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2012年5月 9日 (水)

ウコン、ターメリック、クルクミン

今朝は全粒パンに目玉焼き、野菜にはバージンオリーブ油の食事。

Image_001 全粒パンはBoulangerie Bonheur(ブーランジェリー・ボヌール)でいつも買う。これに秋ウコンをたっぷり塗って、ひとつまみの黒コショウをかけ、さらにオリーブ油で重ね塗りをして食べる。

以前はウコン(ターメリック)を成城石井で買っていた。30g入で300円位だったと思う。いまはアマゾンで井藤漢方製薬製の200g入パックが886円のものを使っている。相当割安でたっぷり使える。送料も無料だからありがたい。クルクミンの含有量を表示してあるのはこのメーカーだけだ。

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今日のAFB Newsで「カレーのスパイス、大腸がん治療に有効か 英大が調査へ」の記事があった。

【5月8日 AFP】進行性の大腸がん治療で、カレーに用いられるスパイス成分クルクミンに効果があるかどうかを調べる研究が、英レスター大学(University of Leicester)で実施される。

クルクミンは、数百年も前からインド料理やタイ料理に用いられてきたスパイス、ターメリックの成分。鮮やかな黄色をしており、カレーなどの色や香り付けに使われる。

レスター大のがん医療研究センターECMC(Experimental Cancer Medicine Centre)の研究チームは、標準的な大腸がん治療にクルクミン錠剤の処方を安全に追加することが可能かどうかを調べる予定だ。

英国立健康研究所(National Institute for Health Research)とともにECMCに共同出資している英NGO、Cancer Research UKによると、これまでの研究で、クルクミンが、抗がん剤の持つ大腸がん細胞の殺傷力を高めることが実験室レベルで確認されている。

ECMCのウィリアム・スチュワード(William Steward)所長によれば、大腸がんでは、副作用を伴う抗がん剤治療は患者への負担が大きく長期間は続けられないため、転移が広がった後では治療が難しいという。

「クルクミンにがん細胞を抗ガン剤に効きやすくさせる効果があるという見通しは刺激的だ」とスチュワード氏は語る。仮にそうであれば抗がん剤の量を減らすことができ、その結果、患者の副作用も減って治療を今までより長く続けることが可能となる。

大腸がんは世界で3番目に多いがんで、2008年には124万人が大腸がんと診断されている。英国では2番目に多いがんで、2010年には1万6000人が大腸がんで死亡した。(c)AFP

安全性の確認試験が始まったというニュースだから、効果があるかどうかこれから試験をするのだが、少なくとも実験室レベルでは抗がん剤との併用で効果が期待できるようだ。

このブログでも過去にクルクミンに関して紹介している。<こちらこちら> 重篤な副作用がなくて、ある程度のエビデンスがあるものなら試してみようというのが、私の代替療法に対する基本的姿勢だと、いつものように書いている。ウコンもその一つである。

健康食品の素材データベース」でウコンを確認しても、

・健常成人14名 (平均29±1歳、スウェーデン) を対象としたクロスオーバープラセボ比較試験において、ウコン6 gの単回摂取は、75g糖負荷試験の血清インスリン濃度を上昇させたが、血漿グルコース濃度やGI (グリセミック・インデックス) 値に影響は与えなかったという報告がある (PMID:20937162)

そうだから、糖質制限食とも矛盾しない。ただ、がんに関してはまだ明確なエビデンスは揃っていない。『がんの補完代替医療ガイドブック 第3版』にも次のように書かれている。

がん患者さんによく利用されている健康食品のキチン・キトサン、レイシ、ウコン、クロレラ、フコイダンに関しても同様に、米国立医学図書館のデータベース(パブメド)を用いて、抗がん効果を検討した臨床試験が行われているかを調べました。
 その結果、健康食品の摂取によってがん患者さんの免疫機能が活性化されたり、がんに伴う症状や抗がん剤の副作用が軽減されたりする効果を検討している臨床試験結果が数件あり、その有効性も一部の健康食品では認められていました。しかし、健康食品の摂取だけでがんが縮小した、もしくは生存が延長したということをヒトで証明した臨床試験は、いずれの健康食品においても検索されませんでした。
 ですから今のところ、健康食品は標準的がん治療に対する補完的な意味合いが強く、健康食品の抗がん効果に過大な期待を抱くことには注意が必要です。

ただ、10人に1人に効果があるものを10種類試せば、私にも効果が期待できると考えることも可能だ。高価でなければ、副作用がない範囲で試せば良い。

日経サイエンスの2007年5月号にも同じような記事が載っている。クルクミンについては相当以前から研究されているようだが、いまだにはっきりした効果は認められていない。

これでがんが消えてなくなるなどと、代替療法に過剰な期待をしてはならないが、一方で”がんを育てない体内環境を作る”ためには、代替療法を「無視するのは勿体ない」。

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

そういうことだったんですね!
ありがとうございました。
いろいろ試してみます。

粉末のターメリックをパンにかけて、その上からオリーブオイルを塗っています。前もってオリーブオイルで練っておいてかけても良いです。少量の黒胡椒を付け加えることでターメリックの効果が引き出されるというのが「がんに効く生活」で紹介されている通りです。
他にも工夫次第でおいしく食べられる方法があるかもしれません。ネットで検索すればヒットするでしょう。

ウコンを塗ると書いてあるのですが、ウコンの粉末ですよね?
振りかけるということでしょうか。
私は料理用のターメリック(ウコン)をスーパーで買ったのですが、
そのままだと苦いので、どう食べたらおいしく食べられるか、苦慮しています。

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