膵臓癌の知識・情報

2017年11月13日 (月)

第9回『すい臓がんカフェ』を開店します。

Kaiten

【日 時】2017年12月24日(日) 13:10~16:30 (開場12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分
       Luz大森 4階 入新井集会室
【参加費】300円
【定 員】130名
【講 演】山田信祐
  『やれる事は全部やってます。~ケトン食、運動、補完代替医療他~』

2014年10月に膵臓がんステージⅠaと診断され切除するも、1年後に肝臓への転移が見つかり、余命1年を宣告される。抗がん剤と各種の補完代替医療を取り入れ、PET-CTでは「腫瘍消失」。しかし、その後右肺に2箇所の転移が見つかり、2017年9月に部分切除術を行ない現在にいたる。

【交換会】患者さん同士の情報交換


『すい臓がんカフェ』は事前登録制です。

登録申込みの受付けは、12月1日(金)20:00からです。

開催の詳細な内容、事前登録は下記のオフィシャルサイトからお願いします。

  • 短時間で満席になることがあります。(これまでの例では最短で約15分でした)
  • 入力途中であっても定員に達すると、強制的に受付けを終了します。
  • 「参加申込み」ページに入力フォームが表示されていますので、事前に内容を準備して当日に臨まれるとよろしいでしょう。
  • 「知りたいこと、困っていること、他の方へのメッセージ」欄は入力必須項目になっています。

『すい臓がんカフェ』オフィシャルサイト


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2017年11月 5日 (日)

パープルストライド 2017 (ガイドラインでは膵臓がんは治らない話)

日比谷公園も幾らかは紅葉していました。まもなく本格的な紅葉が始まります。

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トランプの来日で厳戒の警備体制で、どこもたくさんの警官がいます。晴天で少し風があるが暖かい絶好の行楽日和でした。

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毎年恒例のパンキャン主催のパープルストライドですが、あいかわらず膵臓がん患者は少なくて寂しいくらいです。でも今年は『すい臓がんカフェ』で知り合った方が10人以上参加されていました。

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なぜか阿波踊りも・・・

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10月に膵臓がんを告知されて、肝臓転移があり手術できないという方にもお目にかかりました。築地のがんセンターですが、「使える抗がん剤は三つあります。どれにしますか?」と言われたそうで、あいかわらずがんセンターの対応は変わっていないようです。せめて「あなたにはこれが良いと思いますが、どれにしますか?」と言うべきだよね、と付き添いのご主人が憤慨しています。

「肝臓に転移があるから手術はできません。抗がん剤です」と言われても諦めている場合じゃないよと、説明しました。肝臓に転移した腫瘍を放射線などで切除することは可能です。

ガイドラインでは膵臓がんは治らない

と思います。どんどん発展している先端医療、例えば放射線治療の機械も日進月歩です。しかし、これらがガイドラインに取り入れられるのは10年後ですよ。

血管内治療、ラジオ波焼却療法、KM-CART、腹腔内投与療法、サイバーナイフ。これらはガイドラインにはなくても有効な治療法です。

ガンマナイフはもう古い。同じ定位放射線治療でもサイバーナイフ・トモセラピーが主流です。トゥルービームもあります。その中でも装置メーカーによって、また古い機械と新しい機械では差があるので最新の機械のある病院を探すべきです。

メーカーがアキュレイならサイバーナイフの最新機種はM6シリーズ「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム」す。アキュレイのサイトを調べれば、どの病院に納入されたのかが分かります。

ちなみに、国立がん研究センター中央病院のサイバーナイフVSIは、M6の一世代前の機種です。早く導入したから古くなっているのはしかたないですね。古いのが悪いとは限りません。機械よりも放射線医の経験や技量が重要だという考えもありますから。

目的の病院の機械が古いのか新しいのかをインターネットで調べておくことも大切です。

膵臓がんが脳転移しているという稀な症例の家族にもお会いしましたが、脳に全域照射をしたら廃人になります。サイバーナイフなら微小な腫瘍にもピンポイントで正常細胞を避けて照射できます、とお話をしました。

がんではないですが、友人がMRIを撮ったらフィルムでデータを渡されました。相当に古い機械を使っているようです。当然解像度なども違ってきます。

病院選びも運で寿命のうちと達観できれば良いのですが、運と寿命はコントロールできるのです。

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2017年10月31日 (火)

膵臓がん5カ月放置 横浜市大医療センター

膵臓がん5カ月放置 横浜市大医療センター

痛ましい事故です。1月の時点なら手術も可能だったと言います。「足の速い」膵臓がんでは、5ヵ月も放置され治療をしなければ致命的です。

画像診断は、担当医は「見たいところしか見ない」傾向があります。しかしこの場合は放射線科医がCT画像全体を見て「膵臓がんの疑い」とする画像診断書を作成したが、担当医らが診断書を見ていなかったと報道されています。

担当医のミスでしょうね。医者も忙しすぎるのでしょうが、くじをひいた患者はたまりません。

私の場合は、がん研有明では膵臓のCT結果を放射線科医が診て「甲状腺に異常がある」とコメントをしてくれました。主治医もそれをしっかりと確認していました。

甲状腺がんは「過剰診断」かと思いますが、膵臓だけでなく、離れた首の辺りまでしっかり画像を確認してくれているのだと、逆に信頼感が増した思いがしました。

同センターは再発防止策として「今月から、本来の検査目的と異なる部位で悪性腫瘍などが見つかった場合は、画像診断書を電話や紙で連絡することにした。また、年度内にシステム改修を行い、画像診断書未確認を示すアラート機能を追加する」こととしたそうです。

ミスはゼロにはできないが、同じミスは繰り返して欲しくないです。

このところ病院のこうしたミスが続きます。個人の不注意で終わらせるのでは、根本的な解決にはならないでしょう。本質的には医療施設、医療費抑制の圧力が厚生労働省からかかっており、医者も病院も疲弊しているのではないでしょうか。

現象的な対策とは別に、根本的な日本の医療政策の矛盾へも目を向けるべきです。

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2017年10月30日 (月)

『すい臓がんカフェ』盛況でした。

昨日の『すい臓がんカフェ』に参加されたみなさま。強い雨の中、遠方からも参加され、ありがとうございました。

たくさんの情報と希望を持ち帰ることができたでしょうか。

たくさんの方とお話をしたかったのですが、時間も限られて十分には話すこともできませんでした。

善本考香さんの講演も内容が濃密で私は消化しきれない部分もありましたが、がん患者が身につけるべき3つの武器

  1. 知識力
  2. 判断力
  3. コミュニケーション力

は、なるほどと思いました。

秋ですね。紅葉の季節には写真意欲が高まります。そわそわします。
で、これまでの写真からちょっと早い紅葉特集です。

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志賀高原というより、群馬側にある国道292号の日本国道最高地点の渋峠から見た芳ヶ平(よしがだいら)。まるで箱庭か外国の景色のようです。

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こちらは、浜離宮恩寵庭園です。高層ビルと池と紅葉のコラボレーションがよい塩梅ですね。

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2017年10月28日 (土)

今日の一冊(84)『末期がんでも元気に生きる』

実はまだ読んでもいない本(本来は既読の本しか紹介しない)ですが、気になる本です。

帯には「これほど元気な末期の膵臓がん患者を、私は見たことがない」と書かれており、国立がん研究センター名誉院長の垣添忠生氏が推薦しています。

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内容(「BOOK」データベースより)
経済学者が、ステージ4bの膵臓がんと言われて1年半が経過。抗がん剤治療を続けながら、変わらぬ生活を保つために。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石/弘光
一橋大学名誉教授。1937年東京生まれ。一橋大学経済学部卒業。同大学院を経てその後、一橋大学経済学部助手、専任講師、助教授、教授、学長(1998‐2004年)。退職後、2007‐11年の間、放送大学の学長を務める。その間、政府税制調査会会長(2000‐06年)、財政制度等審議会委員、経済審議会委員、金融制度調査会委員などを歴任。経済学博士。専門は財政学。主な著書として、『財政構造の安定効果』(勁草書房、毎日エコノミスト賞)、『租税政策の効果』(東洋経済新報社日経・経済図書文化賞)、『財政改革の論理』(日本経済新聞社サントリー学芸賞)、『現代税制改革史』(東洋経済新報社租税資料館賞)など。2016年6月に、膵臓がんステージ4bとの診断を受け、治療を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ステージ4bで転移があるのでしょうが、それでも1年以上も元気な膵臓がん患者はけっして稀ではありません。どういう点が、元国立がん研究センター院長の垣添氏に「私は見たことがない」と言わせているのか、気になるではないですか。

著者の石弘光氏は、2010年に前立腺がんになったときの闘病記を書いておられます。二度目のがんということなのでしょう。しかもよりによって膵臓がん。

はて、がんをどのように考え、闘病しているのか、関心が沸いてきます。

さっそくAmazonでポチッとしました。

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2017年10月19日 (木)

カスカビアンさんのブログ

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カスカビアンさんがブログ『入院8日目 救いは有るよね 』でつぶやいています。ま、ほとんど賛成ですわ。

パンキャンは今のところあてになる団体ではありません。HPがまともに更新されない団体にろくな所は有りません。
此のままでは病との闘いに力尽きた人々も救われません。何とか患者が横に繋がって命のリレーをしながら声をあげ続ける集団は出来ないものでしょうかね。後の世代に救いを届ける為に。

パンキャンは頑張っているのかもしれないが、ブログの構成がほんとにわかりづらいです。特殊なブロガーを使っているらしく、WordPressにすれば良いものを、と思います。

「すい臓がんカフェ」も患者同士のつながりはできても、じゃ、それでもって厚生労働省に圧力を!はなかなか難しい。エネルギーがいる。カスカビアンさん、いい知恵を出してください。

最近新しいブログを立ち上げるべく、WordPressをいじっているのですが、これがめちゃ使いやすい。

ま、そのうちオープンしてご連絡しますけど。隠しておくかもしれない。

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2017年10月17日 (火)

合掌

カフェオレさんも、ソラさんもか。
10年間、たくさんの方を見送ってきたけど、無念さとご苦労様でしたの気持ちしか伝えられないなぁ。

多くの同病の方の最期を見ていると、ご本人も今日死ぬとは感じていない様子で逝かれる場合が多いようだ。本当に断崖を落ちるかのように急速に弱って逝かれてしまいます。

がんは末期でも自覚症状の全くない長い期間がありますが、凶暴な膵がんの場合は自覚症状が出てきたら数ヶ月とも言われています。

ただ、言われているほどには膵臓がんの最期も、激しい痛みに襲われる方は少ないような気がします。中には死ぬ数時間前に痛みが出た方もいるほどです。

上部の腹腔神経叢に近いと痛みが激しいのでしょう。十二指腸に近い場所だとそれほどでもないです。

皆さんのご冥福をお祈りいたします。

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2017年10月15日 (日)

今日の一冊(82)『不老超寿』

高城剛氏は、この本の執筆中の2016年6月に膵臓がんが見つかったという。

ステージ-1の膵臓がん?

実際はマイクロRNA検査によって膵臓がんの兆候が見つかったということだ。

マイクロRNA検査とは、現在国立がん研究センターなどが開発している「血液一滴で13種の早期がん」を見つけようとする検査方法だ。

国立がん研究センター(東京都)などは、血液1滴で乳がんなど13種類のがんを早期発見する新しい検査法を開発し、来月から臨床研究を始める。同センターの研究倫理審査委員会が今月中旬、実施を許可した。早ければ3年以内に国に事業化の申請を行う。

一度に複数の種類のがんを早期発見できる検査法はこれまでなく、人間ドックなどに導入されれば、がんによる死亡を減らせる可能性がある。

検査法では、細胞から血液中に分泌される、遺伝子の働きを調節する微小物質「マイクロRNA」を活用する。がん細胞と正常な細胞ではマイクロRNAの種類が異なり、一定期間分解されない。

同センターや検査技術を持つ東レなどは、がん患者ら約4万人の保存血液から、乳房や肺、胃、大腸、食道、肝臓、 膵臓すいぞう など13種類のがんで、それぞれ固有のマイクロRNAを特定した。血液1滴で、がんの「病期(ステージ)」が比較的早い「1期」を含め、すべてのがんで95%以上の確率で診断できた。乳がんは97%だった。

膵臓がんの検出率が95%と精度が高い期待される検査法である。

高城氏が受けた検査は、このプロジェクトにも参加している広島大学の田原栄俊教授の開発した「ミアテスト」である。

この本で高城氏は、「予防医学」ならぬ「予測医学」を提唱し、病気の早期発見と細胞の寿命を決めるといわれているテロメアを伸ばすことで「不老超寿」を得ようと提唱する。そのための国内で可能な最先端の検査方法を紹介している。

  • 分子栄養学に基づく「栄養分析プログラム」
  • 遅発性の食物アレルギーを知る「IgG検査」
  • 体の酸化度を知る「酸化抗酸化検査」
  • 腸内細菌を知る「腸内フローラ検査」
  • 遺伝子強度(テロメア)とがんリスクの評価を行う「ミアテスト」

等を上げている。

未病の発見は、現在のところ個人に委ねられている。いまや、いかに病気にならないかは医療ではなく、自己で身を守る防衛手段を活用することによる。その手段がテクノロジーの普及によって、誰もが手に取れるようになったのは、ここ数年の話だ。

一方で、国内の大手企業が販売している高価なEPAサプリメントのほとんどが酸化しており、返って害になると、手厳しい。

マイクロRNA検査は確かに期待される検査方法であるが、この検査で見つかったがんの兆候が、本当に腫瘍として大きくなるのか、これからの開発の過程で臨床試験によって明らかになるでしょう。また、がんを持った患者の血液だけにマイクロRNAが流れているのではなく、健常者に比べて数倍多いということなので、その閾値をどう設定するかも課題です。

さて、高城氏のステージ-1の膵臓がんは、頻繁な航空機での海外旅行による放射線被ばくを低減(仕事を控える)と大容量ビタミンC点滴によって、膵臓がんのリスク値が下がったそうである。

膵臓がんのリスクは放射線被ばくだけではないし、大容量ビタミンCががん細胞に効くとは思えないが、高城氏も言うように効果は人それぞれだ。

ビタミンCががん治療に無効であることは、30年も前に実証されているのであり、臨床的に活かせると思えるエビデンスは皆無です。高城氏が持ち出している論文は実験室のマウスレベルの試験であり、人間に対するものではありません。

高濃度ビタミンC点滴療法に関する今村文昭氏の論考『[第5話]高濃度ビタミンC点滴療法』が参考になります。

VitC(ビタミンC)点滴療法を肯定する意見には,疑うべきバイアスが数多く存在します。そのいくつかについて解説します。
■「がんが消えた」:よくある症例の記載ですが,これはVitC点滴療法の効果というより,並行して行われた適切な治療の効果と考えるべきです(CMAJ. 2006[PMID:16567756])。
■「動物実験で効果が得られた」:鍵となる論文の一つでは,がん細胞株をマウスに移植しVitC点滴によりがんの縮小を観察しています(PNAS. 2008[PMID:18678913])。この細胞株の選択は43種についてin vitro実験により効果が期待できそうなものを3つ選んだものです。その他の細胞株種については検討されていません。

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2017年10月11日 (水)

パープルストライドとがん撲滅サミット

11月はイベントで忙しくなりそうです。

11月5日(日) パンキャンの「パープルストライド神奈川・東京2017

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膵臓がん患者は参加費無料です。(寄付をお願いされます)

私も久しぶりに参加して皇居内をウォークしようかと。例年膵臓がん患者の参加は少ないようなので、参加して盛り上げます。

11月12日(日) がん撲滅サミット

光免疫療法の小林久隆氏と3.11後の国会証人喚問で政府に怒りをぶつけた児玉龍彦氏が登壇します。

入場チケットの申込みは10月17日18時までとなっています。

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どちらも楽しみです。

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2017年10月 8日 (日)

『すい臓がんカフェ』空きがあります

『すい臓がんカフェ』
今回はまだ充分に空きがあります。出足が遅いようですね。

こちらの申込みフォームからどうぞ。

【日 時】2017年10月29日(日) 13:10~16:30 (開場12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分
       Luz大森 4階 入新井集会室
【参加費】300円
【定 員】120名
【講 演】特定非営利活動法人Smile Girls 善本考香(よしもと としか)さん
             『このまま死んでる場合じゃない 私が治ったわけ!!』
【交換会】患者さん同士の情報交換

今日から二泊二日で伊豆・修善寺温泉です。術後の快気祝いで行ってから10年目の旅です。

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