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2017年7月26日 (水)

クルクミン(ウコン)の抗がん作用

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佐藤典宏先生のブログ「あきらめない! がんが自然に治る生き方」は、いつも注目しています。補完代替療法について、最新の研究結果を引用しつつ、根拠を示して紹介されているからです。今回はクルクミン(ウコン)の抗がん作用についてでした。

クルクミンが癌に効く新たなメカニズムを発見!制御性T細胞を介したがん免疫調整作用

内容は読んでいただくとして、がん細胞を助ける役割をしている制御性T細胞を抑える働きがあることが分かった。がん、腫瘍の縮小効果があるかどうかまでは研究されていませんが、その可能性があるということでしょう。

クルクミンについては、前回の『すい臓がんカフェ』での私の講演でも取りあげています。

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「健康食品」の安全性・有効性情報』の「素材データベース」に載っている867成分を検索して、膵臓がんに何らかの効果があったという成分を抽出したものです。

こうした検索のテクニックは、私のKindle本『がん患者のためのインターネット活用術』に詳しく紹介しています。←広告

もちろん、同じ成分に対して効果がなかったという研究もたくさんあります。代替療法ですからそんなもんです。

これはあくまでも、サプリメントなどに対する選択の基準・考え方(少なくともヒトに対するある程度のエビデンスがあるものを選びましょう)を示したものであって、これらを私が推奨するという趣旨ではないことをお断りしておきます。
(佐藤先生のブログでも同じ記事がありましたね)「ドクターズチョイス!すべてのがん患者さんへすすめる厳選サプリメント5種

【追記】ヨミドクターにもクルクミンの記事が載りました。

がん抑制に「ウコン」の力…抗がん剤と遜色なく

この成分は「クルクミン」と呼ばれ、大腸がんや膵臓がんの患者に服用してもらう臨床試験が国内外で行われている。ただ、有効成分の大半が排せつされるため血液中の濃度が高まらず、効果があまり出ないという課題があった。
 チームの掛谷秀昭教授(天然物化学)らは、排せつされにくく、体内で有効成分に変わるクルクミンの化合物を合成。有効成分の血中濃度を従来の約1000倍に高めることに成功した。人の大腸がんを移植したマウス8匹に注射したところ、3週間後の腫瘍の大きさが、治療しない同数のマウスの半分以下に抑えられた。目立った副作用も確認されなかった。
 掛谷教授は「安全性が高く、既存の抗がん剤と遜色ない効果も期待できる」とし、京大発のベンチャー企業と組んで抗がん剤としての開発を目指す方針。
 柴田浩行・秋田大教授(臨床腫瘍学)の話「これまで難しかった血中濃度を高め、効果を示したのは画期的な成果だ。今後は、注射で投与する方法の安全性を検証する必要がある」

クルクミンの血中濃度を上げる1つの方法が、黒コショウといっしょに摂ることです。膵臓がんに対する臨床試験も行われています。

クルクミンに関する私のブログ記事の一部を下に紹介します。

  1. ウコンは効くのか効かないのか?
    ウコン(クルクミン)に関する話題が二つありました。こちらはミネソタ大学のチームによる否定的な記事です。「健康食品「ウコン」(ター...
  2. 『がんの統合医療』(4) クルクミン
    『がんの統合医療』から、クルクミン(ウコン)に関する箇所を紹介します。クルクミンの有効性に関して、多くのエビデンスが揃ってきたようです。クルクミ...
  3. ガン転移に効く植物由来化合物が40個以上も発見される
    食事」に関連した情報なので、転載します。クルクミン、ビタミンDなどが、がんの転移を抑制する植物成分である可能性。BioQuickニュース日本語版。『がんの特効薬...
  4. ウコン、ターメリック、クルクミン
    ぷり使える。送料も無料だからありがたい。クルクミンの含有量を表示してあるのはこのメーカーだけだ。秋ウコン粉末100% 200g     by G-Tools今日...
  5. ウコンの品質、安全性・副作用
    わたって記載しましたが、市販のウコンにはクルクミンの含有量が少ないかほとんど含まれていないものをあります。ウコンには3種類あり、春ウコン(日本名:キョウオウ 学...
  6. 「ウコンが膵臓がんに効く?」の続報
    月4日のブログで、ウコン(ターメリック、クルクミン)ががんに有効だという研究発表の話題をアップしました。今日、シュレベールの『がんに効く生活』を読み返していたら...
  7. ウコンが膵臓がんに効く?
    )が1日に行った研究発表会「ウコン成分“クルクミン”の多様な機能と応用研究の最前線」で、日米の研究者がこのような報告を行った。  都内で行われた発表会...

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