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2014年7月

2014年7月28日 (月)

誰でもがんのサバイバーになれる

誰でもがんのサバイバーになれます。末期の膵臓がんで余命が数週間であったとしてもです。統計的には5年生存率がゼロパーセントであったとしても、統計にしたがって死んでいくことはありません。なにをすれば良いのか。

サプリメントはよく考えて、選んで納得できるものを摂れば良いのです。私の選択の基準や継続して摂ってきたものをこれまでも書いています。マルチビタミン、ビタミンD、EPA(オメガ3)、メラトニン等です。

食事療法もやらないよりはやった方が良いです。「食事療法ではがんは治らない。しかし、食事療法をしなければがんは治らない」のです。食事は私たちの細胞を構成する原料を供給し、活動のエネルギー源となります。がんと闘うNK細胞を作るにも栄養素とエネルギーが必要です。断食をしてがんを兵糧攻めにするという療法もあるようですが、がん細胞が兵糧攻めになる前に、私たちが餓死してしまいます。餓死しないまでもがんと闘う体力がなくなります。シュレベールの『がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」』や米国対がん協会発行の『「がん」になってからの食事と運動―米国対がん協会の最新ガイドライン』などが参考になるでしょう。

サプリメントや食事でがんが治るという科学的なエビデンスはありませんが、運動にはきちんとしたエビデンスがあり、こちらの方がより効果的に違いありません。できれば一日一時間の早足での散歩を続ける。少なくとも一週間に3~5時間程度は歩きましょう。

いちばん重要で、効果がありながら、多くの人が過小評価しているのが「心の平穏」、メンタルな部分です。奇跡的治癒例、長期生存者、例外的患者と言われる人たちは、例外なく「心の平穏」がなんらかの作用をしています。末期の腫瘍がたった一晩で跡形もなく消えてしまうほどの力を秘めているのです。ただ、どのようにしたら確実にその力を引き出せるのか、今の科学では解明できていません。

私が実際にやってみて効果があったの思えるのは、サイモントン療法、瞑想でした。そして「死を恐れなくなる心構え」も忘れてはいけません。「希望」を持つとと共に、治るか治らないかは「成り行き」であり、人間の力の及ばないこともあるのだと受け入れるための準備が必要でしょう。「希望」をもつことと「死を受け入れる」ことは矛盾することではなく、ともに心の中に同居させることができるのです。難しい課題です。しかし、そのためのツールが瞑想やサイモントン療法などですから、信じて継続することでそうした心の有り様に近づくことが可能です。そうすれば、あなたも生存率曲線の右に恐竜の尾のように長く延びるlong tailの仲間入りを果たすこともできるのです。

がんとは闘え、死とは闘うな

2014年7月24日 (木)

黒澤明の「夢」

暑い! あまりに暑いので、しばらく散歩はおやすみだ。熱中症になってはたまらん。涼しげな写真でもアップしよう。

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安曇野の大王わさび農場にある水車です。2006年に撮影した写真です。まだ膵臓がんが見つかっていなかったころのものです。この水車小屋は、黒澤明の映画『夢』のロケに使ったものをそのまま残してあるのだそうです。

『夢』は八話のオムニバス形式で、最後の「水車のある村」がここで撮影されています。

第四話「トンネル」は黒澤の戦争体験です。

なんと、今度は、全滅したはずの「第三小隊」の隊列までもが、トンネルの中から“私”の前に行進してきたのだ。
小隊長が、こう叫ぶ。
「小隊!止まれ!」
「中隊長殿に、敬礼!」
「捧げ~銃(つつ)!」
その号令と同時に、隊員たちは、“私”に向かって、いっせいに捧げ銃をしてきた。
しばらくの静止の後、小隊長は、再び号令をかける。
「直れー!」
そして、以下のように“私”に報告してきた。
「第三小隊、ただいま帰りました。」
「全員、異常なし!」
“私”は、嗚咽をこらえながらも、一言一言を噛み締めつつ、しっかりとした口調で、こう告げる。
「聞いてくれ!」
「お前たちの気持ちは・・・、よーく分かる。」
「しかし、第三小隊は、全滅した!」
「お前たちは、全員戦死したのだ。」
・・・しばしの沈黙。
「すまん」
…“私”は、心から彼らに詫びる。

「平和ボケ」した戦争オタクの偉い人たちが、売られてもいない喧嘩を買って、海外でも戦争をしたがっているようですが、もちろん自分が真っ先に戦場に行くんでしょうね。

「赤富士」は原子力発電所が爆発し、同時に富士山も噴火する。まさに3.11の直後に富士山で大きな地震があったことを思い出させます。黒澤はこう書き残しています。

猿は火を使わない。

火は自分達の手に
負えない事を知っているからだ。

ところが、人間は核を使い出した。
それが、自分達の手に負えないとは考えないらしい。

火山の爆発が手に負えないのは、わかっているのに、
原子力発電所の爆発なら、なんとかなると思ってるのは、

‥‥どうかと思うね。

高い木に登って、
自分のまたがっている木の枝を
一生懸命切っているいる阿呆に似ているね。

人間は間違いばかり起こしているのに、
これだけは絶対間違いは起きないなんて、
どうして云えるんだろう。

それも、もし間違えたら、
おしまいだと云うのに、
どうして、そんな事が云えるんだろう。

大方の人は、それから眼をそむけている
問題が、あまりにも大きくおそろしいからだ。

黒澤明

25年も前にこの映画を作った黒澤明の、本質をずばりと突く先見性に脱帽です。「安全神話ボケ」した原子力ムラの住人たちが、性懲りもなく原発を稼働させようとしています。「美しい日本」を「住めない日本」にしたいのだろう。

最後は「水車のある村」:静かな川が流れる水車の村に着く。壊れた水車を直している老人に出会い、この村人たちが近代技術を拒み自然を大切にしていると説かれ、興味を惹かれる。老人の初恋の人であった老婆の葬式では、村人は嘆き悲しむ代わりに、良い人生を最後まで送ったことを喜び祝い行進するのであった。

 こんにちは・・・・・ こんにちは
 はい こんにちは
 この村は何と言う村ですか?
 名前なんかないよ。わしらはただ「村」と呼んでいる。よその連中は「水車村」と言ってるがね。
 この村の人はみんなここに住んでるんですか?
 いやぁ、住んでる村は別にある。
 ここには電気はひいてないんですか?
 あんなものは要らない。人間は便利なものに弱い。便利なもの程「良いもの」だと思って、本当に「良いもの」を捨ててしまう。
 灯りはどうするんですか?
 ロウソクもあればタネアブラもある。
 夜は暗くないですか?
 暗いのが夜だ。夜まで昼のように明るくては困る。星も見えないような明るい夜なんて嫌だね。
 田んぼがあるようですが、耕運機も収穫用のトラクターも無いようですね。
 そんな物は要らん。牛もいれば、馬もおる。
 燃料には何を使ってるんです?
 主にたき木を使う。生きている木を切るのは可哀相だが、けっこう枯れる木もあるから、それを焚き木にして使っている。それに木を炭にして使うと何本かの木が大きな・・・・・
そうだ、牛の糞もいい燃料になる。

全景はこんな感じです。

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便利なものを買うためにあくせく働く。ものを買うと時間を失うことになる。スマホを持てば使うための時間が必要になるが如くである。こうしていつのまにか、本当の自分を見つめる時間を失っていく。

せっかくがん患者になったんだから、これまでの生き方や考え方を変えてみなくては損だろうに。

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2014年7月23日 (水)

アブラキサンの話題、2題

アブラキサン(nab-パクリタキセル)が本年度中に膵癌に保険適用になりそうですが、海外(邦訳)と国内の臨床試験の結果が出ています。

進行膵臓癌を対象にしたMPACT試験の解析更新

治療歴のない転移性膵臓癌患者に対するナブパクリタキセル(アブラキサン)とゲムシタビン(ジェムザール)の併用療法を調査する転移性膵臓腺癌臨床試験(MPACT試験)の追跡調査結果が、米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(シカゴ)で報告された。

本試験では転移性膵臓癌患者861人を、ナブパクリタキセルとゲムシタビンを併用する群とゲムシタビンを単独で投与する群とに無作為に割り付けた。主要評価項目は全生存期間とした。試験の結果、全生存期間の中央値は、ナブパクリタキセル+ゲムシタビン併用投与群で8.5カ月、ゲムシタビン単独投与群で6.7カ月であった。

腫瘍縮小に対する全奏効率はナブパクリタキセル+ゲムシタビン併用投与群で23%、ゲムシタビン単独投与群で7%であった。

さらにナブパクリタキセルは長期生存率も改善するとみられる。1年経過した時点での患者生存率はゲムシタビン単独投与群の22%に対して、ナブパクリタキセル+ゲムシタビン併用投与群では35%であり、1年生存率は59%上昇したことになる。2年経過した時点での生存率は、ゲムシタビン単独投与群の4%に対して、併用投与群では9%であり、ナブパクリタキセルにより2年生存率は倍増した。今回の追加解析から、ナブパクリタキセル+ゲムシタビン併用投与群はゲムシタビン単独投与群と比較すると、全生存期間が最大で3.5年改善したことが示された。

全生存期間中央値で、1.8ヶ月改善した。1年生存率は59%上昇(22%⇒35%へ)。2年の生存率も、4%から9%へと倍増。

しかし、この成績を見ても膵癌の厳しさをあらためて思い知らされるばかりで、諸手をあげて喜ぶという気になりませんね。

nab-パクリタキセルとゲムシタビン併用は日本人においても転移性膵癌のファーストラインとなり得る【得臨床腫瘍学会2014】

こちらは国内の第一相、第二相試験です。

試験の結果、完全奏効が0、部分奏効が15人で奏効率は44.1%(90%信頼区間:29.5-59.5)で、主要評価項目は達成された。DCRは94.1%(90%信頼区間:82.6-98.9)だった。PFS(無増悪生存期間)中央値は5.6カ月(95%信区間:4.1-8.3)。観察期間中央値4.7カ月(2.8-10.5)で、OS中央値は未達だった。

腫瘍が縮小する前奏効率でいえば、国内試験のほうが良さそうですが、90%信頼区間で考えれば同じ程度ないのでしょう。

一日も早い承認を願っています。

2014年7月20日 (日)

『神秘』と『奇跡的治癒とはなにか』

神秘 白石一文氏の長編小説『神秘』も、主人公は末期の膵臓がん患者である。53歳の出版社役員である菊池は、突然末期の膵臓がんで余命1年という宣告を突きつけられる。CTや腫瘍マーカーの結果からは、肝臓、胆嚢、骨への浸潤、転移もたぶん始まっているのだろう。雑誌の編集を通じてがんには詳しい菊池は、「ここまで大きくなっていると有効な治療法は何一つない」。だったら「慌てて細胞診なんてやらなくても良いではないか」と友人の医者に告げる。診断を確定したところでやるべきこともないわけで、症状が進んで痛みが出てきたら緩和医療を考えれば良い、と冷静に判断するのである。つまり、抗がん剤や放射線による治療ではなく、無治療を選択する。がんの多段階発生説に対して批判的に書かれ、近藤理論を肯定しているかのようである。

しかし、私も同じ状況だったら菊池と同じ決断をしただろう。転移したら無治療を選択するそのつもりでいたことも事実だ。抗がん剤の副作用によるQOLの低下と得られるわずかの余命の延長とを秤にかければ、菊池の選択も合理的であろう。

ちょうどアップルのスチーブ・ジョブズが死亡したという記事にも接し、名演説として喧伝されたジョブズのスピーチを『「死」は「生」が作り出す最高の発明品――などという氏の認識は完全な誤り』『「夢の追求」という凡庸で手垢のついた処世訓』と酷評するが、『最も重要なことは、自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動することです。心や直感こそが、君たちが本当に望んでいることを知っているのです』との言葉を書き留め、それに従って20年前にたった一度だけ電話で話したことのある山下やよいという女性<超能力を秘めていそうな>を探すために神戸に移り住むことを決心する。

膵臓がんで亡くなった作家も何人かいる。中島梓の『転移』や吉村昭の闘病を記した妻、津村節子の『紅梅』などあるが、実際に膵臓がんになった作家よりも、この著者の方がより詳細な心理描写ができているように思う。当の病人よりは病状も客観的に見つめることができるということなのだろう。

物語は偶然の出会いが折り重なって、思いもよらぬ事実が明らかになっていく過程はスリリングである。そして最後には・・・。

奇跡的治癒とはなにか―外科医が学んだ生還者たちの難病克服の秘訣 第二部の随所でバーニー・シーゲルの『奇跡的治癒とはなにか―外科医が学んだ生還者たちの難病克服の秘訣』の一節が紹介されている。菊池はシーゲルのことを私の「ドクター」と呼び、自分の膵臓がんが奇跡的に治癒することを期待している。シーゲルの本は、このブログでも左のサイドバーにずっと掲載してきたものである。

菊池が書き留めたシーゲルの言葉は次のようなものだった。

たとえ多くの患者が、「あと、どのくらい生きられますか?」「もうあと、どのくらいありますか?」としつこく訊いても、答えるべきではない。こういう患者は、自分の寿命を自分で決めようとしないで、他人に決めてもらおうとする受身な患者で、医者に好意を持っている場合、まるで医者の正しさを証明するかのように、その予告通りに死ぬ人が多い。

医者は患者より論理的で統計に重点を置き、融通がきかなくて希望を失いがちだ。医者は治療法がなくなると、放り出したくなる。しかし患者の治癒力を信じないと、その治癒力も十分に力を発揮できないことを、しっかりと認識しなければならない。「これ以上、手の尽くしようがありません」は、医者の口にすべき言葉ではない。常に打つべき手はあるのだ。それがたとえ、座って話すだけであっても、患者に希望と祈りをもたらすことができるのだから。

がん患者の15から20パーセントは、意識するしないにかかわらず、死を願望している。

扱いにくくて協力的でない患者が、もっとも回復する可能性が高いことを、医師は認識すべきである。

重症の乳がん患者のうち、抑うつ、苦悩、敵意などの感情を強く打ち出す患者の方が、うつ状態をほとんど見せない患者よりも長生きする。

攻撃的ないわゆる「悪い」患者のほうが、素直な、いわゆる「良い」患者よりT細胞の量が多い。

「百歳まで生きたいか?」という問いに「もしも」、「それでも」、「でも」などと言わずに、即座に心底から「ハイ」と言えたら、あなたはきっと「例外的患者」になれる。

医者の中には「間違った希望」にまどわされるから、私に近づくな、という者も何人かいる。病気とつきあう上で、患者の心に「偽りの希望」などは存在しない、と私は言う。希望は統計などではなく生理的なものだ!

偽りの希望とか客観的な心配といった概念は医学用語から抹殺されるべきだ。それらの言葉は、医者も患者も駄目にする。

「偽りの希望」とは、医者が患者に統計が示すとおりになる必要はない、というだけのことなのだ。ある病で十人のうち九人が死ぬとして、十人が十人とも死ぬだろう、と言わなければ「偽りの希望」を広めていることになるというのか。

私の言いたいのは、誰もがその生き残りのひとりになれる、ということだ。患者の心の中では、希望は全て現実のことだから。

私が「大丈夫。死にやしませんよ。」と言っただけで、今日を生きている人たちもいる。

つまり、広い視野に立って自分の体の問題を見つめることだ。病気の回復だけが目的ではない。それよりももっと大切なことは、怖がらずに生き抜いて平和な生活をして究極の死をむかえることだ。そうすれば治癒への道も開ける。そして、人は誤った強がりーー人はどんな病気も治せ、死ぬこともないというーーからも開放されるのだ。

しかし一方で「希望」を持つことは大切だが、それはえてして「執着」になりやすい。死の直前まで抗がん剤治療をやり続けるのもその現れだと言えはしないだろうか。菊池も『小さな希望は、ときとして人間を徹底的に消耗させ、絶望させる。 その点では、たすかるすべが何一つないという、この末期膵臓がんという病気はありがたいと言えばありがたい。』と述懐する。治ろうとする執着が、治らなくすることもある。

菊池も、シーゲルの経験した膵臓がんの奇跡的治癒例としてこのように紹介している。

私は最近になって、ドクター(シーゲルのこと)が書いている次の一節の本当の意味が少しだけ分かったような気がしている。というより、この一節の意味を心底理解できれば、自分のがんを完全に克服できることに気づいた、と言うべきかもしれない。

それは次の一節である。

もはや何の治療にも反応しなくなった末期の膵臓がん患者、フィリスは、家に帰って死を待つばかりだった。数ヶ月後、彼女は診察室に現われ、私の同僚の医師が診察した。彼は診察室のドアを開けて私を呼んだ。「バーニー、ちょっときてみたまえ」

私が入っていくと彼は言った。「がんが消えたんだよ」

「フィリス、いったいどうしたの?」と私は訊いた。

「先生ならおわかりでしょう」

「そりゃあ、わかっていますよ。しかし他の人にも教えてやりたいからね。」

フィリスは答えた。「私は百歳まで生きることに決めて、なにもかも神様にお委せしたんです」

この本はここで終わりにしてもいいくらいだ。この心の平和こそが何ものをも癒す力となるからである。

このブログの記事も終わりにしてもいいくらいだ。

2014年7月15日 (火)

がんと無力感-心の力

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心理的なストレスは、がんを育てる環境に大きな影響を与える。ストレスは炎症反応を促進し、がん細胞は炎症反応を利用して増殖する。多くのがん患者が、がんの告知を受ける数ヶ月から数年の間に強いストレスを感じた時期があったという。私にもその例があてはまる。膵臓がんが見つかった数年前から、相次いで義父と義母の介護をせざるを得なくなった。

ラットにがん細胞を接種して電気ショックを与える実験が、レバーを押せば電気ショックを避けることができるグループと、避ける手段のなかったグループ、それに電気ショックを与えられなかったグループで行われた。腫瘍の克服率が最も高かったのは、電気ショックを与えられなかったグループではなく、レバーを押せば避けることができたグループだった。避ける手段のないグループは、一番成績が悪かった。

つまり、強いストレスに曝されてもそれを克服する手段があれば、がん細胞に影響は与えられないが、手段がなく、継続的な「無力感」に陥ったときには、がん細胞が増殖するには好都合な環境が作り出されるようなのだ。

では、逆に心が穏やかであればがん細胞の成長を抑えることができるのであろうか。答えはYESである。たとえばイアン・ゴウラーの例がある。彼の著書『私のガンは私が治す―ガンの予防と対策』に詳しく書かれているが、重度の骨肉腫で余命数週間と宣告されたイアンは、「これ以上失うものはなにもない」と考え、集中的な瞑想を行った。数ヶ月の間、毎日3回、1時間の瞑想を徹底した食事療法と作に実践した。そして、彼の骨肉腫は完全に消失した。これ以外にも多くの同じような報告がある。

ストレスは人体を”緊急時に対応”させるために、炎症反応を活性化させるホルモンを放出する。そして緊急性の低い機能、つまり消化、損傷した組織の修復、免疫システムなどの機能を低下させ、それによって腫瘍が成長できる環境ができる。現在は慢性的な、長時間のストレスに曝されやすい社会である。当然がん細胞が喜ぶ環境も長時間続くことになる。

無力感に陥らず、強いストレスにも耐性を持つように自分を変えることはできるし、がんの告知を受けたら「変えるべき」である。なぜなら、治りたければ、心の平穏が保たれるようにすべきであるから。

私が実践してきたのは、まず最初にはサイモントン療法であった。書籍『サイモントン療法――治癒に導くがんのイメージ療法』に付いてきたCDを携帯プレーヤーに転送して、時間があれば絶えず聞いていた。寝る前には必ず効いて瞑想を行った。

サイモントンのサイトからもいくつかのCDを追加で購入して聞き続けた。また、カバットジンの『マインドフルネスストレス低減法』からも多くの有益なものを学んだ。

2014年7月10日 (木)

大腸がんと膵臓がんの経験をした大学教授の本

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帯に『大腸ガンと膵臓ガンの経験を踏まえ、「賢いガン患者」になるための秘訣を伝授』と書かれている新書を本屋で見つけました。なんとまぁ、私は直腸がんでしたが、この方はS字結腸がんで、どちらも大腸がんには違いない。膵臓がんのステージはたぶん同じステージⅢではなかろうか。

大学教授がガンになってわかったこと (幻冬舎新書) 山口仲美さんの『大学教授がガンになってわかったこと (幻冬舎新書)』です。「大学教授」を冠するところは幻冬舎らしいと言えば"らしい"ですね。日本語の歴史を研究されて、2008年に紫綬褒章を受賞され、日本エッセイスト・クラブ賞も受賞されている方です。さすがに文章は読みやすく、一気に読みました。

大腸がんのときには、「日本一の内視鏡検査の権威がいるから、紹介してあげる」とか、著者の面識の広さから、いくつかの選択肢が挙げられているのですが、それがかえって病院選びに迷うことになっているようです。我々普通の庶民には迷うほどの選択肢はないので、特に地方に住んでいればなおさら、近くの少し大きな病院程度の選択肢しかないのですよね。「個室が良いか大部屋か」では個室の優位性を書かれているのですが、これも貧乏患者には縁のないはなしです。

腹腔鏡下手術でリンパ節に転移なし、早期癌で無罪放免、となるのですが、3年後の検診で腫瘍マーカーCA19-9の異常が見つかり、膵体部に15mmの腫瘍があると診断されます。民間療法でなんとかならないだろうかとの淡い期待と、できれば手術はしたくないとの思いもあり、近藤誠氏の中学時代からの友達だという同僚からの紹介で、K先生(近藤誠氏)のセカンドオピニオンを受けることになります。「超売れっ子のK先生」と書かれているように、近藤先生も多忙なのか? しかし、「近藤誠がん研究所」の予約カレンダーはいつでも予約可能の状態ですが。

そういえば、最近Twitterでは石原メソッドでがんが治ったというムラキテルミ氏が話題になっていますね。石原結實先生も超売れっ子で、診察が3ヶ月待ちだとか。余命3ヶ月のがん患者には間に合わないよね。近藤誠先生も石原結實なみになってきたか。

で、近藤氏は、

K先生は、私の顔をあまり見ず、また膵臓の状態もあまり聞かずに、データもほとんど見ずに、顔を両手でこすりあげながら、言いました。

「膵臓ガンは手術しても助からない。手術はしなくてもいいでしょう。まあ、そのままにして余命に任せるのがいいでしょう。」

とのご託宣です。案の定です。紹介状も検査結果もなくてもよいとの評判ですからね。データも見ないのならそりゃ必要ないですわ。

膵臓がん患者は、このままにして死になさいということです。著者も近藤氏の言葉に手術を止めようかといったんは考えるのです。学歴の高い患者ほど近藤氏の言葉に心酔する傾向がありますね。しかし、アップルのジョブズのことなども思い起こして、手術を受けることになります。

手術後は同じ外科医の抗がん剤治療を受けることになるのですが、その医者の言葉にまた深く傷つきます。

「病理検査の結果は悪性のガンでした。浸潤性膵管ガンですね。細かい血管、リンパ管、神経内にがん細胞が浸潤している状態でした。最悪のシナリオですね。」
「あなたは手術ができたということで、3割の人の中に残っただけです。手術をできた人でも、再発を防止する手段はありません!」

「自分だけは何としても生き延びようと思ってさまざまのことを試みる人に限って、不思議なことに死ぬんですな。」

こんなにずけずけという医者もめずらしいですね。患者の気持ちをまったく忖度しない担当医に、著者は落ち込んだり怒ったり、最後はこの医者の元を離れる決心をすることになります。

でも、この医者の言っていること自体は、私は真っ当なこと、言いにくいことをはっきり言っているのだと思います。

「再発しないためにさまざまのことを試みる。サプリメントを飲むとか食事療法とか。でも、たいていダメなんです。それよりも、生き延びようなんてことを忘れて、一日一日を大切に生きる。調子が良くなってから、あれをやろうなんて考えてはいけない。調子が悪くても、やりたいと思ったことは直ちに実行する。それが、結果的にはいいんですな。」

これは、奥の深い言葉ですよ。心の有り様、平安が一番大切だということなのです。「治りたがる患者は、治ることは希である」などと、私もブログでも同じ主旨のことを書き続けてきましたからね。ただ著者は、”一日一日を大切に生きるなんて、私の寿命はそんなに短いのですか?”と逆に受け取ってしまうのです。

まぁ、無理もないか。膵臓がんの余命は月単位ですが、患者になりたてで、それを実感しろというのも無理かもしれません。済陽式とかフコイダンとかを取り入れるのですが、文系の著者にはエビデンスを調べるという動機が希薄なように思われます。

いろいろ書いてきましたが、参考になる記述も随所にあります。運動の大切さを強調しているところなど、多くのがん患者にも読んで考えて欲しいものです。

大腸がんも膵臓がんも罹患し、たぶん同じステージですので、著者に親近感がわいてきます。術後2年になりますね。なんとか治って欲しいと祈っております。

2014年7月 5日 (土)

メラトニンはサプリメントの第一選択肢

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アスピリンを常用していると膵臓がんのリスクが半分になるというニュースが話題になっています(こちら)。常用量を摂っている人よりも低用量を摂っている人の方が、よりリスクが低くなったということですから、これもおもしろいことです。アスピリンの炎症を抑える作用がリスクを減らしているのではとされているようです。ただ、すでに膵臓がんになった人に効果があるかどうかは触れられていません。

すでに膵臓がん(固形がん)になった人が、何かのサプリメントを試してみようかと考えるのであれば、メラトニンが第一選択肢でしょう。私自身、術後の早い時期から継続してメラトニンを服用してきました。このブログでも何度も書いているので、右上の検索窓に「メラトニン」と入れて検索してみてください。

『9割の病気は自分で治せる』の岡本裕医師のサイトで、最近メラトニンクルクミンについて、効果が簡潔にまとめられている記事が追加されています。

2. メラトニンで期待できる効果
睡眠障害を改善する(眠りの質を根本的に改善することにより、寝つき、中途覚醒、・早期覚醒、睡眠の質を改善する)
時差ボケを改善する
抗がん効果
転移を抑える効果
抗酸化効果
抗うつ効果
免疫力を高める
老化防止
寿命の延長(ただしマウスのデータ)

3. どれくらい摂ればいいか
不眠、睡眠の質の改善、抗うつ効果を期待する場合・・・3から9mg/日くらい (多くの方は3mgくらいで効果があります)

抗がん効果、抗酸化効果、免疫力を高める効果、老化防止を期待する場合・・・20mg/日

厚生労働省が所管する独立行政法人 国立健康・栄養研究所の『「健康食品」の安全性・有効性情報』のサイトにあるメラトニンの項目には次のように記されています。

固形がんに対して有効性が示唆されている。通常の化学療法あるいはIL-2と併用してメラトニンを摂取すると、乳がん、肺がん、腎臓がん、肝臓がん、すい臓がん、胃がん、大腸がんの縮小を促進するという報告がある (PMID:1322155) (PMID:8208518) (PMID:8286206) (PMID:10674014)
・2011年11月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報について検討したメタ分析において、固形がんに対する化学療法および 放射線療法とメラトニン20mg/日摂取の併用は、腫瘍寛解や1年生存率の増加、放射線化学療法による副作用 (血小板減少、神経毒性、疲労) の減少と関連が認められたという報告がある (PMID:22271210)

最後のPubMedの論文は、メラトニン20mgを摂ったグループでは、対照群に対して、完全または部分寛解が16.5%対32.6%、1年生存率が28.4%対52.2%です。これは8つの無作為化比較試験のメタ解析であり、エビデンスレベルとしては最高の試験結果です。私がメラトニンの服用をはじめたときには、これらの試験結果はまだなかったのです。しかしいろいろと調べて「期待できる」との感触を得たので服用をはじめました。ヒトに対する効果が科学的に証明されていないサプリメントは摂るべきではないというのは、正論なのでしょうが、このような例もあるのです。がん患者には時間がないのですから、「期待が持てそう」なら、はずれは覚悟でやってみれば良いのです。

メラトニンはまた、糖尿病のリスクとも関係しています。メラトニンの分泌量が少ないと糖尿病のリスクが高くなるという報告があります。

メラトニンは脳内の松果体という器官で作られる物質ですから、製薬企業がその有効性を証明しても特許がとれません。したがって大規模臨床試験がなかなかできない状況が続いてきました。ここにきて少しずつデータが出てきたようです。

私の服用量は5~10mg/日です。理想的な20mgを服用すると昼間から眠くてしかたがないので減量してきました。それでも(たぶん)効果があったのではないかと推測しています。

まれに悪夢で悩まされる人もいるようですが、それ以外の重篤な副作用は報告されていません。敢えて言えば「熟睡できる」のが一番の副作用でしょうか。

購入はインターネットの個人輸入代行が便利でしょう。Amazonでも扱っていたのですが、現在5-HTPやセロトニンはありますが、メラトニンは検索にかかりませんでした。

私のサプリメント3条件、①ある程度のエビデンスがある。②重篤な副作用がない ③ 継続して摂るためには高価でない。にぴったりです。

EPAもまた、積極的にとっても良さそうなサプリメントでしょう。アピタルのがん夜間学校『もっと知ってほしい がんと代替医療(サプリメント)のこと』でも、代替医療に否定的な住吉義光先生の講演の直後の休憩時間に、EPAの広告?が流されていましたからね。(録画からはカットされているが)アピタルも認めたサプリメントということなのでしょう。

あくまでも私個人の考えですから、サプリメントの服用は自己判断・自己責任で行ってくださいね。

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2014年7月 2日 (水)

14/6月ツイートのまとめ

キノシタ @Oncle1316 
アブラキサン 進行性膵癌のOSを2.1ヵ月延長 ASCO2014 :アブラキサンとゲムシタビンの併用群で最長3.5年までの生存を示しました(ゲムシタビン単独の0%に対し、患者の3%が生存)。OS中央値8.7カ月対6.6カ月 http://www.businesswire.com/news/home/20140606005229/ja

BW Health News @BW_Health  
進行性すい臓がん患者の第3相MPACT試験における全生存期間の事後解析結果をASCO 2014で発表 http://www.businesswire.com/news/home/20140606005229/ja 

BÖXニュース @BOX_walkerRSS10  
《IRORIO》 緑茶が膵臓がんのリスクを下げる仕組みを米研究所が解明! http://irorio.jp/karenmatsushima/20140606/139758/

キノシタ @Oncle1316 
ナノカーボンはがん医療に有用、名古屋大学の篠原氏が中性子捕捉療法などへの応用を紹介 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140609/357243/?ST=ndh

キノシタ @Oncle1316 
<膵臓がんにおける新たな治療ターゲット 主に2014年ASCOより> FOLFIRINOXとGEMはどちらを優先させるべきか? アブラキサン(nab-paclitaxel)はどのような例に有効か? http://2nd-opinion.jp/jouhou/buibetu_suizou140611.html 

東京新聞政治部 @tokyoseijibu  
安倍首相が混合診療を拡大する考えを表明。患者団体からは「安全性が保てない」という懸念が出ているほか、高額な治療が自由診療にとどめ置かれ、お金のない人は高度な医療が受けられない「医療格差」が生じる恐れもあります。(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014061102000116.html

キノシタ @Oncle1316 
九州大学先端分子・細胞治療科:胆道癌に対するカクテルペプチド癌ワクチン(OCV-C01)療法の医師主導治験(第Ⅱ相)を始めました。 http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/mcg/medical.html 

キノシタ @Oncle1316 
九州国際重粒子線がん治療センター:開業から1年を迎え、治療開始からの患者数は年間目標の200人を5月に早々と突破。治療の予約もすでに200人を超えている。今年3月には肺や肝臓、膵臓がんなどを対象に加えた。 http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20140602-OYTNT50551.html 

キノシタ @Oncle1316 
混合診療拡大は「大きなビジネスチャンス」と生保協会会長。命の沙汰も金次第、の世の中が一層進む。もともと患者のためを思っての政策ではなく、企業のための成長戦略なのだから、当然こうなるさ。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS13046_T10C14A6EE8000/

キノシタ @Oncle1316 
本当の狙いはこれか??高価な分子標的薬なども除外の対象になるかもしれない ⇒「混合診療」、15年度から拡大:厚労省は治療効果があっても費用が高額過ぎる新薬・医療技術などを保険適用から外すことを検討する。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0304F_T00C14A6EE8000/ 

study2007 @study2007 
まあ私が知る限りで言えば「ニセ医学」?というか代替療法に手を出す理由のベスト3は「不安につけ込まれてる」わけでも「騙されてる」わけでも無くて、 第3位:査読論文の通りだと余命1年もムリっぽいから 第2位:病院に行くのがイヤだから 第1位:担当医師が信頼できないから なんだよね。 

study2007 @study2007 
つまり代替医療問題の本質を別の言い方で言うと 第3位「治らないという医学的限界」 第2位「治らないまでも病状に見合った医療が受けられるインフラ不足」 第1位「圧倒的な専門医不足」 などにあるわけで、 その原因を「カルト化した本やネット」に求めるのは問題の捉え方として極めて表層的 

キノシタ @Oncle1316 
厳格な血糖値管理は逆にリスクを高める⇒2型糖尿病患者では高血糖より低血糖による入院が多い:高血糖による入院率と低血糖による入院率の変化を12年間にわたって後ろ向きに解析した結果、高血糖よりも低血糖による入院が多くなっている・・ http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/201406/536684.html 

海外癌医療情報リファレンス @cancer_ref  
ビタミンCによる化学療法の効果促進は証明されず #gan #がん #cancer http://www.cancerit.jp/27224.html 

キノシタ @Oncle1316 
がん患者の平均年収は約395万円(診断前)から約167万円(診断後)に激減している。会社勤めをしていたがん患者の30%が依願退職(ていの良い解雇)し、4%が解雇されている。 http://www.news-postseven.com/archives/20140619_261850.html 

キノシタ @Oncle1316 
ゲムシタビン既治療の膵癌にナノリポソーム型イリノテカンMM-398と5FU/ロイコボリンの併用が有効【WCGC2014】 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/gakkai/sp/wcgc2014/201406/537224.html 

キノシタ @Oncle1316 
進行膵癌でCRP高値の患者のセカンドライン治療としてruxolitinibとカペシタビンの併用が有望【WCGC2014】 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/gakkai/sp/wcgc2014/201406/537231.html 

キノシタ @Oncle1316 
nab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用は進行膵癌のファーストライン治療として膵内の原発腫瘍の部位によらず有効【WCGC2014】部位別のサブグループ解析でも併用療法の優位性が実証された。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/201406/537255.html 

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7.1は歴史に残る、安倍によるクーデターの日

戦後レジュームが気に入らない、戦争を従っている安倍晋三がついにクーデターをやった。5月にタイで戒厳令を敷いていた軍部が、憲法を停止し軍事クーデターを宣言した。我々は他人事のように考えていたが、7.1の解釈改憲、一内閣の考えて憲法九条の解釈を変えてしまうことは、憲法よりも政府の判断が上であるという点で、まさに憲法停止のクーデターに他ならない。

この日、私は官邸前に五時前に着いたが、六時頃主催者が一旦解散のアナウンスをするも、続々と人が集まり、更に増える状況だった。夜遅くまで抗議集会が続いた。陽が傾いてくるころからは若い世代の人たちが増えていったことに、これまでの集会とは様変わりしたことを感じた。戦場に行くのは若者なのだ。

「徴兵制? そんなことになるはずないよ」と考えているのなら、それは甘い。"軍歌の足音"はある日突然やってくるのではない。「戦時体制」は「平和」の仮面をかぶってやってくる。国民よりも国家の利益を優先するさまざまの施策を通してやってくるのだ。国家安全保障会議(NSC)を創設し、特定秘密保護法を成立させ、武器輸出三原則を見直して解禁して軍需産業の育成に乗り出した。消費税増税の一方で法人税の減税、赤字の中小企業にも課税する外形標準課税がまたもや取りだたされている。成果で賃金を決めるという「残業ゼロ法案」。はては年金積立金の運用を株式にシフトするようにとの要求。福祉でも介護サービスの利用者負担を2割にし、特別養護老人ホームへの入所者から軽度の老人は除外した。教育委員会制度の改悪で自治体の首長の権限を引き上げた。

これらの一つ一つが軍歌の足音として聞こえてこないか。

公明党に歯止め役を期待するのは馬鹿だが、これほどまでとは。さすがは「下駄の雪」と揶揄されるだけのことはあり、結党理念よりも、政権に残りたいという足元を、すっかり見透かされたわけだ。

多の野党もだらしない。社民党・共産党は独自の集会の提起すらもできない。それほど弱体化したということだ。歴史を見ると、永年左翼どうしで泥仕合の応酬をやってきたのだ。今日の状況を招いたことに大きな責任があるだろう。昨日の集会も私と同様に、TwitterやFacebookをみて、やむにやまれず参加したという人が圧倒的にたくさんいた。まだまだそこに希望がある。

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