。“梅の咲くころ”はまずクリアできたとみていだろう。
次の目標は桜だ。

がん患者の多くが、私も同じだが、今年の桜をぜひ見たい。そしてその願いが叶ったならば、「来年の桜ももしかして・・・」と希望を抱くのである。普段はなんとはなしに行き過ぎている風景が、あちらにもこちらにも桜色が点在して別世界のようになり、こんなにも多かったのかと吃驚するほどだ。あの淡いピンクに、日本人の魂を惹きつける何かがある。

デジタル文学館 かわもと文庫

次男の方が「かわもと文庫 ~その後~」というブログを立ち上げています。

2010年4月23日 (金)

アイスランドの火山噴火で放射性医薬品が不足

アイスランドの火山噴火でヨーロッパの多くの空港が閉鎖された影響で、海外からの観光客が帰れない、飛行機は再開されたがゴールデンウィーク中は予約が一杯で乗ることができない。また、野菜やチーズなどの輸入ができずに、高級レストランのシェフが困っているなどと報じられている。しかし、影響はそれだけではない。マスコミでは報じられていないが、医療用器材の輸入が止まってがんの検査や治療にも影響が及びそうだ。

乳癌や前立腺癌の転移、脳や心臓の血流を診断する検査には放射性同位元素を使用するものがあり、私も10年前の直腸がんの手術でお世話になった。放射性同位元素は腫瘍組織に集まるという性質を利用して、手術前にそれを腫瘍部に注射し、手術中にはこの同位元素が集まっている部分を残らず切り取るのである。こうして肉眼で確認するよりも確実にがん組織を切除することができる。そのおかげかどうか、再発転移もなしに10年以上経っている。(もっとも別の膵癌になってしまったのであるが)

このように現在の医療は放射性同位元素なしにはまともな検査・手術ができない。その放射性同位元素、テクネチウム99mの原料となるモリブデン99の輸入が止まっている。日本アイソトープ協会のホームページには「【緊急連絡】アイスランドでの火山噴火によるテクネチウム製品の供給変更について」というお知らせが頻繁に掲示されるようになった。これによると、テクネチンキは1施設1バイアルに限定し、緊急の患者のみを対象とするなど、供給が非常に逼迫しているようすが分かる。

テクネチウム99mは半減期が6.4時間と短いので患者の被ばく線量は少なくてすむ。一方で、すぐに減衰するために使用の直前に作ることが必要になる。モリブデン99は絶えずテクネチウム99mを生成しているので、モリブデン99を詰めた容器(Cow 雌牛)からテクネチウム99mを取り出すことを乳搾り(ミルキング)と言う。しかし、モリブデン99の半減期も67時間と短いために、船便では運ぶことができず、航空機に頼ることになる。

私も仕事で放射性同位元素のイリジウム192とコバルト60を扱っている。イリジウム192は、茨城県大洗の日本原子力研究開発機構(旧原研)で作っている。しかしここ10年来、大洗の原子炉が老朽化して、ときどき製造できないことがある。仕方なくカナダから緊急輸入してでも割高な線源を使用せざるを得ない。コバルト60はもともと国内では製造できず、これもカナダからの輸入品を使っていたが、カナダの原子炉もトラブルが多いらしく、最近は必要なものが入手しづらい状態である。そのために、もともと所有しているコバルト60用の容器が使えなくなり、買い換えると数百万円の出費になるという困った状態にある。

全国で1000以上もの病院で年間100万件の核医学検査が行なわれているこの日本で、それに必要な放射性医薬品や放射性同位元素を100%輸入に頼っている状態である。その一方で、世界の多くの国が撤退をした核融合炉「もんじゅ」に多大の金をつぎ込んでいる。日本の原子力政策は、電力エネルギーをまかなうことが中心で、原子力の平和利用のひとつである医療分野、核医学検査にたいしてはほとんど関心がないという、偏った原子力利用政策である。

原発ほどのばかでかい施設がいるわけではないのである。熱を取り出す原子炉ではなく、中性子が取り出せればよいのだから、「もんじゅ」に捨てる金の何分の一があれば、国民の健康を守ることができるのだが、自民党も民主党のまったくその気がない。「安全保障」とは国民の命と財産を守ることだろうに、戦争ごっこの準備をすることだけが「安全保障」だと勘違いしている。ろくな海軍をもたない北朝鮮が攻めてくるはずがなかろうに「抑止力」などという水戸黄門の印籠を掲げてアメリカに湯水のごとくに金をつぎ込むのが「普天間基地の問題」である。そのツケは国民の命の軽視と消費税の増税となって我々に返ってくるに違いない。

政治家の考え方の根本が違っているのだが、そういう政治家が跋扈する日本にしたのも我々である。

マスコミがでっち上げた”政治俳優”である舛添要一も馬脚を現わして自民党を飛び出した。織田信長のつもりだろうが、後に続くのは落選した2人の政治家だけ。鳩山由紀夫を持ち上げたマスコミが、今はバッシングに熱中している。浅知恵の政治家とマッチ・ポンプのマスコミが、日本をだめにする。


<7/22 追記>

(社)日本アイソトープ協会事業本部長の中村吉秀氏が、医療用アイソトープの供給問題、その後の状況、日本における将来の供給体制について書かれています。

テクネチウム-99m放射性医薬品の安定供給の現状と課題

2010年4月20日 (火)

三春滝桜とカタクリの花

三春に行ってきた。城下町三春は、梅・桃・桜が同時に咲くことから名付けられたという。その名を裏切らず、町内では三つの春が同居していた。桜だけでも1万本以上あるらしい。至る所でピンクと白の花の競演に迎えられた。あいにくと土曜日の季節はずれの雪で、滝桜は2分咲きといわれていた。それも心配だし、日曜は大混雑だろうと予想して、鶴ヶ城見物だけして磐梯熱海温泉で一泊。30以上もの趣向の違った湯がある「華の湯」で温泉三昧。

翌月曜に滝桜へ向かった。携帯電話からスマートループデータを受信したカーナビに従って車を進めたが、「滝桜」の看板とは違う道を指示する。いわれるままに進むと、驚いたことに滝桜の駐車場への大渋滞を避けて、別のルートを指示していたらしく、他の車が並んで渋滞した反対方向から駐車場入口に到着した。おかげで並ばずに簡単に駐車できてしまい、申し訳ないやらありがたいやら。二分咲きといわれていたが、暖かい天気のせいだろう、みるみるうちに開花している様子で、5分咲きくらいになってきた。

「カタクリの里」ではちょうどカタクリの花が見頃だった。可憐な花で、先日の雪にも負けずに、堂々と咲いていた。

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滝桜が満開でないのが残念で、 紅枝垂地蔵桜・五斗蒔田桜・不動桜・伊勢桜・忠七桜などの名の知られた桜もまだ蕾だった。往復700キロ走ったが、疲れたというよりも心地よい疲労感が残った。まだまだ元気ながん患者だ。

こうして好きな写真を撮って温泉三昧をしていられるのだから、これ以上の幸せはあるまい。再発や転移を心配したって始まるまい。がんであろうがなかろうが、今ここにある時間を楽しむこと。こんな生活が「がんに効く生活」なんだよとはっきり言える。来週もう一度行こうかなぁ。

2010年4月17日 (土)

土屋医師の本音

明日は三春の滝桜を観に行く予定だが、大雪。開花も遅れている様子。どうなることやら。


前国立がんセンター病院長の土屋了介医師が書いた本。

がん治療を受ける前に知っておきたい55のこと
土屋 了介 奥仲 哲弥
4767809320

国立がんセンター(現在は国立がん研究センター)で2008年に大量の麻酔医が辞職して手術を減らさざるをえなくなったことは記憶に新しい。当時の病院長土屋了介医師はご自身のブログで次のように書いている。

 私はこの3月一杯で辞表を出すつもりです。私が退任を決めたのは、新理事長に嘉山孝正先生が決まったときでした。嘉山先生は私よりも年下ですし、彼がやりにくくて困るだろうと考えたのです。

 いずれにせよ、税金を投入する国民が納得できることを、嘉山先生の決断の下で行うべきです。あと、この病院に足を踏み入れたこともない役人が口を挟むのを許すような真似だけは、絶対にしないでほしいと思います。
自己評価は65点、大掃除が終わっていない
 国立がんセンター中央病院院長として、これまで行ってきたことに対する自己評価は65点です。例えば、世間を騒がせた麻酔科医不足の問題については、人数を集めることはできました。ですが、来ていただいた麻酔科の先生方に気持ち良く働いていただく体制は、まだまだできていません。
 以前おられた麻酔科の先生方が、緩和ケアを行うためにがんセンターを去られたのは間違いありません。ですが「麻酔をかけている際の外科医の態度が悪い」ともはっきりと伺いました。「麻酔科医を手足のようにこき使う外科医が多すぎる」というのです。雰囲気のいい職場ならば、もう少しは残っていただけたのではないでしょうか。
 少なくとも私が現場にいたときは、そのような外科医はいませんでした。もっと現場で指導すべきだったと後悔しています。この点については、嘉山新理事長に引き継ぐ前に“大掃除”をし、刺し違えてでも、辞めてもらうべき人には辞めてもらおうと思っています。
 また、今の副院長、小菅智男先生には感謝しています。魑魅魍魎が集まる世界で、年上の部長にいじめられながらよく耐えてくれました。彼がいてくれたおかげで、私は対外的な働きかけに時間を割くことができましたし、それでがんセンターが独立行政法人化する際の債務負担を減らすこともできました。
 先ほどの話の続きになりますが、小菅先生をいじめていた部長たちを整理してから辞めないと、私は腹の虫がおさまりません。医師同士でも信頼がなければ、的確な医療はできません。「ヒポクラテスの誓い」さえ守れない医師がいるのは非常に不愉快です。そんな医師を排除できなかったのが、私の反省点です。

相当怒ってますね。真相をうかがい知ることはできないが、部長というのは山下直人という方だと言う。「魑魅魍魎」が棲んでいるがんセンターとは、外から見ている患者には驚きだ。

その土屋医師と山王病院の奥仲哲弥医師の共著です。

ガイドラインは、医者と患者さんが、治療方針を考えていくひとつの指針、ツールと考えるとわかりやすい」「ただし、何でもかんでも科学手界根拠に走りすぎるのは考え物です。例えば、少し痴呆がはじまったお年を召した患者さんなら、(放射線を)照射することで痴呆が進行してしまうかもしれないことを心配するべきでしょう。推奨グレードAであっても、それをおこなわないようにするのも医者の裁量です。

ガイドラインの採用されたグレードAが標準治療ではあるが、何でもガイドライン通りにやればいいというものではないし、医者の匙加減が当然あるべきだということ。マクドナルドで10人分を買うのに、レジのアルバイトはいつも決まって「店内で召し上がりますか? お持ち帰りですか?」とマニュアル通りに訊くが、こんな量をひとりで食べられるのか分かりそうなものだ。がん治療だって、患者の状態も斟酌せずにマニュアル(標準治療)のそのまま治療されたら、治る患者も治らなくなってしまうだろう。

「ASCOの功罪。がん難民にならないためには自分自身の”死生観”を確立しておくことが大事。根治が見込めない状態になったとしても、単に社会的弱者の仲間入りをしただけ。がん患者への友人・知人の見舞いは避けるべきであり、特に会社の上司・同僚は、見舞いは遠慮してください。仕事に復帰できるかどうかの見定めに来た会社からの偵察隊にしか見えないものです。」などはうんうんと納得できる。私の場合も見舞いは「来てくれて嬉しい、帰ってくれて嬉しい」というのが本音でしたね。せっかく来てくれた方には悪いけど。来て欲しい方にはこちらから連絡して来てもらったが、「行かなければ悪いのでは?」と考える方が多い。「病気見舞いに行かなければ礼を欠く」というのは、少なくともがん患者には当てはまらないと気づいて欲しいものだ。土屋医師自身も大腸がんになっており、そのときの心境も書いている。

がんの医者でも同じ人間。がんは怖く、もちろん、死ぬのは怖いのです。「受診して、本当にがんだったらどうしよう」とか、「がんかもしれないが、がんでない可能性だってある」などと、あれこれ悩み、それから数日間は眠れない夜を過ごしました。

正直だね。やはり、がんセンターの病院長でもがんは怖いし、死ぬのはもっと怖いのだ。でも私の場合は夜眠れないという経験を一度もしていない。自慢するわけではない。自分でもどうして平静でいられてのかよく分からないのだ。告知を受けても予想したとおりだったから動揺もないし、予定通りチェロのレッスンにいって仕事も普段通りにこなしてきた。ご飯も美味しいし、夜もぐっすりと眠れた。新聞社のインタビューを受けたときも「どうしてですか」と訊かれたが、自分でもうまく説明できない。あれこれとそれらしい理由を並べてはみたが、それに自分が納得しているわけでもない。ま、再発してみればこんな自信はどこかに吹っ飛んでしまうだろうから、あまり触れない方が恥をかかなくてすむだろう。

膵臓がんに関する記述が何カ所かあって、

5年相対生存率は、乳がんと子宮がんが70%以上、胃、大腸が約60~70%、肝臓と肺は25%前後、膵臓がんと総胆管がんは数%です。

多くのがんは、小さな段階では転移しません。直径1センチ前後までは転移していないことが多いのです。例外は膵臓がん。膵臓がんは1センチの段階では多くの場合転移が起きています

5年相対生存率は5年生存率よりも大きくなる。それでも数%だから、膵臓がんか生還が如何に困難か分かろうというものだ。

私のがんは23×20×2mm。当然転移しているものと考えている。まだCTやPETでは検出できる大きさにまでなっていないというだけだ。転移しているはずのがん細胞を押さえるために術後補助化学療法としてのジェムザールはやったのだから、それ以外に自分にできることは「自己免疫力を高めること」だけだ。そういう考えてこれまで対処してきた。今のところうまくいっているが、それがいつまでも続くという甘い期待はしていない。いつでも再発するのだ。気持ちはそれに備えている。

2010年4月12日 (月)

ライフサイエンス辞書をマウスオーバーで

ライフサイエンス辞書オンラインサービスに「ライフサイエンス辞書(LSD)が5年ぶりに更新された」と書かれています。ATOKの拡張辞書である「LSD Plus 2010 for ATOK」も発売されています。医療用単語が豊富ですから、PubMedの論文をを読むにはよいかもしれません。

しかし、同じライフサイエンス辞書をFirefoxのマウスオーバー辞書として使用できるアドオン「ライフサイエンス辞書ツール」があります。アドオンに辞書データも附属しているのでダウンロードに少し時間がかかりますが、インストールを終了すると使用方法が表示されます。こちらは、文部科学省の特定研究(応用ゲノム)助成金で開発されているので無料ですし、がん患者がちょっと調べたいという程度なら、こちらがお勧めです。

Firefoxの最新版は3.6ですが、私が推奨しているCustomizegoogleやこの「ライフサイエンス辞書ツール(Firefox 用マウスオーバー辞書)」を使うには、現時点ではひとつ前のFireFox 3.5.9を使った方がよいでしょう。最新版の3.6はまだ対応していないアドオンが多くあります。

Firefoxの最新版3.6を使うのでしたら、Customizegoogleではなく、Optimizegoogleが対応しています。機能はまったく同じです。「ライフサイエンス辞書ツール」も3.6で使えます。

インストールするとこんな感じです。単語の上にマウスを持って行くと日本語の意味が表示されます。複合語にも強く、四次元CTも正確に出てきます!!

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ただ、このマウスオーバー辞書は一般単語が貧弱ですから(Hadronの訳も表示されない。医療用辞書だから仕方ないのですが・・・)、私は以前から使っている英辞郎をマウスオーバー辞書としたものと一緒に使っていあす。ほとんどの単語が表示され、いらいらすることがありません。ただ、英辞郎をマウスオーバー辞書として使うのは正式には認められていないようですから、ここでは紹介できません。興味のある方は英辞郎+MouseoverDictionary で検索してみてください。左側に英辞郎+MouseOverDictionaryの検索結果が出ています。

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本当に快適です。重粒子線のエビデンスを少し調べてみたのですが、放医研の論文がヒットしました。Hadron,heavy ion radiography 等のキーワードで検索しています。

放医研 一般公開 がん相談会も

千葉県にある放射線医学総合研究所が、恒例の一般公開を行ないます。

放医研一般公開
"もっと知ろう、放射線のこと"

放射線は見えません。味もニオイもありません。だから普段の生活では知ることさえ難しいと思います。そこで、放医研。放射線の安全性と医学利用を研究している国内唯一の研究機関です。この分野の専門家である研究者や技術者が優しく、解りやすく解説します。
目玉イベントも目白押し。重粒子線がん治療装置HIMAC (ハイマック) や大型サイクロトロンなど、普段なかなか見ることができない施設・設備も大公開!

放医研一般公開概要
■ 日時     平成22年4月18日 (日) 午前10時より午後5時まで
(受付終了は午後4:30)
■ 主催・会場     独立行政法人 放射線医学総合研究所
(千葉市稲毛区穴川4-9-1)
JR総武線稲毛駅より
    徒歩15分
    京成バス『山王町行き』で1区間、『放医研正門』下車
■ 後援     千葉市
■ 参加費     無料 (20名以上の団体の方は広報課までお申し込みください)
■ 問い合わせ     放射線医学総合研究所 企画部 広報課
〒263-8555 千葉市稲毛区穴川4-9-1
TEL:043-206-3026
FAX:043-206-4062
電子メール:info@nirs.go.jp

リーフレットを見ると、重粒子線のがん医療相談もあるようです。リンクはこちら

2010年4月11日 (日)

今年の桜

今年はまだ桜の写真をアップしていない。 それにしても、今年の桜は開花から散るまでが例年より長い気がする。もう2週間くらい咲いている。すでに葉桜と混じった木があるかと思えば、満開に近い木もまだある。有名な桜名所にはまだ行っていないが、今年は日本三大桜のひとつ、樹齢1000年といわれる三春の滝桜を観に行く予定にしている。来週だが、満開になってくれるといいなぁ。日本三大桜の「山高神代桜」は数年前に観に行った。「根尾谷薄墨桜」は、来年ぜひ行きたい。それまで元気でいることが前提だが・・・・。
推定樹齢は神代桜:1800年、薄墨桜1500年。人間はせいぜい130年か・・・。

滝桜はまだ蕾だが、すでにピンクになって今にも開花しそうな状態になってきた。
ライブカメラ

今日は近所の桜でもアップしておこう。しかし、桜って、いつまで見ていても見飽きないよね。

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2010年4月 9日 (金)

野菜と果物によるがん予防効果は小さい?

JNCI(Journal of the National Cancer Institute)に、ヨーロッパでの野菜と果物が全がんリスクを下げるかどうかの大規模試験の結果が載せられています。

こちらのブログで概要が紹介されています。野菜と果物ががん予防に効くかどうかについては、これまでの調査は後ろ向きコホート研究が大部分であり、今回のような大規模追跡調査での結果は、より信頼性があるものと考えられています。

14万人の男性と33万人の女性、計47万人のデータを分析しました。

1992年に始まって約8.7年間追跡するうちに、9,604例の男性と21,000例の女性ががんと診断されました。

野菜と果物の摂取量の合計が多いほど、がんのリスクはわずかながら有意に低くなることがわかりました。摂取が200g/日増えるごとにリスクは3%低減します。

この報告によれば、野菜や果物にがん予防効果があるにしても、その効果はそれ単独では、極めて限られたもののようです。

野菜や果物を多く食べるような人たちは、他にも良いものを食べたり、悪いものを避けたり、運動したり、体に良いことをいろいろ心がけていることでしょう。(米国統合医療ノートより抜粋)

この結果をどのように解釈するべきか? 3%のリスク低下が大きいのか小さいのか? がん患者はこれからも野菜と果物を積極的に摂るべきか? それによってがんが治ることがあるのか?

こんな例で考えてみよう。新しいゴルフボールが開発された。これまでのボールよりも飛距離が伸びるといわれている。本当だろうか? このボールが本当に良く飛ぶのかどうか、どうすれば分かるだろうか。

アマチュアゴルファーがこのボールを何度か打ったら、確かに飛距離が2倍伸びた。同じクラブで、同じ芝でやったが、いつも2倍ほど距離が伸びた。 プロゴルファーが打ってみた。やはり2倍ほど距離が伸びた。これほどすばらしい新製品だったら、もうこれ以上の実験は必要ないでしょう。爆発的に売れるはずです。

逆に、これまでのボールと同じか、それ以下の距離しか飛ばなかった場合、これもそれ以上実験をする必要はない。ボールではなく開発者の首が飛び、もしかするとその会社は倒産するかもしれないというだけである。

Aさんが打ったら少し飛距離が伸びたことがあった。しかしBさんが打ったら、それほどでもないという結果だった。ゴルフクラブを替えたら、伸びるときも伸びないときもあった。風があるときに良く飛ぶような気がするが、雨の日にはだめなようだし、芝が乾燥していても良くないような気がする。ようするに、違いがあるかどうかよく分からない、条件を変えたときの結果がまちまちである。違いがあってもごくわずかなようだ。こうしたときに統計的な実験が必要になってくるのです。

ごくわずかしか違いがないときに、他人を説得するために統計的手法を使うわけです。

抗がん剤の二重盲検法による臨床試験でも、抗がん剤を投与された患者が対照群よりも生存率が悪いということが明白になって中止されるということがよく報道されています。逆に、あまりにも投与群の生存率が対照群よりも良いので、人道上の理由で対照群にも同じ抗がん剤を投与せざるを得なくなるということも起きています。つまり、良く飛ぶボール・飛ばないボールの場合と同じように、極端に違いがあれば誰の目にも明らかになるので、実験を中止せざるを得ないわけです。

統計的に処理せざるを得ないということ自体が、そもそも大きな違いがないということを前提としているわけですから、今回の結果もそのように受け取れば納得できるでしょう。

また、次のようなことも考えられます。今回の対象者47万人を、例えば女性で、年齢が40~50代で、乳がんのホワイトカラーである、というふうに絞っていけば、3%以上のリスク低下を示す集団が確実に存在することでしょう。そういう部分集団を探せば、野菜と果物でがんのリスクが30%低下した!などということもありえないどころか、大いにあり得るというのが、大規模統計では起こるのです。済陽高穂氏が、自分の主張に都合の良い部分の患者集団を取り上げて、がんに効く料理のレシピ本を出版することが簡単にできるのです。そして、ころりと騙されるがん患者がごろごろと現われてくるわけです。

ゴルフボールなら、風のある日、雨の日などど、同じボールで特定の条件下で何度も打ってみることができます。しかし、がん患者はそうはいかない。治るか治らないか、一度きりです。別の条件での再現実験はできない。だから多くの患者を集めるのですが、同じ条件の患者などいるわけがない。統計的処理には限界がある。ベイズ統計が万能というわけではないのです。

がんと診断された約3万人のなかには、野菜と果物で治った患者が必ずいるはずです。だからといって、野菜と果物で治るはずのないがんが治ったとは誰も証明できない。

系全体が多くの要素が絡み合うことによって決定されている複雑系(人間は宇宙と同じく神秘的な複雑系です)において、ひとつの要素を取り出して、その影響を分析するという考えそのものが間違っているように私には思えるのです。「複雑系ではひとつひとつの要素の特性からは想像もつかなかったような特性が出現したり、ちょっとした変化が系全体の激変をもたらしたりする」のですから。

平均してならせば3%ものリスク低下があるならば、ある患者の「系全体が激変」して治ることだって起きてしまうのです。生存率曲線の右端はロングテールになっていて、多くの場合数%の生存者がいるのはこういうことなのです。

玄米菜食・野菜と果物の食事を続けているのなら、続けるべきです。しかし、「野菜と果物でがんが治る」という誇大広告には騙されない、病院での治療を断念しないことが大切です。 野菜と果物で治るかもしれないのです。しかし、それは成り行きです。努力ではないのです。一切れの肉も食べないようながんばりはムダなこと。ひとつの要素を少し変えたとき、その結果を予想することはできない、というのが複雑系の特徴なのですから。

複雑系としてのがん」でも同じようなことを書いてきました。


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2010年4月 7日 (水)

久留米大学 公開講座「がんを生きる」の報告

久留米大学ペプチドワクチン事務局のウェブに、3月27日に開催された市民講座「がんを生きる」の報告が詳細に載せられています。先生方の臨床報告の後、会場からの質問やそれに対する回答も詳しく載せられており、WT1ペプチドワクチンに関心のある方には非常に参考になると思います。

たとえば会場からの費用に関する質問に対しては、12回なら108万円くらいと、具体的です。

膵臓がんに関しては、「消化器がん患者とともに」に由谷茂先生のPowerPointデータが載せられております。20例のうち、奏功5例、不変10例、憎悪5例ということで、前立腺がんや大腸がんに比べて良い成績とは言えないのは仕方のないことかもしれませんね。グラフを見る限りでは中村教授らの成績と同等かなという感じがします。CTL(細胞障害性T細胞)が誘導されているかどうかは、直接確認できないから、抗体生成の増加と生存期間に相関があるので、CTLが誘導されているのであろうという解釈ですね。 実際にCTLががん細胞を攻撃しているかどうかは推測でしかないということです。

膵臓がんに関しては『大腸がんや膵臓がんなどでは抗がん剤をずっとやってきて、抗がん剤が効かなくなったからペプチドワクチンをお願いしますという方が非常に多いです。そういう方を引き受けると、最初に、今ある免疫力がどのくらいあるかというのがある程度、抗体価というものをみることで数字で出てくるんですけれども、そういう方々の数字は非常に低いのです。抗がん剤を長く、多いのが半年とか一年、膵臓がんでいうと一年間抗がん剤を続けている方は非常に抗がん剤が効いている方なんですね。だけれども、一年間抗がん剤を打ち続けることでかなり免疫力が下がっている。下がっている方の免疫を上げるのが大変なんですね。我々としては、もっと症例を重ねていかないと申し上げられませんが、もうちょっと早い時期から免疫療法と抗がん剤を併用していったらもうちょっと早く免疫力が上がって、その方の生存にワクチンが寄与するのではないか、と考えているところです。』と早い時期のワクチンが有効だと強調されています。

許可なく掲載は不可と書かれているので、これ以上は紹介できませんが、

   目次

  • 臨床試験概要などについて
  • ワクチンの費用について
  • 抗がん剤との併用について
  • ペプチドワクチン申込手続方法について
  • ペプチドワクチン申込状況について
  • ペプチドワクチン投与可能なリンパ球数について
  • 副作用について
  • ペプチドワクチン投与後の効果について
  • ペプチドワクチン投与者の生活の質について
  • ペプチドワクチン投与のデメリットについて
  • がん種別のQ&A

となっています。

2010年4月 1日 (木)

いのちの落語 今年の独演会決定

樋口強さんの今年の独演会日程が決まったようです。

2010年「第十回 いのちに感謝の独演会

3年生存率5%のがんと出会って14年。「笑いは最高の抗がん剤」が信条の
樋口強が一年に一度だけ開催するいのちの落語独演会です。昨年も全国の
がんの仲間と家族が、笑いと涙の「いのちの落語-病院日記」を堪能し、
「来年もきっと来ます!」と、会場が一体になった恒例の決意の三本締めで、
希望と勇気を分かち合いました。今年はこの独演会が10回目を迎えます。
お待たせしました。今年の開催要領を公開します。早めにお申込ください。


●日時:2010年 9月12日(日) 午後1時~ (約3時間)
●木戸:ご招待 (対象:がんの方とそのご家族に限定 各優先枠毎に先着順)
●会場:東京・深川江戸資料館小劇場


がんの仲間とそのご家族だけを毎年ご招待してきたこの落語独演会。
「一年に一度だけ」というお約束で開催してきましたが、いつの間にか
今年で10年目を迎えます。毎年参加希望者が多く二回公演を続けて
きましたが、体への負担も大きくなり今年から一回限りの公演にいたします。


『笑いは最高の抗がん剤』『生きてるだけで金メダル』
 節目の10年目もまた、東京・深川の「いのちの落語」でお会いしましょう。
あなたも自分の手で二つ目のいのちの扉を押してください。


いのちの落語―がんになって初めてわかった家族を愛すること、あたりまえの日常の大切さ
樋口 強

いのちの落語―がんになって初めてわかった家族を愛すること、あたりまえの日常の大切さ
つかむ勇気 手放す勇気 生きてるだけで金メダル 最近、あなた笑えてますか がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ (中公文庫) 笑いと治癒力 (岩波現代文庫―社会)
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