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2012年12月

2012年12月31日 (月)

芋焼酎「六代目百合」

長い正月休みですが、今年はどこにも出かける予定がない。今年もいろいろあったが、可もなく不可もなし。大掃除も終わったし、あとはのんびりとチェロを弾き、音楽を聴いて酒でも飲んで過ごすだけ。唐の詩人には大酒飲みが多い。李白に杜甫、陶淵明とみな酒を詠んだ漢詩がある。李白の「将進酒」は酒飲みには嬉しい詩だ。この一部を抜粋した、

人生得意須尽歡  人生意を得れば すべからく歓を尽くすべし
古來聖賢皆寂寞  古来 聖賢は皆寂寞(せきばく)
惟有飮者留其名  惟(た)だ飮者のみ 其の名を留むる有り
呼兒將出換美酒  児を呼び将き出だして 美酒に換えしめ
與爾同銷萬古愁  なんじとともに銷(け)さん 万古の愁いを

が、鹿児島県甑(こしき)島の芋焼酎「六代目百合」のラベルに書かれている。

現代語訳にすれば、こんな感じだろうか。

人生ってものは、楽しめるあいだに楽しむものなんだよ。
昔から賢者や聖人と云われた人もたくさんいたよ。でもね、死んでしまえばおしまいなんだよ。
ただ、大酒飲みだけがその名を残しているじゃあないか。
名馬や高価な衣装に値打ちなんぞがあるものか。使いの童に持って行かせて質草にし、美酒に換えてしまえ。
そうして諸君らと一緒に消そうではないか、遙か昔から変わらぬこの世の憂いを・・・。

五花の馬 千金の裘(かわごろも) 「名馬や高価な衣装に値打ちなんぞがあるものか」はラベルにはないのだが、現代語訳には付け加えてみた。

「六代目百合」は最近人気の焼酎だそうです。ストレートとロックで飲んだが、芳醇な香りと素直なのど越しに溜息をつきました。ちょうど「森伊蔵」が手に入って飲み始めたときで、さすがにこれも旨い焼酎だと正月用に残しておいた。しかし、「森伊蔵」なんかよりは「六代目百合」の方がはるかに高級でしかも素朴な味がする。のどに入った瞬間、芋の旨みと香りが広がって鼻から抜けてくる。酒は、甘味、酸味、辛味、苦味、渋味の五つの味を持つという。五味の調和が良い酒が銘酒といわれる。「森伊蔵」の足元を見るような高値に比べたら、こちらは良心的な価格だ。(両方とももらい物です!)

古代中国から現代まで、為政者や政治は本当に馬鹿げたことをする。福島原発事故からまだ2年も経っていないというのに、再稼働だの原発の新設だのと、学習能力の欠如した人物が国の頭になったのだから、来年は更に憂いが増しそうだ。科学は進歩しても人間の欲と性は変わっていない。普通のつましい生活ができればそれで良いだろうに、まだ経済成長の夢を見ている。3.11を境に日本は変わったのだ。戦前・戦後と言われてきたように、これからは「震災前・震災後」といわれるようになる。それほど歴史に残る出来事だということだ。

漢詩をつぶやきながら旨い焼酎で三が日を過ごすのも良いだろう。

みなさん、来年こそはよい年でありますように。政治には期待できないけど。

五味じまん 貴様か俺か 除夜の鐘

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衣着て 年越し蕎麦に  嫁入りす

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2012年12月28日 (金)

糖質制限食は劇的に効く

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草津温泉の西の河原公園には、湯畑に注ぐ源泉が流れていて、雪も溶かしています。千本鳥居(それほどないけど)の草津穴守稲荷神社に若いカップルが願掛けをしていました。がん細胞もこのように溶かしてくれないかなぁ。 


今日は病院で血糖値だけ測定してもらった。正月を前にして、この間の糖質制限食がどれだけ効果があったのかを確かめるためです。

食後2時間の血糖値で、170mg/dl でした。

一週間前の、食後4時間の値305mg/dl にはビックリしたが、それ以後のわずかな期間のスーパー糖質制限食で、ここまで劇的に下がるとは正直予想もしていなかった。

糖質制限食は、江部康二先生の言うように本当にリアルタイムに血糖値が下がります。

食後高血糖が糖尿病の合併症、特に大血管障害の危険を増大させることは、糖尿病専門医の常識となっています。そして食後2時間の血糖値が180mg/dl 未満であれば、合併症の発症が少ないことが疫学的調査で明らかになっているそうです。

食後血糖値を180mg/dl 以下に抑えることが、糖尿病患者としての当面の目標となります。私はその目標を1週間で達成したということになります。

先生曰く「これなら大丈夫だよ。薬も今まで通りでいきましょう」とのこと。

「糖質60%、タンパク質20%、脂質20%」という永らく信じられてきた日本の糖尿病食は、24時間血糖値が計れる機械ができて測定してみたら、この食事では血糖値が下がらないことが明らかになったのです。糖質制限食は有効ですが、糖質ゼロにはできないので、これまでよりは減らすという考えでいきましょう。1日に1回は主食を摂るということでも良いと思います。

との説明でした。糖質制限食は徐々に広まっているようです。

しかし、これから年末年始を迎えるわけで、しばらくは3食とも主食を抜くスーパー糖質制限食でいくつもりです。

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2012年12月27日 (木)

定期検査 腫瘍マーカーとHbA1C上昇

今日はがん研での定期検査でした。ヘモグロビンA1Cが更に上がって9.2(NGSP)に。しかし、これは"想定の範囲内"。前回の8.3よりも上がっていますが、測定値の変動もあるので必ずしも悪化しているとは言えません。HbA1Cは2ヶ月間ほどの状態を反映しているのですから、すぐには下がることはないのでしょう。ともあれ、より厳格に糖質制限食を継続するしかありません。

造影CTの結果は、なんの影もなく「再発・転移はない」とのことでした。\(^_^)/

しかし、腫瘍マーカーCA19-9が61.5と、これまでの最高値でした。膵癌の手術前でも基準値を超えたことがなかったので、これには少し驚きました。しかし、主治医の先生は「10月に腸閉塞(癒着姓イレウス)をやっているのなら、それが原因である可能性が大きい。それに血糖が高いことも影響していると思います。これはよくあることですよ。CTではなにもないので、それほど心配することはないと思いますが、念のため3ヶ月後に血液検査だけをもう一度やりましょう」とのこと。

確かにインターネットで調べると、医師の国家試験問題があり、CA19-9が高い症例でCT画像とともに設問がアップされていて「正解:癒着姓イレウス」というのがありました。これで少しは安心したが、患者としては一抹の不安もあります。次回の3月の検査結果が出るまでは白か黒かは分からない。グレーとしておきましょう。腫瘍マーカーはがんだけではなく、他の要因でも変動するのだから、CEAも基準内だしCA19-9が上がったとしても、通常は基準値の2倍まではようすを見るのが定石のようです。

ついでに「膵がん患者の5年生存後の再発率はどの程度ですか?」との質問をした。「米国メイヨー・クリニックのデータでは、5年生存した患者でも3分の1が再発すると言われています。しかしこれは、ジェムザールなどの優れた抗がん剤が登場する前のデータも含んでいます。(米国では膵がんに使える抗がん剤は9種類ある)したがって、現在のデータだけならもっと低いでしょう。日本国内の統計はないですが、私の印象ではさらに小さいと思います。なにしろ、ジェムザールが膵がんに承認されるまでは5年生きることは希でした。承認されてからだ年数があまり経っていないので(GEMの保険適用は2001年)、たくさんのデータはないのです。」との回答でした。当然ですがゼロではないし、5年経ったら安心して良いとは言えません。がんの王様、膵がんですから。

膵がんの治療では世界のトップレベルと言われるメイヨー・クリニックで治療を受けた患者ですら、このように高い再発率があるのですから、10年経過するまでは気を抜かないで行くべきでしょう。とは言っても、患者にできることは限られているのですが・・・。

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2012年12月26日 (水)

お昼の糖質制限食

これまではプチ糖質制限食(夕食だけ主食抜き)だったのですが、300を超えた血糖値を下げるために、スタンダード糖質制限食(1回だけ主食あり)または3回とも主食を抜くスーパー糖質制限食に変えています。この間、ご飯を食べたのは一度だけで、もちろん玄米でした。

お昼の外食が一番悩みの種です。大好きな蕎麦もしばらくは食べることができないと覚悟しています。蕎麦が食べられないのが一番つらい。コンビニでサラダやゆで卵、ヨーグルトなどを買っています。コンビニには他にも焼き魚などの糖質制限食向きの品が結構揃っているので重宝しています。大戸屋でおかずだけというのも良さそうです。エンゲル係数が高くなり、財布に響くのが痛いです。

今日はワンコインに抑えるために、すき家で牛丼ライトと豚汁でした。牛丼ライトは、あたたかい豆腐の上にキャベツのみじん切りやレタスが乗り、その上に牛肉という三段重ねです。ゆずのドレッシングで味付けがしてあります。牛丼の代わりというと物足りないですが、サラダに牛肉がのっているものと考えればおいしく食べられます。ライトの炭水化物は15.6g、豚汁は11.0gで合計で26.6g になります。牛丼並盛りの105.8gに比べれば相当低いです。もう少し減らすなら豚汁を鮭(0.1g)に変えれば更に低くなります。次回は牛丼ライトと鮭にしてみようか。

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朝食はサラダと卵焼き、焼き魚などで、果物を1個、ときに豆乳をプラスする。夕食は副菜だけ(もちろん糖質のない焼酎かウィスキーは欠かさない)で、スーパー糖質制限食でも無理なく続けられそうです。

問題は年末から正月休みの期間の食事ですね。餅はダメでしょう。年越し蕎麦もダメ。ま、なんとか工夫しながら過ごすしかありません。

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2012年12月24日 (月)

膵がんの多剤併用療法は有効か?

23日、パンキャン主催の「膵がん勉強会 X'mas スペシャル 2012」に参加しました。杏林大学・古瀬純司先生の講演内容は「FOLFIRINOX®、Gem+paclitaxel 多剤併用療法時代の幕開け」です。

【右上のサイト内検索窓に「FOLFIRINOX」「タルセバ」「アバスチン」等を入力すれば、このブログ内の記事が多数ヒットします。参考にしてください】

FOLFIRINOX®とnab-paclitaxel(アブラキサン®)の効果と副作用について情報を得るのが目的で参加しました。現在、膵臓がんで使うことのできる抗がん剤はジェムザール®とTS-1®、それにタルセバ®の3剤です。FOLFIRINOXもまもなく国内での安全性確認の臨床試験が終わり、近々承認されるでしょう。アブラキサンも既に国内での臨床試験が始まっています。ドラッグラグ解消に向けて一歩一步進んでいる感じです。

しかし、ドラッグラグに関しては、アメリカで承認されたゲムシタビンが、2001年に日本で使えるようになるまでに5.1年かかりました。ところが、タルセバは5.7年かかって今年の7月にやっと承認されたのです。厚生労働省は「ドラッグラグは解消に向かっている」と言っていますが、われわれ患者の実感とはかけ離れています。これに関しては、東大医科研の上昌広教授が「現代ビジネス」の「インチキがんワクチンはどうしてなくならないのか?」という記事で次のように書いています。

 それは、統計の取り方が違うからだ。厚労省がドラッグ・ラグを議論する際に対象とするのは、「世界中いろんな国で治験をおこなっている製薬会社が、たまたま我が国で治験をした薬剤」だけだ。
 厚労省によれば、欧米とのドラッグ・ラグは2年程度で横ばいだが、我が国で治験に着手されない薬剤を対象に含めれば、開発段階での遅れは2009年で3.0年程度。1996年の1.2年より悪化している。

タルセバは間質性肺炎などの重篤な副作用が危惧されるので、がん診療連携拠点病院および特定機能病院に限定されていることもあって、使用症例は少ないと言います。GEM+タルセバの使用条件は、①喫煙暦なし②慢性肺疾患なし③60歳代前半まで④副作用に絶えられる体力、という条件がつきますから、膵癌患者の2割程度にしか適応できないようです。私も①と③、④から対象にはならないでしょう。しかも、ひどい副作用があるのに生存曲線はほとんど変わりません。
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FOLFIRINOXは腫瘍縮小効果が32%(GEMは9%)と言われていますが、

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2012年12月22日 (土)

また、血糖値が下がらない!

一ヶ月くらい前から、こむら返りがときどき起こる、朝起きたときに喉が渇いている、体重が徐々に減ってきたことが気がかりだった。典型的な糖尿病の症状だ。この一週間は3階までの階段を上るのに息切れがするようになった。さすがに気になりだした。

昨日アマリールをもらっている病院で、これらの自覚症状を伝えて検査をしたら・・・

空腹時血糖値:305 mg/dl
ヘモグロビンA1C(NGSP):8.3 %

立派な糖尿病だ。

とりあえず、現状のアマリールを朝1回0.5mgから、朝夕の2回に増量することに。急激の増やすと低血糖が怖いので、これでようすを見てみることにした。

6月頃からHA1cが徐々に上がってきていたが、ここまで急に悪化した原因は、たぶん食事だろうと思う。9月にイレウスで入院したときは、食事前に毎回血糖値を測っていた。そのときには一度基準を超えてインスリンを注射されただけだったから、これほど急激に悪化するには、よほどの原因が必要だろう。

このところ甘いものを摂る機会が多かった。蕎麦もたいがい「てんぷらそば」にしていたし、てんやの二八蕎麦がおいしいので、これもエビ天を付けていた。

一番気になるのが「局所再発」の可能性だ。このブログを始めた最初のタイトルが「血糖値が下がらない!」だった。5年前に膵臓がんを見つけるきっかけになったのが喉の渇きと血糖値の上昇だった。ふたたび、わずかに残っていた膵臓に腫瘍が成長して、インスリンを出せなくなったのかもしれない。局所再発だったなら、いま打てる手は何もない。

アマリールの増量のおかげか、今朝からは体調も良い。しかし、これからは厳格な糖質制限食に変えていくことにする。

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2012年12月19日 (水)

『がんサポート』の放射線特集

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がんサポート 2012年 12月号 [雑誌]

『がんサポート』12月号の「放射線特集」に中川恵一と菅原文太の対談が載っているというので、てっきり福島第一原発の放射線に関する記事かと思って読んでみた。予想が違い、菅原文太の膀胱がん治療に関した内容だった。

菅原文太は、膀胱がんで、がん研有明病院で手術で膀胱摘出を提案され、人工膀胱は「コンビニ袋」みたいだと、セカンドオピニオンで中川恵一氏のところに行く。膀胱温存が可能だという筑波大学病院の赤座先生のもとで、動注化学療法と放射線、最後に陽子線照射を受けて、既に5年経過しているという話。がん治療も自分で選ぶ時代になったが、現状ではいまだに手術偏重で、医師も外科医が多いからとにかく切りたがる。放射線治療の成績は、がん種によっては手術と大差ないことがまだまだ知られていない。

中川恵一も、がん治療、放射線治療に関してなら、まともなことを言う。

中川恵一の発言に菅原文太がひと言釘を刺す場面がある。

中川 私は福島第一原発事故の後、飯舘村を中心にボランティアで行っているんですが、綠一杯のところで、ものすごく良いところなんですよ。だた、皆さん不安を抱えて生きていらっしゃるからお気の毒なんですけど。

菅原 福島の人は気の毒という一言ではすませられないけど、国も国民も福島を忘れてはいけない。

中川 福島の人たちは福島で暮らしたいんですよ。本当につらいんですよ。被災地に行くと理不尽な災害に直面しながらでも無心に復興していこうとする姿に感銘を覚えますね。

菅原 日本人は焼け野原から復興してきている。でも戦後の復興と震災からの復興は違うような気がする。(略)

原発問題や増税、政治発言も多い菅原文太だけに、膀胱温存の恩人ではあっても、中川恵一の考えとは相容れない部分だろう。

「放射線特集」は他に、

  • チェルノブイリでは甲状腺がん、膀胱がんが発症。日本は対岸の火事といっていいか「原発事故による放射線の内部被曝。がんになる可能性は?」児玉龍彦
  • 今後の健康被害が心配。なかでも内部被ばくが問題『放射線治療専門医が真摯に語る。「福島と放射線とがん」 西尾正道

がある。内容は2~3ヶ月後には「がんサポート」のサイトで公開されるはずだが、よくまとまった記事である。がん患者にももっと福島の放射線の影響、特に内部被曝に関心を持ってもらいたい。そういう意味では「がんサポート」が内部被曝問題を真摯に取り上げたことを評価できる。

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2012年12月18日 (火)

日本の崩壊が始まった

自民党にとっては、笑いが止まらない選挙結果だろう。原発事故の責任も、消費税の増税も民主党がやってくれたうえに、自爆したのだから。消費税の増税と原発を推進してきた自民党に単独過半数の議席を与えることになったのは、第一に小選挙区制のおかげだ。こうして憲法9条を廃棄して、戦争のできる国にすることが石原・阿部らの永年の念願だが、この方向に舵を来ることになる。公約であり、国民の信を得たということになろう。

選挙直前に起きた中国軍機の尖閣諸島領空侵犯事件は、防衛省による計画的な事件だろう。自衛隊のレーダー網が中国軍機を見逃すはずがない。もし本当に見逃したのだったら、幹部の責任問題になって何人かの首が飛んでいるはずだ。あれは計画的に「中国の脅威」を作り上げるための策略だった。わざと領空侵犯させたのだ。

こうした中国、北朝鮮の「脅威」を演出することによって、我が国も「核兵器」を持つ用意ぐらいはしておいた方が良いとの方向に、マスコミを上げて世論を誘導した。そのためには原発も必要なのだと。

そして民意は「原発推進」と「国防軍」の設置を選択した。これがどういう意味を持っているか、考えることもなく投票したのだろう。マスコミのイメージ報道に惑わされる国民が多いのだ。「この国をぶっ潰す」と言った小泉のあとに「日本を取り戻す」というのだから、誰が壊したのだ、と言いたい。その再生の方向が「新復古主義」であり「戦争をしたがる勢力」の台頭だ。

日本の衰退が始まる歴史的な日となるに違いない。中国や韓国その他のアジアの国々を敵に回して、経済的にも大きなダメージを受けるだろう。戦争を準備する国においては弱者(がん患者も弱者)は切り捨てられる。これは歴史から学ぶ必然である。

五木寛之の『下山の思想 (幻冬舎新書)』は、登山の後には下山が必要であり、日本のこれからは、周囲の風景を眺めながらゆったりと「下山」するような心構えを説いている。しかし、どうやら「下山」というのではなく、雪崩とともに谷底に転げ落ちるような世の中になりそうではないか。そうした世間の中でも「心を平静」にして、がんと共存するには何をすべきだろうか。

2012年12月13日 (木)

『がんワクチン治療革命』中村祐輔

がんワクチン治療革命 ペプチドワクチンOCV-C01の第Ⅲ相臨床試験が再開されました。カクテルワクチンの最終段階の試験が始まり、私たち膵臓がん患者にとっては期待が高まる一方です。日刊工業新聞の次の記事によると、

 オンコセラピー・サイエンスは大塚製薬と共同で実施中の複合型がんペプチドワクチンに関する第3相臨床試験で、実施医療機関を全国43施設に拡大する。すい臓がんの患者を対象に21施設で第3相の治験を進めてきた結果、細胞傷害性T細胞(CTL)の働きを活発化させる効果が確認できたため実施計画に沿って治験参加施設を増やす。新規抗原「オンコアンチゲン」を含む複数のがん抗原ペプチドを組み合わせた「カクテルワクチン」の実用化に向けた治験が最終段階に入る。
 治験中のペプチドカクテルワクチン「OCV―C01」は、がん細胞に特異的に発現し、がんの増殖に関与するオンコアンチゲンなど複数のがん抗原ペプチドを組み合わせた。ほかの抗原の種類は公表していない。

と、ペプチドワクチンの抗原の種類は一般的には公表していないようです。オンコセラピー・サイエンスの開発パイプラインを見ても、ワクチンの種類が分かりづらいです。2月14日のブログに「ペプチドワクチンのまとめ」として書いてありますが、OTS102(エルパモチド)は延命効果が証明できなかったと発表されています。

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がんペプチドワクチン療法 (第4のがん治療法への期待 第 1集) 』にも、この腫瘍新生血管を標的としたワクチンが2種類あり、第Ⅲ相臨床試験に進んだのはペプチドワクチンとゲムシタビン併用とプラセボ群のと比較試験だと書かれています。しかし生存期間に統計的有意差がなかったのです。またこの本では「現在、これまで行なってきた臨床試験をもとに新規ペプチドワクチンの開発を進めている」としています。新しいペプチドワクチン、数種類のカクテルワクチンなど、膵臓がんを対象としたものだけでもいくつもあるようです。(紛らわしい!)

腫瘍血管新生作用を標的としたワクチンの他に、膵がん細胞自身を標的としたペプチドワクチンでも安全性を確認する第Ⅰ相試験は終わり、「抗がん剤を併用しないペプチドワクチン単独投与にもかかわらず、がんの著名な縮小効果が見られた患者さんも報告されており」結果が期待されると書かれています。

さて、中村祐輔著『がんワクチン治療革命』には、ペプチドワクチンが劇的な効果を示した症例が紹介されています。

  • 2月6日のNHK「あさイチ」の冒頭に紹介された膵臓がんの肝転移が消失した30代の女性
  • 膀胱がんを5回も繰り返し、5回の手術後ペプチドワクチンを投与して再発なく普通の生活している70歳代の女性
  • 3年前に肺がんで余命2ヶ月と宣告された40代の男性。今では趣味の釣りも楽しんでいる。
  • 余命1年半と宣告された肺がんが消失した
  • 大腸がんが肺に転移して5年間元気で車の運転もしている

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2012年12月11日 (火)

中村祐輔教授の近藤誠氏「がんもどき」批判

がんワクチン治療革命 帰宅すると、Amazonに予約してあった中村祐輔著『がんワクチン治療革命』が届いていました。がんワクチンに関する部分は、臨床試験にも動きがあったので別に書きます。この本の第3章では、中村教授の近藤誠批判が展開されています。こちらも興味深い内容です。第3章は『近藤誠氏の「がんもどき・がん放置療法」への疑問ー医学は科学であり医は仁術である』となっています。

がんもどき理論を整理すれば、

  1. がんは転移のあるがんか、転移のないがんのどちらか
  2. 転移のないがんは、今後も転移することはない(転移は初期の段階に既に起きているから)
  3. 転移のあるがん(本物のがん)は治療をしても治らない
  4. したがって早期発見は無意味である。トータルの生存期間は変わらない。

となります。これに対して、中村教授は「がんもどき」がそもそも存在しない。彼の理論の前提が間違っているのだから、すべてが破綻する、と断定します。

がんの多段階発がん説を引いて「がんもどき」が存在しない理由を説明しています。正常な細胞の遺伝子に2個から10個の傷がつくことにより、がん細胞となります。しかし、これらの遺伝子の傷は一度に誘発されるのではなく、長期間に徐々に誘発されます。正常細胞から次第にがん細胞に進むことから「多段階発がん説」と言われています。必要でないときにアクセルを踏むような「がん遺伝子の活性化」とブレーキが必要な場合に細胞増殖を止める遺伝子が働かなくなる「がん抑制遺伝子の不活化」があります。がん情報サービスの「細胞ががん化する仕組み」にはより詳しく解説されています。

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2012年12月10日 (月)

がんペプチドワクチン:OCV-C01第Ⅲ相臨床試験一般募集再開

オンコセラピー・サイエンスが「膵臓がんに対するがんペプチドカクテルワクチン療法剤第Ⅲ相臨床試験(COMPETE-PC Study:コンピートピーシースタディー)の進捗に関するお知らせ」を発表しました。

平成24 年12 月7 日に実施された第2 回中間解析で、本ペプチドカクテルワクチンを膵臓がんの患者さんに投与した後のCTL誘導能について独立した第三者機関である効果安全性評価委員会にて確認いただきました。その結果、あらかじめプロトコールで定めておりました確認基準を全て満たしたため、試験の継続と全施設のオープンを勧告するとのご見解をいただきました。当社はこの勧告を受け、当初の予定どおり臨床試験の実施施設を全国43 施設47 診療科に拡大いたします。

本がんペプチドカクテルワクチン療法剤は、ゲノム包括的解析により見出された、正常組織にはほとんど発現せず、膵臓がんに高頻度に高発現する腫瘍抗原と腫瘍新生血管内皮細胞を標的とするもので、膵臓がん細胞自身かつ腫瘍新生血管を障害することにより双方向より膵臓がんの増殖・進展を抑制することが期待される複数のペプチドワクチンを含むカクテル製剤です。

これにあわせて、UMINの「臨床試験登録:OCV-C01 による標準療法不応膵癌に対するプラセボ対照ランダム化第Ⅲ相臨床試験」も「参加者募集中断」から「一般募集中」に変更されています。

千葉徳州会病院の治験センターも「膵がんペプチドワクチン治験を再開いたしました」と更新されています。

あとは中村祐輔研究室のサイトに43施設の一覧表が出るのを待つばかりです。

【追記】川崎医科大学も「平成25年1月7日より新規の臨床研究としてあらたに開始いたします。」とのことです。

呉共済病院も、12月10日より「新規募集を再開しました」

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2012年12月 8日 (土)

地震 今までは、たまたまおとなしかっただけ

前の記事を書いてアップしようとしたところで、M7.3の地震。震度4におどろいて、電源が落ちる前にと、急いでアップした。幸い大きな津波もなかったが、3日くらいはより大きな地震を警戒する必要がある。3.11の数日前にも大きな地震があったはずだ。

我々はもう3.11の記憶が薄れようとしてようにみえるが、千年に一度のM9.0の地震は、自然の時間単位から言えば、ついこの前に起きたことだ。

M9クラスの地震の後には、世界的に見ても数年以内に大きな火山噴火が起きている。富士山の噴火も夢物語ではない。首都圏直下型地震の脅威も迫っていると言われている。もう忘れようとしているのだろうか?

しかし、衆議院選挙戦の最中であるが、原発の再稼働を企てる勢力が勢いを伸ばしている。活断層の問題もある。まさに時限爆弾の上に座っているのが我々のいまの状況だろう。

福島原発事故は、いくつもの偶然の幸いが起きて、あの程度で済んだことを忘れてはいけない。あの程度と言っても、福島県民はいまだに避難生活をしてしる。賠償もすすんでいない。

人間は千年の一度の出来事でさえも、慣れることができるのだろうか。セシウム137の半減期は30年だが、人間の記憶の半減期は1~2年ということなのだろうか。3.11の直後、私は真剣に都内から脱出することも考えた。ただ、仮に都民が逃げるときには、道路は渋滞して逃げ切れないだろうと思って、1週間屋内で籠城することを選択したのだった。

地震の巣の上でのロシアンルーレットは、国民の命を賭けての博打だ。

今日から高校時代の仲間と草津温泉で一泊二日の同窓会だ。草津は雪らしい。

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2012年12月 7日 (金)

「希望」の治癒力

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「精神の力でがんは治るのか」--がん患者ならだれしも気になる問題です。このブログでも、左サイトの推奨図書には『奇跡的治癒とはなにか』『癌が消えた』『こころと体の対話』『プラシーボの治癒力』など、こうした問題を取り上げた書籍を多く紹介しています。

精神神経免疫学(PNI)に関する日本の学会、精神神経内分泌免疫学研究会(PNEI)という組織もありますが、現状ではがんが腫瘍に及ぼす影響を研究するのが主で、精神ががんに影響する問題には、あまり関心がなさそうです。

最近のブログでは『癌が消えた 』を紹介しましたが、これらの書籍も出版されてから10年以上経ったものが多く、この問題に関して最近出版されたものは、ほとんど見当たりません。この分野への関心は小さくなったのかと懸念していました。しかし、今年になってジェローム・グループマンの『病を癒す希望の力: 医療現場で見えてきた「希望」の驚くべき治癒力』が翻訳出版されました。(あまり注目されなかったのでしょうか。8月の出版ですが、すでに中古書で1/3から1/4の価格で購入できます。いまならお買い得です。)

グループマンの書籍は、このブログで今年1月の記事で『医者は現場でどう考えるか』について書いています。この本で「医師はデータではなく、患者の物語に耳を傾ける必要がある」として、EBMに関してはこんな一節を述べています。

いわゆる科学的なエビデンスに基づいた医療(EBM)は急速に広がり、今や多くの病院において規範になっている。統計学的に立証されない治療法は、臨床試験 の成績に基づいた一定量のデータが得られるまで、ご法度なのだ。もちろん医師は誰でも、治療法を選択する際にその研究成果も検討すべきである。しかし、 EBMに頑なに依存する今日の医学では、医師が数字だけに頼って受動的に治療法を選択する危険がある。統計は、目前にいる生身の患者の代わりにはならな い。統計は平均を表わすものであり、固体を表わさない。医薬品や治療に関する医師個人の経験に基づく知恵ー臨床試験の成績から得られた「ベスト」の治療法 が、その患者のニーズや価値観に適合するかどうかを判断する医師個人の知識ーに対し、数字は補足的な役割でしかない。

病を癒す希望の力: 医療現場で見えてきた「希望」の驚くべき治癒力 『病を癒す希望の力』の中で、驚異的回復を示した患者たち(彼の言葉では「並外れた患者たち」)との30年にわたるケアを通して、病に対して希望が果たす役割を見せてくれた、と言います。多くの人々は希望を楽天主義--「物事は結局良くなる」とする広く受入れられている態度--と混同しているが、希望と楽天主義は異なる」と結論づけます。「前向きに考えなさい」と言われたり、過度に薔薇色の未来を約束されても希望は生まれないとも述べています。

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2012年12月 6日 (木)

久しぶりにチェロの話題

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いつもの散歩コースのアンパンマン。もうサンタの装いでした。


チェロの記事をしばらく書いていませんが、もちろん毎日練習しています。練習曲はバッハの無伴奏チョロ組曲から、第3番の「ブーレⅠ、Ⅱ」です。これを2ヶ月くらいやりました。次は、いずみたく作曲で坂本九が歌っていた「見上げてごらん夜の星を」が始まります。クリスマスも近いですし。

バッハの無伴奏チョロ組曲を弾けるようになったこと自体がうれしい。チェロを始めたころは、自分にはいつになったら弾けるだろうかと、期待と不安が混じっていましたが、一応は弾けるように。とはいってもバッハは奥が深いですね。一応弾けることと、音楽的に弾くことには大きな隔たりがあります。

演奏家によっても解釈がそれぞれ違います。藤原真理のCDに納められたブーレが、一番しっくりと来ます。テンポもそんなに速くはないし。もちろん、彼女の域に達するのはいつのことか、永遠に無理だろうとは思いますが。

チェロを弾いている間は「何も考えない」時間です。カバットジンのマインドフルネス瞑想法を続けていますが、「何も考えない」ために呼吸に意識を駐中します。しかし、数分もすると、過去のことを思い出したり、将来のことを思いシミュレーションしたりと、意識は一時もおとなしくしてくれません。しかし、演奏に熱中している間はまさに「マインドフルネス」の状態です。

今日は病院でいつもの薬をいただく日でした。インフルエンザが流行っているようで、待合室は一杯でした。1時間ほど待つ間、ずっとマインドフルネス瞑想をやりました。こうすると待たされても気になりません。自己の中に深く入っていく感覚と高揚感を感じることができ、「瞑想」には得るものが多いと思います。

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2012年12月 2日 (日)

奇跡的治癒はあるのか?

DP1M-100-0547

DP1 Merrill F6.3 1/200秒 ISO=200


がんが自然と消えてしまい、あるいは退縮することを、

  • アンドリュー・ワイルは「自発的治癒」
  • バーニー・シーゲルは「奇跡的治癒」
  • カール・サイモントンは「自然退行現象」
  • キャロル・ハーシュバグらは「驚異的回復」
  • ダビッド・シュレベールは「奇跡的回復」
  • 一般的には「自然退縮(寛解)」

と、意味する内容は微妙に違うが、さまざまな言葉で表現する。アレクサンダー・ソルジェニーツィンは『ガン病棟』で、

「自然治癒だ!」とコストグロートフは本を伏せ、足は依然としてギターのように組んだまま、両手を大きく広げた。「これはつまり、原因は不明だが、とつぜん腫瘍が逆方向に進行し始めるということだ! どうだい」

一同はこのお伽話に口をぽかんとあけ、何も言わなかった。腫瘍が、他ならぬこの腫瘍が、自分の人生を一変させたこいつが、だしぬけに後退し、弱まり、衰え、死滅してしまうのか?・・・・

と書いている。

治療成績の悪い膵臓がんでさえも「驚異的回復」の例はある。抗がん効果のある機能性食品のリストを始めて作成したリシャール・ベリヴォー博士が、重い膵臓がんに罹った友人レニーにそのリストを「完全に守る」ことを約束させて、ベリーは「驚異的に回復」した。治りこそはしなかったが、末期の膵臓がんから4年半生きた。これは『がんに効く生活』に紹介されている。

癌が消えた―驚くべき自己治癒力 (新潮文庫)癌が消えた―驚くべき自己治癒力』は、このような驚異的回復例を集めてていねいに分析した本であるから、いくつもの脅威的回復の例が載っている。膵臓がんでは、80歳の開業医だったフォークナー氏の例がある。膵頭部にテニスボール大の腫瘍があり、生研によって腺癌であることが明らかだった。切除不能だった。余命はせいぜい6ヶ月と言い渡された。しかし診断から8年を生存し、膵がんの再発で亡くなった。彼は生前に友人に次のように語っている。

「頭では信じていないのだが、どうも私は癌に対して何か重要なことをしたようだ。治癒したとはいわないが、西欧の正当医学が自然緩解と呼んでいる状態にあるという事実は受け入れよう。自然緩解とは別の言葉で言えば、私たちには分からない、ということだ。」

修道女ガートルードの例は、1935年のことである。膵臓がんの診断がついており、試験的開腹手術で(もちろん当時はCTはない)膵頭部が通常の3倍の大きさにふくれており、生研のみで手術はできずに閉じられた。修道女たちの祈りが9日連続で続けられた。彼女は回復して、2ヶ月後には日課の修道女生活に戻った。7年半のあいだ彼女はたゆみなく働いた。彼女が突然亡くなった36時間後に解剖してみると、死因は広範囲の肺動脈塞栓であり、膵臓に腫瘍の兆候は全く認められなかった。

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2012年12月 1日 (土)

浜離宮庭園の紅葉

DP1M-100-0434

浜離宮庭園の紅葉を撮りに行ってきた。気ままに撮りながら、いつのまにか結構な距離を歩いている。歩くことががんにも効く。かといっていつも同じコースでは飽きてくる。カメラを担いでの散歩はいい。森村誠一は『森村誠一の写真俳句のすすめ』で、下手な写真と俳句でも、コラボすることでお互いが生きてくると書いている。私には俳句の素養はないが、挑戦してみるのも悪くはないかなと思う。

錦秋に めぐり逢えたり この命

5年前の膵臓がんの手術後半年して、京都・嵐山周辺を6時間も歩き通しで撮影したことがあった。また巡り会えた秋と命に感謝。

行く秋に とどかぬ余命 天高く

一方で、ステージⅣbで「秋まで生きていると思っちゃいけないよ」と余命宣告を受けた同病の人がいた。いま、どうしているのだろうか。

DP1 Merrillの解像度は、本当にみごとだ。都会の紅葉風景のディテールを余すことなく描写してくれた。森村誠一は高層ビルを「墓石」に見立てていた。功成り名を遂げた一握りの成功者の下に、圧倒的多数の落伍者がいると見る。紅葉はさしずめ墓に添えた献花かもしれない。

DP2M-100-1953

DP2M-100-1888

池の畔やあちらこちらの銀杏や楓の木の下には、黄色い花を咲かせたツワブキの一群があった。

DP1M-100-0401

DP2M-100-1853

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