下手なチェロ好き

2017年7月 9日 (日)

今日はN響定期演奏会へ

オーチャードホールでのN響95回定期演奏会へいってきました。

指揮:マルティン・ジークハルト
チェロ:クレメンス・ハーゲン

  • エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
  • ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68

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指揮者のジークハルトはウィーンフィルの元首席チェロ奏者、チェロのクレメンス・ハーゲも世界で最も注目されているチェロ奏者の1人。この二人のコラボで、エルガー/チェロ協奏は期待以上の演奏でした。

エルガーのチェロ協奏曲といえば、若くして亡くなったジャクリーヌ・ジュプレの十八番でしたね。

ブラームスの第一番はベートーヴェンの第10交響曲とも言われるように、第4楽章の「歓喜の歌」に似た主題が使われていて、サントリーのピュアモルトウイスキー「響」はこの楽章をイメージして開発されたのだとか。

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2017年1月28日 (土)

弦楽器の乾燥対策

この時期は空気が乾燥しています。わが部屋の湿度計も20%ほどです。

これくらい湿度が下がるとチェロが心配ですね。乾燥しすぎると最悪で板が割れてしまうことがある。ダンピットとかモイスレガートといった弦楽器専用の湿度管理グッズがあるが、私はもっとシンプルで金がかからない方法です。

湿度計は必須ですね。チェロケースにこちらの湿度計を入れています。これのよいところは、湿度と温度の最大値、最小値が記録されること。

そして、水で濡らして固く絞ったタオルハンカチをケースの上の方に入れておく。これで理想的な湿度50%に近い状態になっています。3日くらいでタオルの水分がなくなるので、塗らして絞って・・・。こうしておけば、3日に一度くらいは楽器を出してレッスンをしなくてはという気になる。

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2017年1月17日 (火)

チェロ弓の毛替え

昨夜は今年初めてのチェロのレッスン。しばらくサボったなぁ。
一時間ほどで「モルダウ」「ラクリモサ」を弾いたが、弓がすべって音の出だしが悪く、引っかからない。そういえば2年ほど毛替えをしていない。

今日は西新宿まで毛替えに行ってきた。著名な演奏家も贔屓にしているという「香野弦楽器」さん。ここが一番安くて技術も良さそう。馬の毛もピンからキリまであるが、高品質のものだけを使っているという。税込みで6500円は安い。ヤマハで頼むと1万円だ。世界的に活躍しているチェロ奏者、ジャン・ワンさんやヨーヨー・マさんの毛替えもしているそうな。

たくさんの弓が飾ってあって、一番安いので400万円(´Д`)。「これ、ヤマハでは600万円で販売しているものですよ」とまたビックリ。私のは16万円の、それでも奮発した品ですが、比較するのもばかばかしいね。安い弓だろうが、毛替えの値段が安くなるのではないです。

初台のマンションの一室の小さな工房ですが、悪いところをすべて直していただき、バランスをチェックして「ゴムを付けた方が弾きやすいね」と無料で付けていただいた。さて、どんな音になるか楽しみです。

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いま話題の平野啓一郎の大人の恋愛小説『マチネの終わりに』には、バッハの無伴奏チェロ組曲が効果的に使われている(らしい。まだ読んでいないが)チェロの曲をギターに編曲したという設定。

天才ギタリストの蒔野聡史と通信社記者の小峰洋子の二人を軸にした恋愛小説。
40代の苦悩、スランプ、PTSD、戦争、生と死、父と子、師弟、嫉妬等、様々なテーマが複雑に絡み合い物語が進んでいく。
2016年4月に毎日新聞社より単行本が発行され、発売から僅か3ヶ月で第6刷が決定という異例の事態となった。
クラシックギタリストが主人公であり、世界的ギタリストの福田進一が構想の段階から平野に助言していた。
今作のCDは、小説に登場するギター曲を福田進一と平野啓一郎が選曲しており、福田進一のギターによって物語が更に立体化する。

ベストセラーですってね。無伴奏チェロ組曲は、定番カザルスのもの、ヨーヨー・マ、リン・ハレル、マイスキーなどCDを5枚ほど所有しているが、ギター編曲のものはないなぁ。

ギタリスト山下和仁のCDがよさそう。

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2016年8月31日 (水)

チェロは膵臓がんに効く?

今日からまた出張です。宿のエアコンの効きが悪くて、窓を開けた方がまだまし。ま、都内と違って夜は涼しいのでいいか。

久しぶりにチェロの話題。もちろんブログには書かないけど、ほぼ毎日楽器を出して励んでいますよ。

チェロのボーイングは「脱力」が大事だと言われながら、私の場合は、弦に対して結構圧力をかけているようです。これじゃ豊かな響きは出てこない。

いつも参考にさせていただいているへったぴセロ弾きさんがブログで「ゆるゆるボーイング」なる方法を紹介していました。

弓の毛を極端にゆるゆるに張り、開放弦でゆっくりと、圧力をかけないで、弦と直角に一点を弾くという事だけ心がけて、練習する、これを毎日数分間、1週間続けたら結果が出るとのこと。

早速やってみたが、確かに余分な力が抜けて(弦に対して力を加えことができない)、それでも十分に豊かな音が出ます。弦に対して直角でないと十分な音が出ない。これな良い。そのまま音階練習を行って、ほんの少し(いつもよりもずっと緩く)弦を張って、アリオーソ、白鳥、鳥の歌と曲を弾いてみると、確かに音が違う。

これまでは弦の反発に対して「なにくそ」という気で弾いていたのが、弦を抱き込み、抱擁するような感じで音がつながる。弓が安定してくる。

しばらくこれを続けよう。

チェロは膵臓がんに効く、かどうかは分かりませんが、欧米で盛んな音楽療法には一定の効果がありそうです。

確かにモーツァルトのアダージョなどは、聴いていて気分が良いです。自然と瞑想になっている。ピアノ協奏曲の第2楽章のAdagio、クラリネット協奏曲のAdagio、 K.540のアダージョ ロ短調、どれも良いですね。

膵臓がんで闘病中の東京オリンピックの「名花」チャスラフスカさんが亡くなった。ご冥福をお祈りいたします。

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2015年7月14日 (火)

バッハ:平和への祈り

昨夜の夕焼けは怖いほどでした。台風が接近しているためでしょうか。それとも国会で緊張感を増している「戦争法案」を象徴しているのでしょうか。

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一日、ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ第5番に挑戦している。レッスンで弾いたのはだいぶ前なので、ほとんど忘れている。書き込みを頼りに思い出しながら。

largoはなんとか満足できる(今の段階で)まで弾き込んだ。出だしのミ⇒ミの1オクターブのジャンプでいかに音を滑らかに繋ぐか。前の音の余韻を残しながら、しかも途中の音を出さずに次の高音のミにつなげるために、弓をいったん止めることで対処している。これで正解かどうか分からないが。

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さて、次は同じ5番のアレグロだなぁ。暑いからぼちぼちやろう。

「戦争法案」が15日にも衆議院で採決されようとしている。国会前に駆けつけたいのだが、15日から出張の予定になった。この暑さで反対派の動員も少ないだろうと、安倍総理、そんなことを考えているのかも。

千住真理子が今年のデビュー40周年を記念して出したCD『平和への祈り~バッハ:無伴奏ヴァイオリン全曲』を聴いている。バッハのチェロとヴァイオリンのための2つの無伴奏曲集は、やはりバイブルだよね。

千住真理子さんは次のように思いを語っている。

[バッハ録音への思い]
演奏活動40年間の想い出は、確かに私の身体と音に刻み込まれている。

デビューして以来、無我夢中で走り続けてきたこの期間、私には様々なドラマが降りかかってきた。

国内外のコンクールやそれにまつわる様々なハプニング、絶望や苦難、かと思えば人の優しさに触れ涙したこともある。

父の病死に続いた運命としか説明出来ないストラディバリウスとの出逢いと感動。

一番こたえたのは母の死である。末期ガンとの戦いは今まだ私の心に拭いきれない悔しさ、後悔と共にある。

だから、40周年、エンジンを全開にしてアクセルを思いっきりふみたい。
いま、私のすべてを聴いていただきたい。
               ――千住真理子

 

バッハが弾けなくなった時期が、私にはある。

10代の終わりから30歳になるまでだ。ずいぶん長い期間、私はあまりにも偉大なバッハに、あまりにも崇高なバッハに、押し潰されていた。

愛するあまり、受け止められない、そんな矛盾したバッハへの想い。

30歳を過ぎてから開かれた扉は、真摯に神に向き合う祈りの道だった。
だから私は祈る。バッハを弾くことは、祈ることなのである。

私は祈り続けたいのだ。

まだなし得ない復興にくるしんでらっしゃるかたがたと共に。大切な人を突然奪われた悲しみから立ち上がれないでいるかたと共に。
海を越えて、貧困にあえいでる人々、戦争に巻き込まれてる人々と共に。私は平和を祈るために、バッハを弾く――。
               ――千住真理子

演奏も録音もすばらしい作品でした。

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2015年5月 6日 (水)

新しい松脂

GWはどこも混雑するので、ずっと家に居て読書、チェロ三昧でした。先月いっぱいでチェロの教室を退会した。先生の都合でレッスンが継続できなくなり、代わりの先生になるのだが、始めてから9年になるし潮時かと思って退会。

今はこれまでのレッスン曲を独習でさらっている。今日はバッハのアリオーソ。少し弾いてみたら、だんだんと運指なども思い出した。

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松ヤニを変えた。あるチェロのサイトで「すばらしい」とのことだったので、メロスの「チェロ用スティッキー」をAmazonで2990円。チェロ中・上級用??とある。

チェリストの鈴木秀美さんも愛用しているとか。早速使ってみたが、音がまったく違う。軽く弾くだけで、発音が素直で変な雑音が出ない。音の倍音成分が増えたような気がする。スティッキーにはこんな説明がついている。

従来、「ライト」「ダーク」「バロック」と三種類あったラインナップに加えて「ダーク」よりもやわらかいモデルが追加になりました(「バロックチェロ用」と「コントラバス用ライト」との中間の固さです)。元エマーソン四重奏団のデヴィッド・フィンケルさんのアイデアで開発。従来のチェロ用ダークよりもグリップ力が強いので、逆に軽く弾くだけでしっかりと鳴らしてくれます
特にソリストなど上級者の皆様にお勧め。ぜひお試しください。

初心者がソリスト並みのものを使って良いものか、とは思わない。良いものは良い。

しばらくしてから、個人レッスンで教えてくれる先生を探そうと思っている。

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2015年3月17日 (火)

無伴奏チェロ組曲

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一足早く満開の桜。河津桜でしょうか?それとも陽光?


最近はバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 プレリュードに挑戦している。

バッハの無伴奏チェロ組曲には、いろいろな版があるらしい。下はベーレンライター社のAugust Wenzinger編のもの。今はこれをやっている。最初から3つの音がスラーで、後は弓を1音ずつ返すのが最近のはやりかも。

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他にも、カザルス版が2種類(アレクサニアンとトーベル校訂)とトルトゥリエ版などがあるらしい。トルトゥリエ版は2泊をスラーで弾く。

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カザルス版は最初の3つがスラー、アップダウンで又最後の3つがアップでスラーというパターン。

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初心者にはどれが良いのか、わからんが、先生の選択でこうなった。

しかし、バッハは奥が深いなぁ。

 

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2014年12月12日 (金)

久しぶりのチェロ弾き

約一ヶ月半ぶりにチェロをケースから出した。さてどんな音が出るか。寒さのせいでチューニングがずれていた。

やはりまだ左手に痛みが残っている。第一ポジションで耳の高さに置くときに、肩の傷口辺りに違和感がある。

音階をゆっくりと弾いても、ぎくしゃくする。音程が定まらない。おずおずという感じだ。

ビブラートが上手くかけられない。低音弦まで腕を伸ばすと、突っ張る感じがする。上げるときよりも降ろすときに痛みを感じることがある。

でも、リハビリにはけっこう良いかも。無理をしない程度にやってみようかな。リハビリの先生も同じことを言っていたし。曲を通して弾くのはまだまだ先になりそう。

10分ほどの練習だが、久しぶりで気持ちよかった。

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2014年10月12日 (日)

チェロコンサート

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今日は日蓮聖人の命日で、池上本門寺で「お会式(おえしき)」が執り行われます。全国から百数十講、総勢約三千人もの万灯練り行列が町を練り歩き、深夜にいたるまで賑やかな一日となります。「お万灯(おまんど)」が私の町内にもやってきました。


昨日はこの1年の練習の成果を発表する機会になった。

曲目はバッハの『アリオーソ』とチャップリンの『スマイル』

『アリオーソ(バッハのアリオーソ)』は、J.S.バッハ作曲:カンタータ第156番『わが片足すでに墓穴に入りぬ』をチェロ用に編曲したもの。チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調(BWV.1056)第2楽章のメロディと同じです。1965年のフランス映画「恋するガリア」テーマ曲として使われた。

『わが片足すでに墓穴に入りぬ』とは、がん患者が演奏するにはふさわしい??選曲かも。先生は、決してそのような意図での選曲ではないと思うが。

アリオーソとは、イタリア語で「歌うように」との意味だが、確かに出だしが難しい。2拍半のシを1の指で押さえて、次のドも1の指で押さえるのだが、ここですでに音が途切れがちになる。滑らかに繋ぐには・・・。ビブラートを使って目立たないようにする、が私の解決策(これで良いのかなぁ?)。

スマイル』はチャップリンの映画「モダン・タイムス」のテーマ曲。
映画は、労働者を機械のように扱う資本主義を痛烈に批判した内容でしたね。現在のグラック企業、ブラックバイトは、チャップリンの時代よりも一層労働者を使い捨てにする風潮ではないですか。がんになったことを会社に告げたとたんに解雇や肩たたきが横行する日本の社会。過労死やサービス残業も厭わないエリート労働者がいれば、リスクのある労働者は切り捨てた方が「経済は発展する」というグローバル経済に行き着く先が今日の日本です。それをもっと押し進めようとするのがアベノミクス。「経済」とは『世の中を治め、人民を救うことを意味する「経世済民」』のはずだったが、いったい誰のための「経済」なのでしょうか。

なんだか、二曲とも社会的なテーマの選曲になったような気がする。

「スマイル」は3パートに分かれた曲なので、一人でも欠けると演奏ができない。気になっていた肩の痛みもたいしたことがなくて、メンバーに迷惑を掛けずに終わったことが一番だ。演奏はともかく。

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2014年8月27日 (水)

チェロのレッスン用グッズ

左肩の痛みがだんだんと強くなってきた気がする。チェロを弾くときの左手に力が入りすぎているのかもしれない。脱力を少し意識して弾いてみようか。

がんもチェロもリラックスが大事。

内科のあかひげ先生に、大学病院の整形外科への診療情報提供書を書いていただき、その場で「地域連携室」に電話をして貰ったが、診察の予約が一ヶ月先だと言われた。ま、日常生活には困るわけではないので、それでOKとした。評判の良い整形外科ということなんだろうね。

レッスン用のグッズを紹介。コンサートでA3三ページの譜面を譜面台に載せたときに、どうしても不安定で、飛んでいかないかと心配になる。そんなときに見つけたのがこれ。見開きのときには折りたためる。書き込みのできるクリアファイルになっている。『楽譜/譜面ファイル「楽譜面BOOK」3面見開き 20P(A3コピー譜収納可・書き込み出来る!)特許申請

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客席側から見ても見苦しくない。

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もう一つは、椅子用のグッズ。レッスン会場もコンサート会場も、だいたいが著エロ弾きのことを考えた椅子を用意してない。椅子の面が水平でなく、後が下がっている。これではチェロ弾きにとって、椅子ではなく拷問器具である。腰は痛くなるし、左右の手にも余計な緊張が入る。

そんなときのお助けグッズ。テレビでも紹介されていたそうだが、私は知らなかった。テレビをあまり見ないしね。プロのチェリストの間でも評判は良いようです。

『ドクターエル』ちょっと堅めだけど、ちょうど良い姿勢になります。ドクターエル・ミニは持ち運びが楽そうです。(こちらは持っていない)ミニのほうが高いのは何でだろう?

もう少し柔らかいものなら、テンピュールのPCクッション。価格が2倍だが、長時間座っていても腰が痛くならない。川崎のレッスン室にはテンピュールを置かせて貰ってあり、自宅用にはドクターエルを買った。

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