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2016年4月

2016年4月26日 (火)

チェルノブイリ事故から30年

自分の生きているあいだには、福島のような事故は多分起きないだろう、という淡い期待は、こんなに食事や健康に気をつけているのだから、私が癌になるはずはないだろう、と同じ。なんの根拠もない期待ですよ。

26日はチェルノブイリ原発事故から30年。セシウム137の半減期が30年だから、残留放射能はまだ半分にしか減衰していない。壊れた原子炉にははるかに半減期の長い放射性核種が残っていて、新たに覆いを建設し、これから数百年以上管理しなければならないという。人間の手に余るよなぁ。

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昔ある原子力関係の研究者と議論をしたとき、「原発事故の起こる確率はヤンキースタジアムに隕石が落ちる確率よりも小さい」と彼は言った。その後すぐにチェルノブイリ原発が事故を起こした。彼は「ソ連の原子炉は黒鉛炉で格納容器がない。技術も未熟。日本の原子炉ではあのような事故はあり得ない」と言った。

私は、ヤンキースタジアムにはまだ隕石は落ちてこないが、スリーマイルもチェルノブイリも起きたよね、と言った。

そして福島第一原発で3基の原子炉が同時にメルトダウンするという史上最悪の事故が起きた。かの先生とはその後会っていない。どう考えているのだろう。

スリーマイル事故、チェルノブイリ事故ががあり、福島があった。しかし、まだ原発を稼働させようという。数十年後に起きるかもしれない事故よりも、明日の飯の種が大事ということだ。その気持ちも分かる。しかし、欲張って電気を一杯使う生活を少し抑制したら、孫や子への負の遺産をなくして、明日の生活も立つ方策があるはずだろう。

科学技術が進んでも原発事故は起こり得る。リスクはゼロにはできない。ゼロに近いリスクが現実になったとき、たくさんの住民の命と生活と基本的人権が侵される。

今日のニュースで、南相馬市が全住民に憲法の冊子を配布するという。

原発事故で今も約1万人が市外に避難しており、憲法が保障する国民の権利を見つめ直してもらう狙い。
「震災と原発事故で憲法が保障する健康で文化的な生活がかなえられない市民がいる。憲法とは何かを考えていただきたい」という桜井勝延市長のあいさつが入る。

良い試みだ。「豊かな暮らしをするためなら命も要らない」のか、自然と共に生きてきた南相馬市や飯舘村の人々の基本的人権を侵してまで、豊かな生活を追い求めたいのか。

気をつけていたって、がんになるときはなる。がんも原発も、人間の科学技術では未だにコントロールができないのです。所詮、人間の知識なんて、その程度のものなんですよ。

2016年4月24日 (日)

CA19-9保険制限回数越えても「選定療養」で可能に

膵臓がんの治療効果などを判定する腫瘍マーカーCA19-9について、「個室部屋」などと同じ「選定療養」として扱うことが、13日に開かれた中央社会保険医療協議会・総会で了承されました。

腫瘍マーカーの「PSA」「CA19-9」、算定可能回数超過分は「選定療養」に―中医協総会

これまでは、抗がん剤が本当に効いているのか、「心配だから、先生、CA19-9を測定してください」と言っても、保険点数の回数制限があるために一ヶ月(3ヶ月:末期膵臓がん闘病記さんの記事により訂正)に一度しか測定できませんでした。これでは抗がん剤の効果が迅速には分からない。しかも、膵臓がんは腫瘍の成長速度が速いので、最初の1クールが終わった時点や、投与の都度測定することが望まれていました。

今回の答申により、患者が自己負担することで、これまでよりも頻繁に測定して腫瘍の動向を知ることができるようになります。

CEAは既に「選定療養」扱いされていましたが、CA19-9は、患者が自己負担を申し出ても「混合診療」となるために、医師は首を振りませんでした。CA19-9の保険点数は136点ですから、1,360円を自己負担すればいつでも測定ができます。CEAの保険点数は110点ですから、会わせて2,460円の自己負担をすれば両方の検査ができます。

厚生労働省の通知が出るまでには、今しばらく時間がかかるでしょう。

2016年4月22日 (金)

気になる本『奇跡のシェフ』

上毛新聞で紹介されていたこの本、気になりますね。クラウドファンディング「ハレブタイ」で目標の30万円を大きく上回る138万円を集めて出版にこぎ着けています。自費出版でなく、庶民の応援を受けての出版というのも凄い。それだけ彼の料理ファンがたくさんいたのでしょう。

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末期がん宣告から13年。オレがたどり着いた死なない理由。

末期がんと宣告されながら、その後13年にわたり料理人として活躍している前橋市城東町の神尾哲男さん(63)が、普段食べている料理のレシピを収録した本「奇跡のシェフ」が完成した。

神尾さんは51歳で前立腺がんが発覚。骨に転移し、医師から生きているのを驚かれるほど進行していた。投薬や放射線治療を受けたが改善せず、食事療法に着目。

神尾氏は「料理人ならではの方法でがんに向き合おう」と、自分の体を使って調理法を試行錯誤し、病と付き合いながら、食品添加物を使わない体に優しい料理を実践している。末期がん宣告から13年経った今も元気に自転車で前橋の街を走りまわって、脚の付け根で大きくなった腫瘍を人に触らせては「すごいだろ」と笑っている。

本では肉や魚、野菜料理、ソースなど計約40種類の作り方を掲載。神尾さんが薦める市販食品も紹介している。

前立腺がんの末期で13年も生存しているというのだから、相当腫瘍の成長が遅いのかもしれないが、抗がん剤も放射線も効果がないのでは悪性?

食事療法でがんが治ることは難しいにしても、腫瘍の成長を抑えるなど、何らかの効果が得られるかもしれないとは、『がんに効く生活』を読んでいても感じることです。もちろん食事療法で奇跡が起きたのかもしれないし、そうでないのかもしれない。他の要因があったのかもしれない。本当の理由は誰にも断定できないが、少し気になる本です。しかし、金を出して買うかどうかまでは決断できないなぁ。

紹介状なしでの大病院受診、再診でも2500円の意味

これはすべての患者が知っていた方が良い。

医療ガバナンス学会『本当の狙いは?「大病院で再診2500円」のインパクト

4月1日からの診療報酬改正で、紹介状なしで大病院を受診したら+5000円、再診の都度+2500円が新たに自己負担となることは知っていた。しかし、それだけではないようだ。

「紹介状なし」で大病院で受診した際、通常の医療費に加えて「初診で5000円以上」「再診で2500円以上」の全額追加自己負担が義務化

現状でも紹介状なしでの受診に特別料金を取っている大病院はあるが、これが義務化される。この5000円以上、2500円以上は保険適用の対象ではなく、「全額を自己負担」しなければならない。

さらに、90日分の薬の処方は認められず、30日以上の処方を出す際には「残薬の管理」を求めるなど、医師の責任が重くなる。それじゃと、30日毎に行くことで問題はないかというと、これがまた違う。それは症状が安定している患者と見做せるのだから、近くの200床以下の中小病院や診療所に文書による”逆紹介”しなければならない。患者が紹介を断ると、それ以降は再診ごとに2500円の全額自己負担が生じることになる。

  • 再診2500円の自己負担義務化は、大病院受診を抑制するのみならず、大病院通院中の患者を中小病院や診療所へ誘導する強力な方策

風邪でも大病院を受診する患者がいるなど、この方策自体は合理的なんだと思いますが、ペナルティを科してまで強引にやるのはどうか。

初診の「特別の料金」の支払いを求めないことができる患者として、
(1)自施設の他の診療科を受診している患者
(2)医科と歯科との間で院内紹介された患者
(3)特定健康診査、がん検診等の結果により精密検査受診の指示を受けた患者(4)救急医療事業、周産期事業等における休日夜間受診患者
(5)外来受診から継続して入院した患者
(6)地域に他に当該診療科を標榜する保険医療機関がなく、当該保険医療機関が外来診療を実質的に担っているような診療科を受診する患者
(7)治験協力者である患者
(8)災害により被害を受けた患者
(9)労働災害、公務災害、交通事故、自費診療の患者
(10) その他、保険医療機関が当該保険医療機関を直接受診する必要性を特に認めた患者

とあるので、健診でがんの疑いといわれ、いきなり大病院に行っても追加負担は求められないようです。

がん患者では、紹介状なしで大病院を受診する患者はほとんどいないでしょうが、「もう打つ手がありません。近くの病院を紹介するのでそちらに行ってください」と言われて「いや、やはりこの病院でお願いします」と言った時点から+2500円となりかねません。

がん患者には特別な配慮が必要でしょう。がん難民が増えるのではないかと危惧します。制度がどんどんと複雑になっていき、医者も対応が大変でしょうね。

2016年4月21日 (木)

蒲田でミニオフ会

今日は朝から久しぶりのチェロ。先週の出張は久しぶりのきつい肉体労働だったので、足腰と腕も痛くて弓を持つ元気もなく、1週間ぶりのチェロレッスンとなった。

Exerciseでちょっと腕を慣らしてEtude。ハイポジションを少し練習した。まだまだ音程も音質も気に入らないなぁ。ま、あきらめずに練習あるのみ。『音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク』を読み進めている。結構参考にはなる。

「虹の彼方に」を数回弾いてからフォーレの「夢のあとに」。これはずっとやりたかった曲だが、ハイポジションのテクニック不足で棚上げにしていた曲。いよいよ挑戦してみることにした。今日は運指をいろいろと考えて鉛筆で書き込んだだけ。

午後はミニオフ会。ブログに何度かコメントをいただいているバカ建築屋さん(Hさんとしておきます)と蒲田駅のルノアールで2時間ほどの、コーヒーだけのオフ会でした。Hさんは下戸だということでした。かわいそうに。

蒲田のルノアールは、昔若かった(よけいか?)妻とのデートの待ち合わせ場所によく使ったところです。40年前と内装も変わらず営業を続けていて懐かしい雰囲気でした。

Hさんはブログではなく、Twitterで膵臓がんの情報を発信されている方です。話していると、二人の共通点がたくさんあることを発見!

  1. 出身は四国の高知と香川だが、長宗我部氏の流れをくんでいるよう。
  2. がん研有明で膵臓がんの手術をした
  3. ステージはⅢで、膵体部・膵尾部を切除
  4. なんと、血糖値の管理は同じ大森駅前のクリニックで(クリニックで会ったことはまだない)
  5. 仕事が原子力施設に関係している

こんなにたくさんの共通点があるというのは、もしかして前世からの因縁か?

むさ苦しいおじさん二人なので、写真は撮っていませんが、あっという間に時間が過ぎ、たくさんの話をすることができました。

パンキャンの勉強会も良いけど、たんなるおしゃべり会も頻繁にあるといいよね。

「再発や転移なんかは気にしないで、のんびりと生きるさ」というHさん。「そうですよ。そういう心の平安状態が免疫力も活性化して、完治する可能性が高くなるのでしょう」と私。がんとうまく付き合っている方でした。こういう人が完治して生き残る確率が高いんだよなぁ。

2016年4月20日 (水)

今日の一冊(42)『いのちの苦しみは消える』

いのちの苦しみは消える: 医師で僧侶で末期がんの私いのちの苦しみは消える: 医師で僧侶で末期がんの私
元国立がん研究センターの内科医であり、現在は栃木県益子町・西明寺の住職と、境内にある普門院診療所の医師の二足のわらじを履いている田中正治医師。しかし、2014年10月にステージ4bの膵臓がんが見つかり、肝臓への転移も見つかって、余命数ヶ月と覚悟はしている。

最近多くのマスコミで紹介されたので、ご存じの方も多いかと思う。

田中医師の言いたいことは二つ。

私は常日頃から、がん患者と向き合ってきただけに、がんと分かった時は驚きも悲観もなく、とうとう自分の番が来たかと思いました。もっとも、そう思えるのも私が宗教家として心を整え、『自分に執着しない心境』を得ているからともいえます。

と言う田中医師。しかし我々一般の煩悩多きがん患者では、そう簡単に「死」を受け入れ、命への「執着」を手放すことはできない。

そのためには、医療施設にスピリチュアル・ケアワーカーをおくことが必要だ。 体の痛みを止める医師が必要であるのと同じように、『いのちの苦』の専門家が必要です。それがほとんどいないのは日本の医療の欠陥だと述べています。

人というのは、元気なうちは自己の欲望にとらわれたり、怒ったり、他人を差別したりするものです。しかし死が避けられないとなったときは、そうしたことから離れて、自分のいのちを超えた価値を獲得するチャンスでもあります。いのちより大事にしたいもの。それは信仰を持たない人にとっても、自身の『宗教』だと思うんですよ。それに気づくことができれば、その大事なもののために残りの時間を生きることができるのではないでしょうか。

余命宣告されて「いのちの危機」が訪れたとき、それは「いのちが危ない」と同時に「機」は「チャンス」の意味もある。いのちが危ないときこそ、自分のいのちより大切なものを見つけることができたなら、それはその人にとっての「宗教」であり、ホスピス運動の創始者、シシリー・ソンダース女史が「死にゆく人の尊厳」とは「死んでゆく人が、自分の人生に価値を見出すこと」と定義したように、尊厳を持って死を迎えることができるに違いない。

「死ぬのが怖い」とはどういうことか 田中医師はこうした立派な死生観と信仰心を持って死に臨んでいるのだが、それじゃわれわれ凡人はどうすればそうした心境になれるのだろうか。今から般若心経を読んでも間に合わない。あたりまえだが、この本にはそうした近道については書かれていない。

私としては、ブログのこちらの記事『死ぬのが怖いのはなぜか?』でも書いたけど、前野隆司氏の『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』の方がお勧めだと思います。

2016年4月19日 (火)

度の過ぎたパフォーマンス

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オスプレイが初めて災害救助活動に使われ、第7艦隊と在日米海兵隊もTwitterで盛んに実績をアピールしています。支援はありがたいですよ。しかしなぁ、オスプレイに対する国民感情を和らげようとする意図がぷんぷんします。

だって、下の地図を見れば、高遊原分屯地から南阿蘇村白水運動公園までは直線距離で約15km、一般道でも36分の距離です。このために普天間基地に所属しているオスプレイを、わざわざフィリピンから呼び戻して15kmの距離を運ばせたっていうのだから、あからさまなパフォーマンスだよね。

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オスプレイは積載量約27トンといわれるが、実際は9トンまで。しかも、9トンを積んだら1600mの滑走路で滑走離陸しなければならない。垂直離着陸はできない。自衛隊のCH47なら10トン運べるのです。

 

自衛隊には通常のヘリコプターはないのかね。フィリピンからのオスプレイを待っていなければ、もっと早く救援物資を届けられたのではないのか。

熊本県知事の要請を無視して激甚災害の指定を保留しながら、千載一遇のチャンスとばかりに災害を政治利用する現政府。

2016年4月18日 (月)

災害時 がん患者の役立ちマニュアル

~熊本県熊本地方を震源とする地震で被災なさった方へ~熊本県・大分県のがん相談支援センターの相談対応状況について【がん情報サービス】

現在、熊本赤十字病院等一部の病院では、現在相談対応が難しい状況ですが、他のがん診療拠点病院のがん相談センターの窓口への相談は可能です。お困りの方は下記の窓口にご相談ください。
お電話がつながりにくい場合、九州圏内の他の地域のがん相談支援センター等もご利用いただけます。


「熊本地震」の余震が続き、11万人もの避難者が自宅に帰れないでいます。行方不明者も9人です。人工透析ができなくなる病院もありました。支援物資も満足に届かない中、災害時には持病を持っている方の対応は急務です。

災害時に、がん患者にとって役立つ情報を集めてみました。

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災害時のがん医療 - がん患者さんと医療従事者のためのFAQ
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がん治療、在宅医療、緩和ケアを受けている患者とご家族へ 災害時の対応【がん情報.jp】

被災された血液がん患者さん(リンパ腫・白血病など)が注意すべき事項について【nexus japan】

命を守る「知識と技術の情報館」がん患者編

「平成28年熊本地震」への対応【日本内科学会】

サバイバルカード (医療従事者用ですが患者にも役立ちます)

災害時における難病患者等の行動・支援マニュアル【岡山県】

東京防災 また、東京都が都民に配布している冊子『東京防災』がよくまとまっていて人気になっています。(我が家にも配布されてきました)現在、特別にKindle版は無料で入手できます。日本列島はどこでもいずれ大きな地震が来るのですから、がんを悪化させないように、日ごろから対策をしておきましょう。

HTML版はこちら

我が家は、3.11後に飲料水、トイレットペーパー、食料品などを4人分、2週間分を常に備蓄して、補充しています。

一番困るのは水とトイレ。トイレはペット用のおねしょシーツや紙おむつを便器に敷いて、用を足したあとネコ砂をかけて匂いを消し、ゴミ袋に入れて保管すればよいです。(膵臓がん患者特有の下痢対策で紙おむつは日常的に使うので、これも常時在庫があります)

2016年4月16日 (土)

正常性バイアス

木曜日から出張です。二晩続きでYahoo!の地震速報に何度も起こされて日中は睡眠不足でした。

地震の被害に遭われた方、犠牲になられた方にお悔やみを申し上げます。

九州地方にこのような大地震が起きるとは予想されていませんでした。日本列島はどこでも巨大地震が発生する可能性があると、改めて証明されたわけです。先日のNHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ」では、九州ではGPSの測定による変異が複雑化していることが語られていました。

今回の震源地は、中央構造線沿いに、東には伊方原発、南西には川内原発があります。地震が断層に沿って広がっているのではとの懸念があります。

このようなときに危ないのは「正常性バイアス」です。まぁ、これ以上にはならないだろうとか、きっとたいしたこともなく収まるだろうとか、「安全」だと思いたくて危険を過小評価しがちです。

がん患者でも、どこかおかしいなぁ、背中の痛みがずっと続くけど、疲労のせいだろう、歳のせいだろうと思いたくて、がんかもしれないという思いがあってもねじ伏せて、時間が経ってから精密検査すると「手術できない末期がんです」となる、こんな例が多いのです。

今朝の地震によって、熊本県益城町で観測されたこの最大の揺れが1580ガルを示したということです。ところが川内原発の耐震設計の基準振動がわずか620ガルとされています。その川内原発が今再稼働していて、規制庁も丸川大臣も「川内原発を止める必要はない」と言っているのです。これも「安全性バイアス」でしょう。川内原発の設計基準地震動の2倍以上の揺れを観測しているのです。

電気が余っているのに、危険を冒してまで稼働をし続けることはないのです。念のために止めたっていいじゃないですか。

気象庁も「このようなM6暮らすが続く地震は経験がない」と言っています。「想定外は常に起きる」のが3.11東日本大震災での教訓のはずです。それでもまだ「安全」と思いたがるのは「経済第一」に目がくらんだ安全性バイアスの重症です。

2016年4月11日 (月)

健康食品の情報

最近の健康食品(サプリメント)の有効性情報。

ビタミンDに各種のガンを予防する効果

ビタミンDについては、このブログで何度も、ある程度のエビデンスのあるサプリメントだと紹介してきました。今回の情報はさらにその思いを強くするものだと思います。

年齢を考慮した分析において、ビタミンD血中濃度が高いほどガンのリスクが低く、血中濃度が40ng/ml以上の場合には血中濃度が20ng/ml以下の場合に比べてガンのリスクが67%低いという結果になりました。

研究者はビタミンD血中濃度を40ng/ml以上に保つのがガン予防に有効だと述べていますが、その血中濃度を維持するのに必要な日光浴やサプリメントの量は今回の研究からはわかりません。

がんの先進医療:サプリメントの話

アガリクス・シイタケ菌糸体・フコイダン・プロポリス・メシマコブ・霊芝などの代表的なサプリメントについて、ヒトでの検証がされているかどうか、免疫に対する効果は検証されているかどうか、論文報告を中心に客観的な情報に基づいて整理されています。

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アガリクス:

  • 京都大学のグループが、放射線治療後もPSA(腫瘍マーカー)の上昇が見られる前立腺癌患者にアガリクスを摂取させたところ、PSA値の改善(抗癌効果)は観察されなかったという報告
  • 国立がんセンター東病院のグループが、アガリクスを服用した3名の癌患者が重篤な肝障害に陥ったことを報告

シイタケ菌糸体:

  • がん再発予防期待者における、免疫向上・免疫抑制軽減に対する有用性報告
  • 癌化学療法実施患者における、免疫向上・免疫抑制軽減・QOLに対する有用性報告
  • 乳がん術後補助化学療法実施患者における、免疫向上・QOLに対する有用性報告

などの有用性報告が複数あります。

フコイダン・メシマコブ:

  • 大腸癌化学療法実施患者に対する疲労回復作用報告

プロポリス:調査範囲では有用性報告も副作用報告もない。役にたたないけど害もないということ。

霊芝:

  • 中国のグループが、乳がんホルモン療法実施中患者が摂取したところ、疲労やQOL(生活の質)が改善する作用が観察されたと報告
  • 京都大学などのグループが、放射線治療後もPSA(腫瘍マーカー)の上昇が見られる前立腺癌患者に鹿角霊芝を摂取させたところ、PSA値の改善(抗癌効果)は観察されなかったと報告
  • ニュージーランドのグループが、進行肺癌患者に霊芝から分離した多糖成分を服用させたところ、免疫指標には明確な差はなかったと報告

有用性広告もせいぜいQOLが改善した、抗がん剤の副作用が低減された、リンパ球の低減が抑制されたというほどの効果です。

ここに挙げたサプリメントの多くは高額商品ですから、この程度の有用性なら近づかない方が無難かと思います。

健康食品の素材データベースに3月追加されたもの。

チャ (茶) 」有効性:免疫・がん・炎症 (160325)
・2015年2月までを対象に4つのデータベースで検索できた症例対照研究またはコホート研究13報について検討したメタ分析において、緑茶の高摂取 (6報) や摂取量1杯/日の増加 (5報) は子宮内膜がんリスク低下と関連が認められたが、紅茶 (9報、6報) では関連が認められなかった。

さらに上のリンクを見ると、茶については効果がある、いや、ないとたくさんの相反する研究結果が並んでいます。膵臓がんに関しても、

とある一方で、

  • 2013年8月までを対象に3つのデータベースで検索できた前向きコホート (9報) または症例対照 (5報) 研究について検討したメタ分析において、茶の摂取は膵臓がんの発症リスクに影響を与えなかった (PMID:24858717)

と相反する研究があるのが現状です。しかし「まとめ」では、経口摂取で「有効性」が示唆されるものとして、「6) 食道がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん、膀胱がん、卵巣がんの予防および乳がんの再発予防」が挙げられています。有効な可能性があるのなら、代替療法として取り入れてもよいだろうが私の判断で、カテキンが多く含まれている深蒸し茶を毎日淹れています。

膵臓がん患者に有効な治療の臨床試験が進行中:関西医科大学

関西医科大学の4月5日付新着情報に、『膵臓がん患者に有効な治療の臨床試験が進行中』とありました。

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TS-1とアブラキサン(ナブ・パクリタキセル)を静注するとともに、腹腔内へはパクリタキセルを投与して、腹膜内にぱらぱらと散らばった腹膜播種にも効果を期待しようとの試みです。

腹膜転移した膵臓がん患者で、腹水や腹部膨満感のある場合にも症状の緩和や生存期間の延長が期待できそうです。さらに手術ができるようになった患者が24%ですから、これは期待できますね。

S-1+パクリタキセルの静脈注射と腹腔内への 直接投与に着目し、 多施設共同臨床試験(第2相)を行いました。その結果、 良好な生存期間中央 値( MST:16.3か月)、腫瘍縮小率36%、切除率24%が得られることを報告しました。 里井准教授らの治療法が実用化された場合、膵臓がんが腹膜に転移した患者さんに多く発症する 難治性腹水、腹部膨満感、栄養低下などを緩和するとともに、生存期間の延長が期待されています。

今後はゲムシタビン+アブラキサンの静注とパクリタキセルの腹腔内投与の第1/2相試験を実施中です。

ただ、費用が問題です。保険適用外のためコストがかかる。現在先進医療としての承認を申請中だとのこと。(患者負担については記載なし。UMINには「自己調達」となっている)

遠隔転移があると駄目のようです。

UMINにはTS-1との併用試験「腹膜転移を有する膵癌に対するS-1+パクリタキセル経静脈・腹腔内併用療法の治療効果を検証するための第I/Ⅱ相多施設共同臨床試験」が登録されています。(募集終了)新しい試験の登録はまだのようです。


2016年4月10日 (日)

患者目線で膵臓がんに役立つブログ

このブログも膵臓がん患者に役立つことを目指して書いていますが、最近すてきなブログを見つけました。

お母さんプロジェクト『膵臓がんでも幸せに楽しく生きる

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2015年7月に膵臓がんだった57歳の母を亡くした3人の姉弟が、闘病の過程で「もっとこうしておけば」と悔やむことが多くあり、それは「患者・看護する人目線で書かれた、しっかりとした情報サイトが無いから」だと気づきます。

膵臓がんは「足が速い」から、もたもたと情報を集めているあいだにも病状は進みます。しかし、ネットで情報を集めようとしても患者の立場で書かれていて、まとまっている情報はほとんどありません。ブログにはたくさんの患者が、自分の症状や対応策を書かれていますが、短い時間にそれらの情報にたどり着くことは難しいのが現状です。

そのような思いで3人の姉弟が、自分たちの経験したこと、すぐに役立つ情報をまとめようと計画してサイトを立ち上げています。

「こうなることが分かっていたら、もっと早くからこの状況でできることを探していたのに・・・」と、多くの患者や家族が思っていることでしょう。

患者の看護をした者だから分かる「目から鱗」の対処方法、すぐできる膵臓がんの背中と腰の痛み解消法、薬管理のアプリの紹介など、斬新なサイトのデザインもあって、新鮮です。

たぶんお一人はプロのウェブサイト・エンジニアなのでしょう。読みやすく垢抜けたデザインのサイトに仕上がっています。

実は、Wデザインが素人離れしているので、最初は、患者ブログを装って怪しげな代替療法に誘導するサイトではないかと疑っていました(実際のその手のサイトがたくさんありますからね)。でもそうではないようです。

がんになったらどうしたらいいのだろう?
患者さんも家族もそれが早くわかったら、もっと楽しく生きられるはず。
「どうせ同じ期間を生きるなら楽しく生きよう」そう心に決めて、私たちの母が膵臓がん末期で過ごした8ヶ月。その間に私たちが集めた情報を、ぜひ活用してもらいたい。そのために情報を発信しています。

私たちの尊敬する母が常にもっていた膵臓がんになっても落ち込まないで、楽しく生きよう!という強い想い、素敵な考え方が誰かの支えになればいいなと切に願っています。

ぜひ役立ててください。

2016年4月 9日 (土)

やってられないなぁ

やってられないなぁ。

パマナ文書に書かれた日本企業は、丸紅、三菱商事、商船三井、大日本印刷、大和証券、JAL、セコム、日本郵船、ジャフコ、日本紙、オリックス、バンダイ、ドリームインキュベータ、ドワンゴ、ファーストリテイリングなどなど。

消費税を上げて法人税を下げてやり、わずかに収めるはずの税金もタックスヘイブンを使って租税回避する。マイナンバー制で庶民からは広く厳しく取り立てようというのに、大企業の脱法行為にも無視。安倍政府はパナマ文書に関して調査する気もないだと。やってられねぇ。

TPPの文書は100%黒塗り。塗り絵じゃないんだよ。都知事の桝添が海外出張で使った費用も、黒塗り。乗ってる車も黒塗り。やってられねぇ。

TPP特別委員会の西川委員長の醜態はひどいね。マイクが生きているとは気がつかずに、思わず本音を言ってしまった。『あれは全部文書からはね、今の新しいやつは消えてるんですよ。自分できれいに整理をしたやつじゃなくて、一番古いのが出てるんですよ。書き殴ったやつが。だけど認めないんでしょ。深掘りしてくるから』って、これって自白でしょ。

ユニクロの売上げ減、営業利益減少だと。当然だろう。品質は落として価格は2倍に上げた。どの店も閑古鳥が鳴いている。しかし、柳井会長の資産は1兆8000億円。これってタックスヘイブンに預けてある資産を除いたものなのか? やってられねぇ。

安倍晋三:「私自身はTPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから、まるで私が言ったかのごとくの発言は謹んで貰いたい」→2013年2月23日の記者会見では、『私は選挙を通じて「聖域なき関税撤廃」を前提とするTPPには参加しないと国民の皆様にお約束をし』

こんながポスターもあるし

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前ウルグアイ大統領のムヒカさんの爪の垢でも煎じて飲めば良いのに。

競争で成り立つ消費社会で共存共栄ができるだろうか。環境問題ではない。政治の問題である。私たちは競争するために地球上に来たのではない。幸せになるために来たのだ。発展が幸福を阻害するものであってはならない。

貧乏は金のないことではなく、どこまでも金を欲しがることだというのである。

ユニクロの柳井会長も”貧乏”だよね。

Windows10へ強制アップグレード、マイクロソフトのお節介

一部のサイトで話題になっている、Windows10への「強制」アップデート。私のパソコンにも表示された。タスクバーの、

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をクリックすると、

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「月曜日,4月11日 23:00」で強制的にアップグレードされると表示された。

まったく、頼みもしないのに、勝手なことをしてくれる。

なかには4月9日で設定されたパソコンもあるようだ。Twitterなどでは、世界中から非難囂々です。 数日前からこの表示が変わっていたのは知っていた。

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「×」で閉じて無視していたのだが、コントロールパネルから「Windows update」を開いてみると、

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2800MBものアップグレードファイルが既にダウンロードされている。

勝手にアップグレードなんかするなよ!

マイクロソフトは、アップグレードがインストールされても、あとから以前の状態に戻すことができるとしているが、完全に戻るとは限らない。実際に日本語入力ができなくなったなどの不具合報告が相次いでいる。

2020年まではWindows7を使い続けるつもりでいる。10にするとさまざまな不具合が出ると報告されているし、いまのバージョンに不満はない。リスクを冒してまで新しいWindows10を使うつもりもない。

ということで、急いでアップグレードをキャンセルし、勝手にインストールされないように対策をおこなった。

しかしなぁ、「コンパネって何?」という程度の知識しかないユーザーには対応は難しいと思うよ。マイクロソフトのお節介のおかげで要らぬエネルギーを使ってしまった。

対策は、ネットにいくつかアップされているが、それぞれ微妙に違うようだ。Windows10へのアップグレードを望まないなら、以下のサイトを参考にしてはどうか。

Windows10へのアップグレードが強制的になっている件とそのキャンセル方法

Windows UpdateでWindows 10をインストールしないように設定する方法

Windows 10のアップグレードは強制になったわけではない ただし、Windows 7/8.1ユーザーは要注意 (1/2)

来週には一般のマスコミでもニュースになるのではなかろうか。

2016年4月 8日 (金)

使えない患者申し出療養制度

4月1日から「患者申し出療養制度」が始まりました。この制度、賛否両論がありますが、私は混合診療の拡大につながる、国民皆保険制度がなし崩しになるという点で反対です。賛成の立場の清郷伸人氏も、逆の立場から「欺瞞」だと言っています。清郷氏には相当の資産があるようですね。

Vol.077 だまされた難治患者たち―患者申出療養制度の欺瞞

この制度、お金のないがん患者には関係ありません。そういう方は、以下の文章はスルーしてくださって結構です。

毎日新聞の記事を二つ紹介しておきます。

保険診療と併用でスタート 費用・複雑な制度課題 「治療格差」生じる懸念
保険診療と併用でスタート 国立がん研究センター中央病院副院長・藤原康弘

要点をまとめると、

  1. 患者が、自分の使える有効な抗がん剤の情報を集めることができるのか?
  2. 患者は、かかりつけ医などに相談し、その上で全国八つの臨床研究中核病院などを通じて国に未承認の薬や適応外の使用を申し出ることになっている。
  3. しかし、これらの病院には相談窓口が設けられる予定だが、患者の求めている治療に科学的根拠がありそうかどうかは専門的な知識がないと判断できない。相談窓口があるだけでは機能は果たせない。
  4. 最近海外で承認された抗がん剤の7割以上は月額100万円以上かかる。患者の負担は青天井である。
  5. 申請後は最短で6週間で薬が使えるようになるとの厚生労働省の触れ込みだが、臨床研究中核病院へのセカンドオピニオン予約は、連絡後だいたい2−4週間待ちである。さらに、藤原医師のインタビューにあるように、
  6. その後、臨床研究中核病院が「実施計画書や説明同意文書の作成し、それらの書類を病院内の倫理審査委員会などにも諮るとなると半年から1年はかかる」

つまり、患者は運が悪ければ1年以上待たされることになる。どんなに早くても4ヶ月はかかる。これまでの抗がん剤が効かないから未承認の抗がん剤を使いたいのに、4ヶ月から1年も待たされたら病状は相当悪化するに違いない。これではなんのための制度なのか? 清郷さんでなくても怒りたくなる。

この制度といい、ケアマネに対する「集中減算」制といい、厚生労働省の官僚が制度設計すると「使えない」「ろくなものではない」ものばかりだ。

ま、私のように貯金や金融資産がゼロの貧乏人には無縁の制度ですがね。

藤原医師は、むしろ日本版コンパッショネートユース制度を検討した方が良いと薦めています。自分の求める薬が治験中かどうかは独立行政法人医薬品医療機器総合機構のサイトで分かります。

2016年4月 7日 (木)

人間もがんも複雑系だから奇跡が起きる

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窓から何かが・・・


人間(も含めて生命すべて)は複雑系です。複雑系についてはいろいろとブログで書いていますし、右の検索窓から検索できます。

宇宙の神秘と同じくらい人間の身体も神秘に満ちています。がんも免疫も複雑系です。世の中、ほとんどが複雑系なのですが、私たちはその中からいくつかの法則を拾い出して単純化して世の中を見ているのです。

複雑系では下人と結果が一対一に対応しません。同じ病期の同じような病状の方に全く同じ治療をしても、結果はさまざまです。私やあなたという具体的な個人の病気の予後をエビデンスだけで考えることには無理があります。蝶の羽ばたきに似た、なにかちょっとした違いがトルネードを引き起こすと言われるように、思いもよらない対応でがんが奇跡的に治ることもあるのです。これも複雑系だからこそです。

樹木希林さんなど著名な方も治療を受けているUMSオンコロジークリニックの植松稔先生が、「オンコロ的奇跡の連鎖」と題した連載を始めています。Webに連載して、いずれは書籍化する予定かもしれません。

オンコロ的奇跡が起きるとき、そこには患者さんの身体に備わった免疫の力が大きく関与していると考えています。そう考えないと説明がつかないケースばかりなのです。

ステージ4なのに抗がん剤の力を借りず、むしろそれを排除してから病状が改善していく患者さん達。

リンパ節転移が認められているステージ2−3なのに、標準治療とされる抗がん剤に頼らない道を選び、とても元気に毎日を過ごしている患者さん達。

ステージ1で薬物療法を一切用いずに、世間の一般的な標準治療以上の長期生存効果を上げている患者さん達のグループ。

いずれの患者さんの場合も、患者さんの身体に本来備わっている免疫力、生命力が十分に発揮されることが重要であると考えています。オンコロジーで奇跡が起きるとき、それは患者さんの身体内で起きているのです。オンコロジーの治療室は、そのためのささやかなお手伝いをしています。これが35年間がんの放射線治療を続けて来た私の現時点での結論です。

連載の初回での結論をまとめると、

  1. 抗がん剤を漫然と使い続けると、免疫力が低下して、がんの進行を早めてしまうことがある。
  2. 放射線治療によって破壊されたがん細胞が、免疫細胞と接触することによって、一種の”がんワクチン効果”が現れることがある。

2.は仮説としても面白いですね。自分のがん細胞だから、その抗原を免疫細胞に提示すれば、免疫細胞はまちがいなく敵を見つけて殺そうとするに違いない。そのためにも、身体の免疫力を高く保つことが重要になるのでしょう。

次回からの連載が楽しみです。

続きを読む "人間もがんも複雑系だから奇跡が起きる" »

2016年4月 6日 (水)

吞川緑道の桜、スマホを落とした話

桜もそろそろ終わりです。有名なたくさんの人の集まる公園の桜も良いが、住宅街に生活に根ざして寂しげに咲いている桜もいいものです。

呑川は、世田谷区桜新町の東急田園都市線桜新町駅付近を水源とし、世田谷区深沢、東急東横線都立大学駅付近、東京工業大学付近、大田区池上、蒲田を流れ、糀谷を抜けて東京湾に注ぐ川です。深沢にある呑川緑道は、大部分は暗渠になっていますが、東京体育大学付近から国道246号線にかけて水面が見えています。

この呑川緑道を散策して、生活の匂いのするショットを選んでみました。暗渠になった部分も昔の橋の名残を残していて、橋の名前の彫られた石柱が残っています。

日体大付近を歩いていると、前から来た自転車のお巡りさんに呼び止められました。「キノシタさんですか?」

あれっ、なんで俺の名前を知っているんだ? なにも法を犯した覚えはないぞ!

「携帯電話を落としませんでしたか?」

ポケットを探ると、無い!!

「日体大の学生さんが拾って、届けてくれたんですよ」

拾った学生さんが、スマホの送信履歴から妻の携帯に電話して、「どうしましょうか」。仕方がないから交番に届けてくださいというと、「ちょうどお巡りさんがいるから預けますね」ということだったらしい。お巡りさんからも妻に電話して、服装や人相を伝えると、

お巡りさん「いま、目の前にそれらしい(人相の悪い)人が歩いています!!」

ということで、無事に手元にスマホが帰ってきました。帰宅したら妻と娘から、「ばか!! 写真に夢中になるからよ!」

日体大の学生さん、親切なお巡りさん。お世話になりました。m(_ _)m

スライドショー「吞川緑道の桜

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2016年4月 5日 (火)

桜坂

福山雅治が切なく唄う「桜坂」~2000年に発売され、売上げ200万枚を超える大ヒット曲となりました。そのモデルとなった場所が大田区田園調布本町の桜坂です。歌がヒットして以来、ホットなデートコースになり、若いカップルがたくさん訪れるようになりました。

  揺れる木漏れ日薫る桜坂
  悲しみに似た薄紅色

  頬にくちづけ染まる桜坂
  抱きしめたい気持ちでいっぱいだった

  愛と知っていたのに
  花はそっと咲くのに
  君は今も君のままで

おじさんは一人でバイクに乗って行ってきました。

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桜はちょうど満開ですが、あいにくの曇り空。先ほどまで霧雨が降っていた。青空をバックに桜を入れたかったのだが、仕方がない。シンボルの赤い欄干の桜橋。しかし、電線と電柱が多くて切り取りに苦労する。何組かのカップルが記念写真を撮っていた。

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このあとは深沢の吞川緑道へ。

2016年4月 4日 (月)

今日の一冊(41)『がんとともに、自分らしく生きる』

がんとともに、自分らしく生きる―希望をもって、がんと向き合う「HBM」のすすめ―がんとともに、自分らしく生きる―希望をもって、がんと向き合う「HBM」のすすめ―

ブログを書いている膵臓がんの方にも、強烈な副作用に耐えて抗がん剤を続けている方もいる。自分の価値観に従って、抗がん剤はしないという選択をした方もいる。抗がん剤は続けるけど、副作用が我慢できる範囲の低用量抗がん剤治療を選択した方もいる。

高野先生は、「あなたにとってプラスになるなら、抗がん剤を使えばいいし、あなたにとってマイナスになるなら、抗がん剤を使わなければいい、ただそれだけのことです。」と明快だ。「治療目標があって、それに近づけるなら抗がん剤を使えばいいし、それに逆行してしまうのなら、抗がん剤は使わないほうがいいわけです。」と。あなたにとっての治療目標はなんですか、それが大切ですと訴える。これからどう過ごしたいか、どのように生きていきたいか、という目標があって初めて、どういう治療が自分に必要なのかが見えてくるのです。

なかには、次の抗がん剤をやるためにも、今の抗がん剤の副作用に耐えているという、抗がん剤をやることが目的になってしまっている患者もいます。抗がん剤は、あくまでも治療目標を達成するための手段であるのに、手段がいつのまにか目的になってしまっている方もいる。

これからどう過ごしたいか、どのように生きていきたいか、という目標があって初めて、どういう治療が自分に必要なのかを考えるべきではないでしょうか。

抗がん剤は「苦痛に耐えて受けなければいけない治療」と思われがちですが、本来は、患者さんの苦痛をやわらげて、元気を取り戻すためにあるものです。その意味では抗がん剤は緩和医療のひとつでもあるのです。

「がん診療レジデントマニュアル」という研修医向けの本には、抗がん剤の使用目的は「がんの存在による自覚症状の緩和、QOLの改善が大きな目的となる」と書かれています。がんを治すことが主要な目的ではないのです。再発・転移したがんに対する抗がん剤は、延命効果とQOLの改善のためだということです。

膵臓がんに使うことのできる抗がん剤は、現在5種類です。乳がんなどの比べて使える抗がん剤が少ない、それがドラッグ・ラグだというので、海外で使えて国内では使えない抗がん剤の早期承認が待たれています。もちろん大事なことです。その解消のためにも混合診療がもっと簡単に使えるようにとの意見もあります。でも、私はこれには反対です。

「まだ使える抗がん剤がある、それが希望だ」は本当でしょうか。しかし、いずれその抗がん剤も効果がないときが来ます。そのときには「絶望しかない」のでしょうか。新しい抗がん剤を使うことが”希望”だというのなら、それは”絶望”の先延ばしに過ぎないでしょう。

高野先生は、「いま受けられる治療から、最大限の効果を引き出す努力をしつつ、その限界も知ったうえで、いまある治療を受けられることに感謝し、治療だけでは得られないような、本当の「幸せ」に目を向けていくことが重要なのではないでしょうか」と言います。

次の抗がん剤治療を受けるために元気になりたい。治療のための治療を繰り返すのは、抗がん剤が”希望”になっているからでしょう。希望はそんなところにあるのではない。抗がん剤がすべてだと思いつめすぎると、見えなくなってしまうこともあります。これからの時間で、いちばん大切なものは何か、そのためにできることは何か。その答えは、『抗がん剤』ではありません。

『もっと人生全体を見渡して、「感謝」や「幸せ」を感じることができたら、それは、治療の進歩以上に価値があることですし、それを支えるのが、本当の医療なのだと思います』と言う先生は、「本当の希望」とは何かと問われて、

「これが『希望』です」と言ってお渡しできるものがあればいいのかもしれませんが、本当の希望というのは、そうやって、誰かから与えてもらうものではなく、もともと、すべての人が普通に持っているものだと私は思っています。

家族やまわりの人々とのつながり、日々の生活の中でのささやかな出来事、そして、いま生きているということ。そういうなかに、一人ひとりが希望を見出すことができるのではないでしょうか。

「患者にとっての『希望』は、病気が治ること」という方も多くおられますが、そうやって、「治ること」だけが希望だと決めつけると、治らないという現実に、希望は見出せなくなってしまいます。

病気になっていつか死を迎えるという現実のなかでも、人間は「希望」を見つけることができる、というのが、私が多くの患者さんと接するなかで教わってきたことです。

「もう希望はない」と思う前に、希望と思ってすがりついていたものが本当の希望だったのかを考え、より身近なところ、あるいは、より広い視界を見渡してみるといいのかもしれません。

医者なのに、希望を与えようとせず、それを自分で探せというのは無責任だと言われるかもしれません。

でも、「これが『希望』です」と言って、見せかけの希望である「ワラ」を手渡すほうが無責任だという気がします。

パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて パッチ・アダムスをご存じでしょうか。『パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて』と言う本で紹介された実在するお医者さんです。映画にもなりDVDも出ています。

1998年に公開された、ロビン・ウィリアムス主演の映画でした。1945年生まれのパッチは、70歳を越えた今も、世界中をかけまわり、ピエロの扮装で病院を訪れる「ホスピタルクラウン」の活動や、講演活動などを精力的に行っています。

パッチ・アダムス [DVD] 映画でも、死期を察してふさぎ込んでいる末期の膵臓がん患者の部屋にピエロの扮装で現れて、(確か部屋を風船でいっぱいにしたのだった--うろ覚え)最後にはその患者を大笑いさせるシーンがありました。

そのパッチの言葉として、次のように紹介しています。

パッチは、「Health is based on happiness.」(健康とは、幸せであるかどうかで決まる)と言っています。

「健康」とは何かと聞かれれば、多くの人は「病気でないこと」と答えますが、パッチは、その考え方を否定します。

健康というのは、病気であるかどうかとは関係なく、病気でなくても、その人が幸せでなければ、健康とは言えません。逆に、病気であっても、その人が幸せであれば、健康だとパッチは言います。

病気であろうとなかろうと、誰もが幸せになることができるし、それが本当の意味での健康だということです。

真の医療というのは、人を幸せにすることを通じて、真の健康をもたらします。

「治らない病気を抱えた患者さんに、幸せを感じてもらうには、どうしたらいいだろう」という問いに対して、パッチの答えは明快でした。

「まず、君自身が幸せになること。そして、誰もが幸せになれると心から信じることだよ。それから、同じ想いを持つ仲間と一緒に、楽しく、愛に満ちた、創造的な環境をつくればいい」 「がんの患者さんでも、幸せに過ごしている人はたくさんいる。そういう患者さんと語り合えば、何が彼らを幸せにしているか見えてくるはずだ」

「がんという病気は、考え方次第で、扉を開くものにもなりうるし、扉を閉ざすものにもなりうる。誰もが自分の意志で、幸せになることを選択できる。自分の命はあと何日しかないと数えるよりも、『今日も私は生きている』と毎日を祝福して生きたほうがいい」 「死は敗北なんかではない。医療に勝ち負けがあるとしたら、勝利とは、最後までその人を愛しぬくこと。『生きるのは悲惨だ、誰も私を愛してくれない』と嘆かれたとしたら、それは医療の敗北だろう。

長々と引用しましたが、私流に言えば、「治ることだけに希望を見出す」のは、希望ではなく執着です。欲あるいは煩悩と言っても良い。抗がん剤が効いているのなら、続ければ良い。治らなくても、上手にがんと共存して10年、20年と生きられるでしょう。効果がないのに我慢して続けるのは執着しているからです。

執着・欲に囚われているかぎりは、人生を豊かに生きることは難しい。「もっと生きたい」も執着です。命には限りがあり、その長短はあれども、与えられた時間を精いっぱい生きることだけが人間にできることです。

治ったら何をしたいのですか? どういう風に生きたいのですか? だったら、今この時からそのようにし、そのように生きれば良いのではないですか? 愛こそが希望なのです。

がんとは闘え、死とは闘うな

なんとかなるものは、なんとかする
なんともならないものは、成り行きに任せる

ブログ「がん治療の虚実」のsho先生も、この本について書いておられます。
有用書籍の紹介: 「がんとともに、自分らしく生きる」 高野 利実 (著)

2016年4月 3日 (日)

がんの名医が選ぶ「私が診てもらいたいがんの名医」50人

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本日付で現代ビジネスに『がんの名医が選ぶ「私が診てもらいたいがんの名医」50人』の記事が載っています。

がんの専門家として何千件も症例を診てきた医師が、何の因果か、同じ病に倒れることもある。そんなとき、彼らはどのような医者に診てほしいと考えるのか。トップドクターが選ぶ究極の名医リスト。

つまり、食道がんの名医が食道がんになったとき、誰の治療を望むのかという特集です。

膵臓がんでは、私の主治医でもある、がん研有明病院の齋浦明夫先生が登場して、

がんの中でもとりわけ治療が難しいと言われているのが膵臓がんだ。肝胆膵がん治療の第一人者として定評のあるがん研有明病院の齋浦明夫氏が語る。
「膵臓がんは非常に見つけにくいがんなんです。先月までバリバリと働いていた人が、健康診断で見つかるというケースが多い」
膵臓がんはこの15年のあいだに1・5倍に増え、罹患者は年間3万人を超えている。膵臓がんの治療を始めた患者の5年生存率は、全国平均で5%(手術のできる患者、できない患者を合わせた数字)。手術した場合でも、5年生存率は20~30%と極めて低い。

「肝胆膵外科は治療をあきらめずに頑張る姿勢が大切です。患者のためにやれることはともかくやってみる、という姿勢です。防衛医科大学の山本順司先生はまさにそういうタイプですね。
御身内を乳がんで亡くされていますが、亡くなられた当日も、気丈に予定通り手術をこなされた。どこか命に対して達観したところをお持ちです。医師としての技量はもちろん、人間的にも信頼、尊敬できる先生です。
手術ができない患者には、内科的な治療も大切です。肝胆膵の分野は大腸や胃、乳がんと違い、エビデンス(臨床試験、検証結果などの科学的根拠)が示しにくい分野ですので、患者さんにどのような治療が適切か思い浮かべ、そこに論文のデータをあてはめていくという作業が必要になる。東大病院の伊佐山浩通先生は、そういう難しい治療のできる数少ない医師の一人だと思います」(齋浦氏)

と述べています。

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2016年4月 2日 (土)

パンキャンの最新セミナーのご案内

桜も満開、暖かくなりました。パンキャンのサイトに新しいセミナーの開催案内が載っています。重粒子線治療では『がん重粒子線治療のナゾ』に次のように書かれていました。

膵臓がんでも3週間12回照射と化学療法を組み合わせたところ、他の治療法を大きく上回る2年生存率が48%を達成しています。

膵臓がんに対して放射線療法はどの程度の可能性があるのか、放医研の重粒子線装置(HIMAC)、強度変調放射線治療(IMRT),BNCT,ナノナイフはどうか。関心のある方はどうぞ。

パンキャンの最新セミナーのご案内

最前線セミナー:放射線療法のすべて 5月7日(土)
最前線セミナー(3月21日開催)のフォローアップセミナーのご案内

講演タイトル:「放射線療法のすべて ~すい臓がんにどこまで適用か~」
パンキャンジャパンが自信をもってお届けします最前線セミナーシリーズです。 3月に開催しました「膵癌治療の最前線2016 in 東京」では治療成績も向上してきている 重粒子線治療の紹介をしました。 そのフォローアップと して、今回は放射線療法は膵臓がん患者にとり、 どのような場面で有効で、どこまで使えるのかなど、皆様の知りたい内容について 時間をかけて丁寧に答える『放射線療法のすべて』というミニセミナー を開催します。

患者・ご家族のためのサロン 4月24日(日)
『すい臓がん患者・家族サロンのご案内 東京』 4月24日(日)開催
〔進行がん・術後の方を主に対象〕 残席4席

安心して情報交換し、患者・ご家族同士でお話しできる場として、月1回の ペースで開催している すい臓がん患者・家族サロンです。 貴重な情報交換の場として、がんを戦う同じ仲間に出会う場として設定させていただきました。 参加者のプライバシーに配慮しつつ、忌憚なく話し、全員が希望をもてる集い を目指しています。(有料)

2016年4月 1日 (金)

お節介

千鳥ヶ淵緑道での撮影の帰り、電車の中でのできごと。

優先席に若い女性が座っていたところへ、老婦人と赤ん坊を抱いた夫婦が前に立った。すると、爺さん(とは言っても私と同じ年代)が、丸めた新聞紙で、若い女性の鞄を叩きながら、「席を譲るべきだ」と強い調子で言った。その女性はいちど席を立ったのだが、老婦人は遠慮して座らなかった。若い女性は再度席に座って涙を流していた。くだんの爺さんもばつが悪いらしく、移動してしまった。

優先席だから、若い者は席を譲れって、常識には違いないが、でもね。外見では分からない病気をもった若者もいるだろうし、抗ガン剤の副作用を抱えているのかもしれない。

こんなとき、どうすべきか。難しいよね。私だったら自分が席を譲るだろうなぁ。その爺さん、相手がやくざ風の男だったとしても同じようにしただろうか。

お節介と言えば、がん患者へのお節介も困った問題です。「がんにはこれが効く」とかいって、サメの軟骨やフコイダンだのアガリクスを薦めて、親切にも宅配便で送ってくる御仁もいる。そりゃ、一応ありがたく戴きますよ。でもね。できれば治るまでずっと送り続けて欲しい。高価ながんに効くという食品を摂り始めたら、途中ではやめられなくなるんです。「もしかしたら効いているのかも」と考えたら止められない。だから、親切に代替食品を送るのであれば、死ぬまでずっと送って欲しい、と言いましょう。

ちなみに、スミソニアン研究所の記録には、サメはまちがいなく軟骨のがんになると記録されている。前提が間違っているのだから効くはずがない。

友人やそのまた友人から全国の「がんに効く」サプリメントが届く。あまりに多くて全部を摂っていると腹が一杯で食事が取れない。副作用で肝臓がやられてしまう。抗ガン剤の副作用とダブルパンチだ。

本人への確認もなしに、いきなり病室へ面会に来る。丁寧に病院では禁止の花束を持ってくる。花瓶もないのにこの花、どうするんだ。面会はこちらから「会いたい」とお願いした人だけにして欲しいものだ。

いちばん困るのは、遠い親戚が病室に突然現れて、祈祷師や霊能力者を紹介するという、果ては「こんな病院にいては死んでしまう。俺が名医を紹介してやる」とか「もっと親身になって介護をせないかん」とか勝手放題を言って、自分の知識をひけらかそうとする。挙げ句には、主治医に向かってなんだかんだと、的外れの注文を付ける。

こんな遠い親戚に限って、なんの援助もしないで、死んだあとには「俺の言うとおりにしなかったからだ」とさらに家族を責めるから堪らない。

お節介もここまでくると嫌がらせかと言いたくなる。

がんに悩んでいる暇もないほど、がん患者にはいろんなできごとが起こるものだ。

千鳥ヶ淵緑道の桜

東京の桜が満開とのニュースに心が躍ります。千鳥ヶ淵の桜は、満開予想が4/2~4日になっていたが、来週は曇りや雨の予想なので、今日行ってきました。

地下鉄九段下駅の改札を出ると、すでに通路も人で一杯です。北の丸公園辺りも、ラッシュ並みの人混みで、三脚使用禁止の立て看板はないが、とても三脚を使えるような状況ではない。桜は、まだ蕾もたくさんあって五分~八分咲きという感じ。

スライドショー「千鳥ヶ淵緑道の桜

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このショット↑、今日のお気に入りです。たくさんの外人観光客もいました。

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国立劇場前の桜がいちばんみごとだった。

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