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2017年8月 6日 (日)

今日の一冊(76)『マチネの終わりに』

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久しぶりの「今日の一冊」ですな。昨年から話題の平野啓一郎の恋愛小説『マチネの終わりに』

クラシックギタリスト福田進一が、小説とタイアップして演奏するCDを聞きながら読んだ。

◆小説「マチネの終わりに」概要
天才ギタリストの蒔野聡史と通信社記者の小峰洋子の二人を軸にした恋愛小説。
40代の苦悩、スランプ、PTSD、戦争、生と死、父と子、師弟、嫉妬等、様々なテーマが複雑に絡み合い物語が進んでいく。

ま、恋愛小説はそれとして、平野のクラシック音楽に関する描写力には驚いた。音楽を文字で表現するのは難しい。どうしてもありきたりの、使い古された表現になってしまう。恩田陸の『蜂蜜と遠雷』もピアノ曲の描写がすごいと評判になっているが、この小説だってすばらしい。
バッハの音楽は、神聖ローマ帝国を舞台として1618年から1648年に戦われた「30年戦争」のあとに聴くからその意味がある。ドイツでは戦前の1600万人の人口が戦後は1000万人となった。3分の1の人々が死んだ時代だからこそ、バッハの音楽には、なお希望を見出す力にあふれていると言えよう。音楽にはそんな力がある。

バッハの生きた時代は、どんな時代だったのか、これまであまり関心を持たないでバロックを聴いてきたが、少し知識を持たないとダメだね。

無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009より I. プレリュード。チェロで聴くプレリュードとはまったく趣が違う。ギターの方がより軽快というか、きらきらとしている。


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