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2015年1月

2015年1月31日 (土)

膵臓がんの冊子が更新

「がん情報サービス」のがんの冊子「膵臓がん」が更新されました。(1/30)

「膵臓がんの疑い」と言われたら、何よりもまず読んでおきたい冊子です。この際、内容の要点を記しておきます。

●あなたに心がけてほしいこと
■ 情報を集めましょう
まず、自分の病気についてよく知ることです。担当医は最大の情報源です。担当医と話すときには、あなたが信頼する人にも同席してもらうといいでしょう。わからないことは遠慮なく質問してください。また、あなたが集めた情報が正しいかどうかを、あなたの担当医に確認することも大切です。

■ 病気に対する心構えを決めましょう
がんに対する心構えは、積極的に治療に向き合う人、治るという固い信念をもって臨む人、なるようにしかならないと受け止める人などいろいろです。どれがよいということはなく、その人なりの心構えでよいのです。
そのためには、あなたが自分の病気のことをよく知っていることが大切です。病状や治療方針、今後の見通しなどについて担当医からよく説明を受け、いつでも率直に話し合い、その都度十分に納得した上で、病気に向き合うことに尽きるでしょう。

●膵臓がんとは
膵臓がんは、早い段階では特徴的な症状はありません。膵臓がんの方が受診された理由を調べると、胃のあたりや背中が重苦しいとか、何となくおなかの調子が悪い、食欲がない、体重が減ったといった漠然とした症状が多いようです。膵臓がんに関連のある症状として、がんで胆管が詰まると皮膚や白目が黄色くなる黄疸が出ることがあります。黄疸が出ると体がかゆくなったり、尿の色が濃くなることもあります。また、膵臓にがんができると糖尿病が急激に悪化する、血糖のコントロールが悪くなるということもあります。

どの部位のがんも同様ですが、膵臓がんは早期発見が重要です。とはいえ進行も速く、消化器がんの中でも手ごわいがんの1つです。

膵臓がんに対して温熱療法や免疫療法などが試みられていますが、はっきりした効果は確認されていません。有効であることが証明されていない治療は研究段階にあるため、「臨床試験」として実施されています。

●転移
膵臓がんは、がんが小さなうちから膵臓の周囲に広がったり、特に肝臓などに転移しやすい性質があります。早い時期から転移を起こすことも膵臓がんが治りにくい一因と考えられています。

●再発
膵臓がんは、切除可能な場合でも術後早めに再発することが多いがんです。再発といってもそれぞれの患者さんで状態は異なります。転移が生じている場合には治療方法も総合的に判断する必要があります。それぞれの患者さんの状況に応じて治療やその後のケアを決めていきます。

2015年1月30日 (金)

チェロ仲間が膵臓がんサバイバーに

外は雪、東京は今年二度目の雪です。昨夜は3ヶ月ぶりのチェロのレッスンでした。少しがんばりすぎたのか、左の上腕筋が痛いです。曲はディズニー映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」。

以前我々のグループだったDさんが、先生のコンサートにみえていたという話を聞きました。「Dさん、生きていたの?」と私。

Dさんは私と同じ膵臓がんで、しかもがん研の主治医も同じという奇遇。彼女が手術をしたのが2010年5月です。

2010年6月のブログにはこう書いています。

今日のレッスンはメンバーの二人がお休みで、少し前から参加したDさんと二人だけ。レッスン後に話をしていたら、Dさんも先月癌研で手術をしたそうで、しかも、同じ先生だと分かってびっくりでした。チェロ友ががん友だった。
チェロをやっているとがんの治癒率が高いというエビデンスが、Dさんと二人で証明できるのではなかろうか、と思ったりして・・・。

その後予後が芳しくないという話は聞いていたのですが、チェロのレッスンにも来なくなり、噂では特技を生かして料理教室の先生をしているとか聞いていました。失礼ながら、私はてっきり亡くなっているかもしれないと考えていたのです。

それが、元気でコンサートに現われた! 彼女はおおらかで行動的な性格。ガハハ・・と笑い飛ばし、いつも周囲を明るくします。がんのことも「ま、なんとかなるさ」と屈託無く話していました。

まもなく5年になろうかとしています。こんな性格と好きなことに熱中する、それががんには一番効果的なのだなとあらためて感じた次第です。

膵臓がんサバイバーと言っても良いのではないでしょうか。

そうそう、彼女からいただいた『生きる禅語』(お姉さんが書かれた)にこんな一節がありました。

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他不是吾(たはこれわれにあらず)Tahakore_2

道元が若いころ中国で修行をしていたときの話。炎天下、杖をついた老僧が椎茸を干していた。典座(てんぞ)と言って食事を作る役である。道元が「こんな大変な仕事をなぜ若い人に代わってもらわないのですか?」と訊くと、老僧はひとこと「他は是吾に非ず」。そこで道元がハッと気づく。すべてが修行なのだと。そして人はそれぞれかけがえのない、取り替えの利かない存在。会社では取り替えの利く歯車であっても、家にあっては大切な存在。

真実人体
我々の身体こそは、宇宙における真実である。

自分のこの身体こそが、偽りのなき真実。これまでこき使ってきたが文句も言わず、がんを宿したこの私をなんとか生き長らえさせてくれる。心臓はたゆまず鼓動し、血液は流れ、免疫システムは驚異的な仕事をしてくれている。宇宙のリズムとつながって、命のリズムを奏でようとしている。

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生きていることに感謝、がんにも感謝。Dさんにエールを。

チェロはやっぱり膵臓がんに効く! のかもしれない。

2015年1月29日 (木)

日本人はビタミンD不足?

最近ビタミンDに関する記事を多く見かけます。Webエッジにこんな記事がありました。『がんや糖尿病に関係する「ビタミンD」、日本人は高齢者の方が充足、新潟大学の報告

研究グループは、新潟県村上地域で、ビタミンDの充足状況を調査。
研究グループは、40歳から74歳まで9084人の血液検査を行って、ビタミンDの血液中の形態である「25-ヒドロキシビタミンD、25(OH)D」の濃度を測ることができた。
研究グループは、ビタミンD充足を、25(OH)D濃度が「75ナノモル/L」以上になっていることと定義

結果として、ビタミンDが充足していた人の割合は、今回の調査グループの中では9.1%と低いと分かった。
ビタミンDの充足している人の条件は次の通り。男性であること、高齢であること、BMIが低いこと、ビタミンDをよく取ること、外での活動が多いこと、サケを良くたべること、飲酒をすること、コーヒーをあまり飲まないことなど。

意外と充足している人は9.1%と少ないのですね。

一方で、大野智医師がアピタル『ビタミンDと「がん」との興味深い関係』で、

そもそも、日本人においては、食事からのビタミンDの摂取量は、目安量を既に満たしています。

と書かれているのですが、そのリンク先を見ると、

血中25-OH-Dの基準値は15~40 ng/mL、10 ng/mL以下は潜在性ビタミンD欠乏症であると判断されます  。

となっているのです。「不足」の基準値が違うのですね。

どちらが正しいのか、分かりませんが、日本の目安量は低すぎませんかという疑問を持っています。だいぶ前ですが、「米国小児科学会では、最近、小児のビタミンD推奨摂取量を これまでの2倍に増やし、またカナダがん協会では、秋冬期間の成人のビタミンDの一般的な推奨摂取量を1000IU/日に引き上げた。」との情報もありました。

がんとの関係が注目されて、
■ ビタミンD3サプリメントの補充は、がんの発症率には影響しない
■ ビタミンD3サプリメントの補充は、がんの死亡率を減少させる

と、大野医師も書かれているビタミンDですが、摂りすぎには注意です。逆に膵臓がんのリスクが高くなるという研究もあります。⇒こちら

ま、1000IU/日位なら<たぶん>大丈夫だと思います。大塚の「ネイチャーメイド スーパービタミンD(1000I.U.) 90粒」の含有量がちょうど1000IUです。

青魚などを積極的に食べ、日光によく当たるようにする。屋内で過ごすことの多い場合とか、緯度の高い地域に住んでいて不足しそうなら、サプリメントとして摂る。この程度でよいのではと思います。

私も毎日は摂っておらず、夏場はまったく摂りません。あとは秋冬とかに上記の基準で判断しています。



2015年1月25日 (日)

あれこれの毎日

日曜の朝にはモーツァルトが似合う。まずは交響曲第40番 K.550、つづいてシュレベールが最期のときに流して欲しいと言ったピアノ協奏曲第23番 K.488。日曜の朝の時間がゆったりと流れていく。

10日ほどブログを更新しませんでしたが、わくわくするようなことをやっていました。とは言ってもパソコンにかじりついてAndroidのアプリを開発していたのですが、肩の手術で延び延びになっていたのをやっと完成。世界で一つしかないアプリを作るっていうのも、わくわくして免疫力も高まります。

Eclipseの知らなかった機能を発見したり、こんなことするにはこのメソッドを使えば良いのだという発見の度に興奮します。Google Playにアップしたらすでに200ダウンロードほどのアクセスがあったので、少しは支持されているようです。これで小遣い稼ぎくらいにはなるかもしれません。みなさんに、このブログから書籍を購入していただいて、Amazonのアフェリエイト収入が月に2~5冊の書籍を買う程度はあります。楽天のポイントが3000円/月ほど。これらで書籍と旅行費用をまかなっているのですが、少し足りません。Googleからの収入を期待しているのですが・・・。

「イスラム国」に誘拐された二人の日本人のうち、湯川遙菜さんが殺害されたらしいというニュースが流れています。卑劣なテロ行為を断固として糾弾します。しかし、日本政府の対応には首をかしげるばかりです。湯川さんが昨年の8月に拘束された画像が流れていたにもかかわらず、政府が対策室を設置したのが5日前であり、この間何の行動も起こしていなかったようです。ニュースも流れず世間も忘れかけていたほどです。通常ならあの時点で交渉のルートを探し始めるはずでしょう。そうしなかったのは何故なのか? 後藤さんと湯川さんは2年前から一緒に行動していたにもかかわらず、それを知らないように装っています。二人が拘束されていたことももっと早くから知っていたはずだが、「イスラム国」がYouTubeに画像を公開するまで知らんぷりをしていました。

湯川さんの渡航費用、民間軍事会社の設立費用などはどこから出ているのか。(不倫裁判中の)田母神氏との関係、また、後藤さんはNHKからの依頼で向こうに渡ったという情報もあるが真相は?

などなど、数々の疑問点があります。二人の行動の裏には、政府筋のなんらかの思惑が絡んでいるのではないでしょうか。”大陸浪人”と言われた児玉誉士夫のように、金が目当ての民間人を政府が裏で操っていたという歴史的な事実があります。

この事件の裏にはもっと大きな事実が隠されているような気がする。

2015年1月15日 (木)

肩の術後3ヶ月診察

今日は肩の手術をして3ヶ月目の診察日でした。
「どうですか」と聞くので「順調です」と応えたら、両手で万歳してと言われ腕を上げたのですが、まだ手術した方の左肩は右のようには真っ直ぐには上がりません。

しかし、先生は「順調すぎますね。危ない、危ない!」

むしろこの時期にはまだそこまで腕が上がらない方が、結果的には回復が早いのだというのです。順調すぎると無理をしかねないとも。何度も言われたんですがね。

じゃぁ、リハビリはがんばらない方が良いのですか?

先生:無理をしない程度にリハビリはがんばってください。

無理はしていないけどなぁ。どうすれば良いのですかね。回復が早いのにクレームを付けられるなんてありですか。

ま、ここは、順調なのは先生の術式がすばらしかったからだと思いますよ、と褒めておいた。

だから今日はリハビリの代わりにチェロを出して弾いてみた。今年はじめて、術後2回目のチェロ。

左腕も問題なく動くし、痛みもない。むしろ、しばらく弾いていないから、指先の皮膚が柔らかくなったのか、弦を押さえる指先が短時間で痛くなる。弓を持つ右腕の方の動作がぎこちない。筋肉は1週間も使わないと細くなる。ベッドに寝たきりだとすぐに足腰が弱るのは経験済みだ。同じことで、3ヶ月も弓を引く動作をしていないのだから、それを担う筋肉が衰えているに違いない。

ま、ぼつぼつやるさ。

2015年1月14日 (水)

膵臓がんの親睦会(静岡)

シェア希望とのことなので、転載します。
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石森 恵美Imageyositakapc006
PanCanアンバサダー石森恵美からのご案内

すい臓がんの患者さん・ご家族・ご遺族の方たちへ。

2月下旬から3月上旬にかけて 静岡県の静岡市か浜松市のどちらかで、すい臓がんにかかわる方たちとの親睦会を予定しています。 患者さん、ご家族、ご遺族はもちろん、お医者さんや看護師さん、医療に携わる方、ご友人も大歓迎です。 静岡県外の方でもご都合がつけば是非ご参加ください。
アメリカのPancreatic Cancer Action Networkが行なっているような 気軽におしゃべりしたり、相談したり、泣いちゃったりできる会にしたいと考えています。 アンバサダーが中心となって開催するのはPanCanJapanとしては 初めての試みです。 参加してみたい方、ご興味のある方、 お手伝いしてくださる方がいらっしゃれば、 私あてにご連絡下さい。

↓ アドレスです。(画像化してあります)
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場所や時間が決まりしだいご連絡、またフェイスブックにもアップいたします。 あなたのお近くで「すい臓がん」の情報を求めている方があれば どうぞお伝えください。

シェアしていただけるとありがたいです。

2015年1月13日 (火)

人生から期待されている

治らないがんになったら、絶望感でいっぱいになる。あれもこれも心配の種ばかりになってします。仕事はどうなるのか、死んだあとの家族の生活は、なりよりも、俺が死ぬとはどういうことなのか。死後の世界は? がんと共に生きる覚悟はできるだろうか。できたとしても、時に襲ってくる無力感に打ち勝てるだろうか。

多くのがん患者ががんと共に生きる覚悟はできているのだろう。でもね、それはまだ普通の「覚悟」でしかない。まだ、あなたは人生から何かを得ようとしている。まだ、こんなはずではなかったというわけだ。

ナチスの強制収容所から奇跡的に生還した『夜と霧』の作者フランクルは、「人生が、あなたに期待しているものがある」はずだと言う。生きているかぎりは、人には役割と使命があるはずです。これまでの人生が、人生に期待するばかりだったとしたら、がんになったこれからの人生は「人生から何が期待されているのか」と問うてみては如何でしょうか。家族や世間や他人から何を期待されているのか。他人の苦労や心配事にも想いを馳せてみるということです。

がんになったあなたは、これからの行動を少なくとも自分で決められる。車を自分で運転しているように、分岐点では右に行くのか左に行くのかを、迷いながらでも自分で決めることができる。しかし、家族、妻、夫は助手席に乗っているようなもので、ハンドルもアクセルもブレーキも操作することができない。おろおろしながら同乗しているのです。そんな家族から、何を期待されているのかを考えてみる。

他者とつながることで、自分の使命を新たに発見できるかもしれません。それは同病者のために自分の経験をブログで発信することもあるでしょうし、いまの政治の現状に対して何かの意見を発信することであっても良い。あるいは、家族と旅行に行くということであっても良いのです。そうすることで、がんであってもあなたの人生において成長することができる。こうしたからといって悩みや苦痛が軽減することはないかもしれません。しかし、死ぬまでに何をすることができるのか、何をすべきなのかを考えるきっかけにはなるでしょう。

治らないがんにとって、抗がん剤は余命を幾ばくかを伸ばすだけですが、伸びた寿命はいわば「ロスタイム」です。「人生は私に何を期待しているのか?」と問うてみるために与えられた時間だと考えてはどうでしょうか。

私には何もすべきことがないという人でも、少なくとも「死ぬという最後の仕事」が残っているのです。

2015年1月10日 (土)

がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半?

『がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半 米研究』という記事が1月2日付で載っていました。この記事を読むと、がんになる原因の3分の2は”偶然”によるものであり、環境要因(生活習慣)と遺伝的要素が残りの3分の1と解釈でき、食事や運動、生活習慣を変えても多くのがんは予防できない、というふうにとれます。

だが、安西英雄氏がツイッターで指摘しておりましたが、どうやら原著論文のニュアンスとは違うらしい。原著論文はこちらですが、私にはabstractしか読むことができません。full textはIDがなければ読めないので、具体的な記述までは確認できません。

しかし、Robert Geller氏が「サイエンス誌の今週号に掲載された論文は癌発生の3分の2は不運のせいだと述べたが、間違った結論」と批判しています。

「不適切なデータ解釈の不運」とまで言っています。

Sadly, this conclusion is based on a frightening variety of errors in interpretation and basic math. この結論は信じられないような、基本的な数学と解釈の誤りに基づいている。

3分の2という数字は、幹細胞の分裂数とがんの発生率の相関計数に基づいているが、両対数グラフにプロットされたデータはリニアではない。

この相関は、組織間の変化を説明するかもしれないが、それは、突然変異誘発の原因を示唆していない。

Full Textを見れないので彼の指摘が正しいのかどうか、分かりませんが、この研究は、「組織によってがんの発生率はずいぶん違う。その違いは、その組織がどれほど頻繁に細胞分裂するかによってほぼ説明できる」というものですよね。しかもそれを統計学的に説明したという論文です。

この論文を持って、食事や運動、睡眠などの生活習慣を気にしてもしかたがないのだ、がんになる人はなるし、ならない人はならないのだから、と解釈するのは早計だということでしょう。

論文のひとつに一喜一憂することなく、自分の信じる療法、食事と運動、さらに大切な「心の平安」を考えて、がんとの闘いに勝ち抜きましょう。




2015年1月 9日 (金)

どうなる?膵癌ペプチドワクチン

大塚製薬がオンコセラピー・サイエンスとの契約を終了すると報じられています。

大塚製薬が膵癌対象癌ワクチンOTS102のライセンス契約を終了
2015/1/9

大塚製薬は、1月8日、オンコセラピー・サイエンスと締結していた膵臓癌を対象とした治療用ペプチドワクチンの独占的な開発・製造・販売に関するライセンス契約、および扶桑薬品工業と締結していた癌治療用ペプチドワクチンOTS102の日本における製造・販売に関するサブライセンス契約について、2015年1月8日から所定期間(180日間)の経過をもって契約を終了する旨の通知を行ったと発表した。

臨床試験結果などを基に、総合的な判断の結果だという。

なお大塚製薬は、大腸癌を対象にフェーズ1試験を実施中の癌治療用ペプチドワクチンOCV-C02については引き続き開発を進めるという。

膵臓がん患者にとって、一時は大きな期待を集めてニュースになり、NHKの番組でも取り上げられた膵癌のペプチドワクチンですが、この先どうなるのでしょうか。臨床試験で結果が出せなかったのですから、こうなることは予想はしていましたが。

和歌山県立医大や久留米大学、神奈川がんセンターなどでの膵癌のペプチドワクチン臨床試験にも影響があるのでしょうか。

「免疫」は摩訶不思議な人体の仕組みで、そうそう簡単には人間の手で操作できないものなのかもしれませんね。

ただ、世界をみると、ゲノム解析と免疫療法との組み合わせで新たな知見が増えていることも確かです。

 期待の治療法の1つは、「キメラ抗原受容体T細胞療法(Chimera Antigen Receptor T therapy:CART)」と呼ばれる遺伝子治療と細胞治療が合体した治療法。
 さらにもう1つは、免疫抑制シグナルシステムを阻害する抗体治療(抗PD-1、 抗PDL-1、抗CTLA4)である。
 これに組み合わせる、がんのゲノムや、ゲノムの中でも機能に直結するエクソームと呼ばれる部分の解析から得られる情報を生かす研究も進んでいる。がん抗原ペプチドを特定する方法の開発が視野に入ってきている。

科学者たちは諦めることなく研究をしています。新年の初夢として、”がんワクチン、免疫療法でがんで死なない時代”になることを期待したいものです。

2015年1月 4日 (日)

14/12月ツイートのまとめ

キノシタ @Oncle1316 
12月に承認されるアブラキサンは膵がん患者への大きなクリスマスプレゼント。 FOLFIRINOXよりも、生存期間中央治値は若干劣りますが、地獄ではないように感じます。減量して使えば楽しい人生を送れるかもしれません。 http://umezawa.blog44.fc2.com/blog-entry-3311.html 

キノシタ @Oncle1316 
オメガ3脂肪酸のサプリメントを飲むと、体重や神経障害、免疫状態などの体の状態を改善する効果があり、治療に伴う悪影響を緩和できると分かった。腫瘍サイズが小さくなる、患者の余命を延長するといった効果は認められなかった。 http://www.mededge.jp/a/canc/4845 

キノシタ @Oncle1316 
愕然とするのは、死とは突き詰めれば、「この、今、意識している自分」が消滅することだと気づいたときだった。岸本英夫『死を見つめる心』 

キノシタ @Oncle1316 
岸本葉子さん、久しぶりの本格的書き下ろし。『生と死をめぐる断想』読み応えがあります。 がん治療や瞑想の経験、仏教・神道・心理学を渉猟し時間と存在について辿り着いた境地とは? http://p.twipple.jp/AYhqV 
キノシタ @Oncle1316 
俺一人が選挙に行かなくったって、と考えている方へ。かつてナチス党が全有権者の過半数を得たことは一度もありません。国民が選挙にそっぽを向いて投票率が下がったことがナチス党が勝った要因でした。 そっぽを向いていた一人が動くときは、一千万人が動くときなのです。 

キノシタ @Oncle1316 
ビタミンDががんの治療効果と関係すると示した研究も出ているが、大腸がんでは血液中のビタミンDの濃度が高いと、生存率が高まるという結果。(ビタミンDの血中濃度が高すぎると膵臓がんのリスクが高くなる。サプリメントの取りすぎには注意) http://www.mededge.jp/a/canc/4140 

キノシタ @Oncle1316 
全粒パンは大腸がんの発症リスクを下げ、全粒パンの消費量が上がると大腸がんの発症リスクは0.32倍に下がることがわかった。← 玄米も同様だろう。 http://www.mededge.jp/a/canc/4757 

キノシタ @Oncle1316 
フラボノイド類(イソフラボンやカテキン)は、がん幹細胞が本来の場所を離れて、転移し始める動きを止める効果があった。← 深蒸し茶をお茶ミルで挽いて飲みながら、こんな記事を読んでいる。 http://www.mededge.jp/a/canc/5101 

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謹賀新年

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本年もよろしくお願いします。今年の目標は1件/週のブログ記事を書くこと。つまり、少し書くことを減らそうというつもりなのですが。

せめて三が日はネットやツイッター、パソコンから離れていようと思いました。

「本年が良い年でありますように」と書くべきなのでしょうが、誰も今年が良い年になるとは信じていないのでは? ますますひどい世の中になることはまちがいなさそうで、憂鬱な新年です。

初詣は池上本門寺へ。初ウォーキングで30分の距離。正月は空気も澄んでいるので富士山もきれいに見えていました。

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