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2017年1月31日 (火)

ウコンは効くのか効かないのか?

ウコン(クルクミン)に関する話題が二つありました。

こちらはミネソタ大学のチームによる否定的な記事です。

健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明

黄色い見た目が特徴的な「ターメリック」、またの名を「ウコン」は、日本では二日酔いに効くとされ、本場インドでは傷薬や虫刺され、ひいては「ガンに効く」とまで言われています。カレーの原料としても知られるウコンは民間療法にも用いられる万能プレイヤーとして認識されているのですが、実は医学的な効能は認められていません。

クルクミンの化学組成には、実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、あたかも効果があったかのような結果「False Hits (偽の結果)」をもたらす効果があることが明らかになっています。

False Hitsは偽陽性、偽陰性のことなのでしょうか? よく分かりません。プラシーボではないよなぁ。

一方で、こちらは最近精力的に膵臓がんの記事をアップされている佐藤典宏先生のサイト「あきらめない!がんが自然に治る生き方」の記事です。

クルクミンは膵臓がん(膵癌)の転移を抑える:間質(かんしつ)細胞を標的にした新たな抗癌作用

クルクミンの膵臓がんに対する抗がん作用の新たなメカニズムが報告されました。
クルクミンはがん細胞だけでなく、まわりに存在するがんの進行を手助けする細胞にも効果を発揮し、がんの転移を抑制しているとのことです。

クルクミンは線維芽細胞に対して直接作用し、がん細胞と協力して転移を促進する作用をブロックすることが示されました。
これは、これまでに報告されている、クルクミンのがん細胞自体の増殖制効果や、アポトーシス導入効果に加えて、まわりの細胞にも効果を発揮するという新しい抗がんメカニズムであると考えられます。

こちらも佐藤先生の別のブログです。同じ話題ですがより詳細に書かれています。

試験管やマウスレベルの研究ですから、すぐにヒトに効果があるとは言えませんが、期待はあります。

このブログでもクルクミンについてはいくつか書いていますが、もう情報が古いのかも知れません。黒コショウといっしょに摂るとクルクミンの吸収がよくなるなど。ちなみに私はもうすでにウコンは摂っていません。

ただ、春ウコンと秋ウコンではクルクミンの含有量は秋ウコンのほうが多いと認識しているのですが、どうなんでしょう。

ウコンは摂り過ぎると肝臓障害を起こすことがあるので、肝機能に異常のあるがん患者は要注意ですね。

  1. 『がんの統合医療』(4) クルクミン
    『がんの統合医療』から、クルクミン(ウコン)に関する箇所を紹介します。クルクミンの有効性に関して、多くのエビデンスが揃ってきたようです。クルクミンは有望...
  2. ガン転移に効く植物由来化合物が40個以上も発見される
    人参エキス、トマトカロテノイドリコピン、ウコンの成分クルクミン、ザクロジュースや魚油など、乳房、結腸直腸、前立腺、皮膚、肺およびその他のガンにおける遺伝子発...
  3. がんに効く、無敵のカクテル
    これが「無敵の抗がんカクテル」の材料。ウコン(クルクミン)、緑茶(深蒸し茶)、大豆の3種類の材料です。 これらの効用を『がんに効く生活』から要約すると、緑...
  4. ウコン、ターメリック、クルクミン
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  5. がんと栄養、カテキンについて
    カロテノイドとクルクミン(ターメリック、ウコン)は増殖抑制には効果がないが浸潤は抑制するようです。あくまでもマウス実験レベルの研究ですから、ヒトに対してその...
  6. 食事と運動は、がんの治療にも効果がある
    を参照してください。に少し期待が持てる。ウコン(クルクミン)については、まだ膵癌の記述は追加されていないようだ。その他は芳しい内容ではない。 ...
  7. ウコンの品質、安全性・副作用
    ウコンの話題を2回にわたって記載しましたが、市販のウコンにはクルクミンの含有量が少ないかほとんど含まれていないものを...
  8. ウコンが膵臓がんに効く?」の続報
    11月4日のブログで、ウコン(ターメリック、クルクミン)ががんに有効だという研究発表の話題をアップしました。今日、シュレベールの『がんに効...
  9. ウコンが膵臓がんに効く?
    ップしてあります。本日の産経ニュースからウコン、がんにも有効 世界的研究者が報告2010.11.4 07:41 酒の悪酔い防止に効果があるとされるウコンが、...

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コメント

ネットに「春ウコン研究会」の「ガンは癌にあらず」という長年の記録があります。

http://www.haru-ukon.com/index.php?FrontPage

ウコンにもいろんな種類があり 摂取量も大切だと書かれています。

ふじこさん。
やはり美味しく、楽しみながらが代替医療には大切でしょうね。
今日から浜松に出張です。直虎ブームで観光客もたくさんですね。
時間もないので、短文にて失礼します。

 「賞味期限、2019年1月か~」 一袋残っている未開封の秋ウコン粉末(井藤漢方製薬)。ここしばらく摂ってないんです。術後2年間くらいは、かなり熱心にやってました。マヨネーズとオリーブオイルを混ぜて黒胡椒を加え、キャベツやブロッコリーにかけたり、納豆と混ぜてみたり。決して美味しくはないし、納豆はちょっとひどかったな。いろいろ試したけど、結局カレーに混ぜるのが無難でした。当り前だけど。

 『がんに効く生活』にも、黒胡椒がクルクミンの吸収を助けると書いてありますが、ここ2年程は《レシチン》の方が何倍も効果があると言われているようですね。で、豆腐にウコン入りカレーと黒胡椒をかけてみました。でも、《どれ位レシチンを摂ったらどれ程の効果がある》という情報は、まだ入手できていません。
 
それから、クルクミン含有量に関しては、秋ウコンの方が多いと私も認識しています。
 
効くにしろ、そうでないにしろ、摂り過ぎなければ悪くはないと感じますが、「まずっ!」と思いつつ無理するのは逆効果かも・・・ まあ、残っている一袋だけはボチボチ消費しましょうかね。

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